heartbreaking.

中年の末路とその記録

堕・ち・ろ………。

俺は 嘘つきじゃない… 今日は此処から抜け出そうとして
アンタの言葉に 追い詰められて 俺は…

また大切な 思い出を ひとつ 壊してしまった
もう… 破片を集めても 元には戻らない…

無残に欠けた… ヒビ割れてしまった…
ああ… まるで 俺みたいだな

吐きそうだ… 胸に何かが突っ込まれたみたいに
吐く…

……終わりかもしれない

吐き出しても 胃液が出るだけじゃないか
みっともない…

危うく 殺すところだった
俺は どうなるか もう解からない

それを 引っ掴んだときは どうなるかわからなかった
その 全てを 破壊しようと していた

なんで 悲しむ必要がある
これは 俺の問題だ これ以上 介入してくるな

これ以上は 限界だ … 終わるしかない

吐く…

結局 俺の気持ちなど 解かるはずがない

俺が 此処から出られないのは…
……俺のせいじゃない

この体は崩壊寸前で
埋め込まれた異物で俺の体は内側から 確実に蝕まれている

それが この体を突き破って 全てを破壊し尽くす
確実に それは やってくる

全てが 壊れるんだ…

アンタが 刃を持って 俺を 殺しにくるんじゃないかって…
そんな 幻想を抱きながら…

このドアの向こうで… そんな気配がすれば
俺は きっと 楽になれる


goo blog funamushi2 - 2005-03-14 00:00:01 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )