窓辺に吹く風に 白い天使の羽根が舞う
貴方の指先が奏でる 儚くも美しいメロディーが
今日も 私の心を捕らえて離さない
その細い指先が ピアノの盤上を跳ねるように
天使が湖面に降り立つような繊細さで
まばゆい光が 霧の様に優しく 私の体を包み込んでくれた
貴方の奏でる美しい旋律は きらめく光へとその姿を変えながら
数多の奇跡を 生み出す魔法のように 人々の心を魅了する
ああ・・ こんなにも 愛が溢れ出して止まらないなんて・・
命の炎を燃やすような情熱を 密かに その胸に宿しながらも
奏でるメロディーは こんなにも優しくて 暖かい
どちらの姿が 本当の貴方なのですか
時々 解からなくなるほどに 似ても似つかぬその姿
いえ・・ どちらも 本当の貴方なのですね
激しい嵐を身に纏いし貴方も
静寂を愛する貴方も
どちらの表情も 紛れも無く 神が与え賜うた奇跡なのです
貴方に会いたい
適わぬ恋に 何処までも堕ちてゆく
この心がガラスのように 砕け散ることも恐れずに
(伊藤賢治殿への想いを綴った詩です)
goo blog funamushi2 - 2005-03-29 12:40:25 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )