heartbreaking.

中年の末路とその記録

ポドールイ。

今にも 消えてしまいそうな 儚いメロディーが
町並みを 白く染めていた

冷たい空に そっと手を差し伸べる

手のひらに 舞い落ちた 一粒の雪が
幻と 消えてしまわぬよう
瞳を閉じ 願いを込める

この一粒が 美しい結晶のまま
いつまでも 輝き続ければいい

ぬくもりに触れたら 容易く消えてしまう
儚い存在だからこそ
こんなにも 愛しい

空から生まれた 永久の旅人のように
誰も 掴むことが出来ない

雪の 結晶のような
貴方の 音の世界に

私の全てを ゆだねていたい


goo blog funamushi2 - 2005-06-02 18:36:09 コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )