heartbreaking.

中年の末路とその記録

己を構成する核となる記憶と、その周りの言葉の衛星

小学校低学年までの写真を整理していたのだが……、酷いことされてたワリには笑顔の写真が多くて。そんな笑顔の幼き自分を見ていると、今の俺は胸が痛くなる。俺は、幼い日に踏みにじられた、幼い日の自分の人権を取り戻したい。

何でこんなに、笑顔なんだ。俺はあんな行為が気持ちイイなんて小さい頃は全然認めてなかったのに、何であのときもっと怒らなかったんだ。俺は優しすぎるんだ。だからナメられて、利用されたんだ。

…… ああ、頭が割れそうだ。人は嫉妬と妬みを糧に生きているんだ。今の自分を構成する核となるトラウマを中心として、それとは無関係なドウデモイイ人間たちの心無い言葉がその周りを衛星のようにグルグルと回り続ける。

俺もそうだ。幼児期の長い虐待生活の痛みを中心として、それとは無関係な人たちの心無い言葉が、虐待の痛みの周辺を衛星のように規則正しい軌道で回り続ける。一度、軌道に入りこんだ誰かの言葉は毎日アタマの中で、忘れるなと言わんばかりに何度も繰り返し、繰り返し、ノイローゼになるまで俺を攻め立てる。

ソレも可笑しいぐらい規則的に、毎日その言葉達が頭の中を巡るんだ…… 内側から食い潰すような残酷さで。貴方も、今となってはドーデモイイ人間の心無い言葉が頭に残っていて、その心を切り刻んでいるんじゃないのですか?

どんな些細な言葉でも、それを聞いた誰かの心にいつまでも残る危険性がある。例えば、身体的欠陥を付かれる場合… 「小さい」 とか言われるとソノ言葉が永遠と心に残ってるんじゃないか?それも、学生時代に大して仲良くも無かったドーデモイイ人間の言葉だったりしてね…、ああ笑えるね。俺も忘れてないからね。相手にとっても俺はドーデモイイ存在だったからこそ、そんなわざわざ言わなくてもイイような冷たい言葉が吐き出せたんだろうけどね。あと、会社の同僚で大して仲良くも無い人間に言われた言葉も、嫌味なぐらい頭に残ってるね。

俺の醜い裸体を見てからかわれて、アチコチ触られた事も。殺してやろうかと思ったが、相手が手術でお世話になる医者だったので。その下卑た笑い顔と、無遠慮に触れてくる指先に感じてしまった嫌な記憶だけが頭にこびりついて、それも言葉の衛星の一つになっている。

俺は、医者が苦手だ。ああ話がズレまくって何が言いたいのかサッパリだな。

goo blog funamushi2 - 2005-07-06 02:01:20 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )