heartbreaking.

中年の末路とその記録

己を卑下しすぎている

実は自分は才能があると思っているくせに、過剰なまでに己を卑下する人間って・・ 何か裏がありそうで怖い。

俺も裏は有りますけど。絶えず主張し続けるもののくせに、それを卑下することは、嫌味以外のなにものでも無いです。ましてや、自分の記事はつまらないだの、そんなことは微塵も思っちゃいないくせに。俺は自分の卑屈さを知っているので、人様の卑屈さもすぐに見破れます。

仮想世界では通用しても、現実世界で己を卑下しすぎると馬鹿にされて誰にも相手にされなくなりますよね。うっかり「ああ、すいません。俺の仕事が遅くて」とか口走ったら最後、「確かに、遅いね」「・・ そうだね」って肯定されてしまった場合、自ら墓穴を掘ってその中に飛び込むようなもんです。

相手にそう思われているんじゃないか?って不安な気持ちになるとき、あえて己を貶めることで相手の心理を探ってしまうのですが・・・。世の中には、相手の心理の更に裏を付いて心理的に打撃を与えるのが趣味な悪質な人間も居るので、気をつけた方が良いです。

貴方の仕事が、実際には遅くも無いし何の問題も無かった場合でも、貴方が迂闊に 「私の仕事が遅くて」とか己を貶める言葉を第三者に吐き出した場合、「そうだね」 と肯定する事で貴方を追い詰めて。苦しむ貴方を観察するのが趣味な人間だって居るのです。

ウツ病になりやすい人間は、己を卑下しすぎている場合が多いと思います。実際には何も劣ることはないのに己を過小評価しすぎるから。最後には自分も信じられなくなるし、自分を認めてくれない他者も信じられない我侭な人間になってしまいます。俺も、そうでした。

goo blog funamushi2 - 2005-07-13 06:07:45 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )