heartbreaking.

中年の末路とその記録

Leiermannさんへ(3)/偽うつ病患者は、誰にも見破れない危険性が有る

「汝、己の鬱病を語るなかれ」

上記の記事に関してですが、俺のこちらの記事に頂きましたLeiermannさんへのお返事を綴りたいと思います。

過去の体験は一回きりのものでは有りません。それがトラウマというものなんです・・

薬を飲まなくてもいい時が訪れるときの為に、今、薬を飲み続けるという行為は、内臓疾患などの、あきらかに医学的に薬が必要と判断される場合においては必須ですが(内臓疾患でも、薬に合う・合わないが有るのですから、うつ病の薬など安直に飲み始めれば、体に適合せず、どんな恐ろしい弊害をもたらすとも限らないですよね。うつの薬を飲む行為が危険だとは思いませんか?

心理的な面においては、神でも無い限り、その人が果たして本当に「うつ病」と呼ぶに値するほどの精神的苦痛をもっているのかどうかというのを正確に判断することは不可能ですよね。

実際、精神的な面まで、医学が完全に掌握しきれていないと思うんですよね。また、その人のバックボーンが起因しての事ですから、到底、医学的な見地から、その人が、本当に うつ病に値するか否かを判別するのは不可能だと思うんですよね。

つまり・・ 「うつ病です」って、その人が、嘘ついてても、誰にも見破れないと思うんですよね。それが問題点です。

単に己の逃げ道を作りたいが為に「うつ病です」って信じ込むままに、本来飲まなくてもいい薬を飲み続けている人が多いと思うんですよ。医者は儲けたいから、そりゃ「うつ病かもしれない」と病院や精神科に駆け込めば、親身になって薬も出してくれるでしょうよ。ソレが商売ですから。騙されちゃ駄目ですよ。

> 抗鬱剤が鬱病の治療に全く役立たないと考えなければ出てこない表現です

裏を返せば、必ずしも、抗鬱剤が効果を発揮するという確たる証拠も無いわけですよね。人それぞれに、生きてきた環境も違いますし、性格も違いますから。ですから「薬を飲むな」という点において俺の主張と、貴方の主張は50/50です。

> 鬱病の人間が周囲に迷惑をかけるのであれば、
> 薬を使って早く直した方が良いのではないですか?

周囲の人間に迷惑をかけるような人間は、「我が侭なだけ」か、もしくは「甘えている」だけです。甘える環境も無く、庇護される場所すら無い人達は、うつ病などというご都合主義な病気に甘えている暇など無いのです。それを直視できず、悪あがきする人ほど、甘えたがりのウツ人間であると判断できます。

「フラフラする」に疑問を感じられたようですが、ハルシオン等、不眠症に適応する薬と、その他の薬を併用する場合、何日も眠り続ける場合もありますよね。ですから・・・、↓

> 鬱病の治療に最も良い方法は「ひたすら何もせず怠ける」ことです

↑誰かに庇護されている身なら、それも許されるでしょうが、甘える事も許されぬ厳しい環境に生きる人達は、そんな時間は到底持てませんから。薬を飲まずとも、辛い環境で生きてる人達から見れば、うつ病だとのたまう人間は、単に我侭の甘えたがりにしか映らないでしょうね。また、そういった視線を甘んじて受けるべきが「うつ病患者」なんですね。プライドは捨てた方がイイでしょうね。

> 「誰かに庇護されて寝たまま」でいることしかありません。

では、それが叶わぬ環境に生きる人達は、どうすれば良いのでしょうか?これからは少子高齢化社会。一人身のまま老いてゆく人が増えると思います。俺も独身のまま死ぬと思います。ですから、俺は、なるべく余計な薬は飲みたくありません。

むしろ、薬を飲むよりも、自己啓発に励む方が建設的であると言えます。

自殺したい衝動を持つ人々や、引き篭もったニートを救えるのは、医者が出す「薬」では有りません。むしろ、薬を飲む事により、心が病んでゆく人達も見てきました。最悪な場合、薬を飲んでも直らない精神的病に苦しんだ末・・自殺するというパターンすら有ります。故に、薬を飲む事が絶対正しい方法であるとは言えません。

また、内科で「うつ病」と言って弱々しく見せただけで簡単に薬を出す駄目な医者が多すぎます。それも問題点です。本来、必要もない薬を、飲んで負のループに嵌まり込む暇があるならば、薬などゴミ箱に捨てて歩き出せばいい、と俺は主張しているのです。

そして、俺が敵対視しているのは「ナマケモノの うつ病患者”もどき”」です。身体的にも精神的にも決定的な理由が有る、うつ病患者達が今現在服用している薬と、全く同じ薬を、ナマケているだけの偽うつ病患者が飲みながら怠惰さを世間にアピールすれば・・・、本当に苦しんで薬を飲んでいる人達すらも「ああ、怠け者のうつ病患者と同じ薬飲んでる」って、同一視される可能性すら有るのです(いや、ソレが主張の根幹では無いのですが、

また、うつ病が、あまりポピュラー化されてしまうと・・・・ 例えば、犯罪者が犯罪を犯す前に鬱の薬を飲み続けていたとします。その後に、犯罪を犯します。でも「薬を飲んでいた」という揺ぎ無い事実が有れば「精神が病んでいた」という理由の下、被害者がワケの解らぬ苦行を背負わされる可能性だって有るのです。

ですが、貴方の実習に関して、俺が勝手に推測で物を言った事に対してはお詫びします・・。誰にも人の苦しみなど解るはずは有りません。このブログに綴られた貴方の言葉が、貴方の苦しみ全てではないですし。貴方の辛い過去をほじくり返してしまった事で、また貴方が鬱状態にならないとも限らないですし(嫌味では無いです。

> 多くの病気で「ストレスが原因で発病する」ことは多くあって、
> 鬱病もその例外ではないということなんです。

ストレスが原因でうつ病になる、というのは可笑しいですよね。ストレスと、鬱な気分は表裏一体です。人間、生きていれば誰しもがその苦しみを背負っています。その苦しみの大小は勿論有ります。

援助交際の喩え話ですが・・、それはまた別次元の話ですよね。性欲の話と、うつ病に関する話は別ですし。何もする気力が無いのが、うつ病なのですから。

(実は密かに、rangelife422 さんの痒い所を掻く為の記事でも有る)

goo blog funamushi2 - 2006-01-08 00:05:18 コメント ( 15 ) | Trackback ( 2 )

コメント

Unknown (jack)
2006-01-08 01:14:08
鬱な気分とうつ病は別物じゃないでしょうか。
うつ病というのは、脳の調子が悪くて脳内物質がちゃんと分泌されず(胃の調子が悪くて胃酸がちゃんと分泌されないのと同じように)、その結果として心の具合がすぐれなくなる病気のことなのでは……いや、詳しく知りませんが。
問題にすべきは、今のところうつ病の診断方法があまり精度がよろしくないと言うことであって、うつ病そのものとかうつ病患者ではないのでは。
うつ病じゃないのにうつ病を詐称している人を、非難してらっしゃるんですよね?
何か、ごっちゃになさってませんか?

jackさん (ゆがんだはしご)
2006-01-08 03:23:30
うつな状態=うつ病です。とは、
俺は一言も言っていませんよね。
確かに、うつな状態=うつ病とは限りませんし、
ですが、うつな状態≠うつ病とも断定できません。
ですが、別物という判断も、どうかな~と思います。
貴方の言う通り、
医学的見地から見れば、そのような分析結果になるのでしょうが、
だからといって、それが必ずしも
その人物の精神的苦しみの根幹を解決できるものとは限りらないですよね。
そこが難しい問題だなと思います。
現状では、それを見分ける精度の問題もありますよね。
「医学的」に、うつ病である、と断言できるシステムでも整えば、
今、詐欺している うつ病患者たちを排除できると思うのですが。
そもそも、「うつ病」自体を俺は根絶したいと思っています(無理、、
症状によって与える薬に応じての病名で呼べばいいだけの話で、
「うつ病」という大きな枠に全てを当てはめてしまうのが危険だと思います。
その傘の下に、なまけものの偽うつ病患者がまぎれやすくなるからです。
俺も、もっと意見を練ればよかったのですが、
なにぶん、感情論のみになっておりますので
お恥ずかしい次第です。

mata (Leiermann)
2006-01-08 04:58:46
 まず、私の過去の体験を誤解されていたことに謝られる必要はありません。別に私は同情していただくことを目的として書いたわけではないですから。
 それから、あなたが「偽鬱病者」を批判したいという意図はわかりましたが、私は元々「偽鬱病者」には興味がなく、元の記事では本当の鬱病者のことを書いていたということをまず念頭に置いてください。
・あなたの目的について
 まず最初にお伺いしたいのですが、あなたは「偽鬱病者」を排除したいだけなのか、それとも「鬱病者」全般に言いたいことがあるのか、どちらなのでしょうか。
 前者だとして、「偽鬱病者」を排除するために、本物の「鬱病者」に迷惑がかかっても構わないとお考えですか、それとも違うのでしょうか。
 それともう一つ、あなたの考えておられる「偽鬱病者」の範囲はどのようなものになるのでしょうか。あなたの文章を読んでいると、結局抗鬱剤を使っている人全てが「偽鬱病者」になってしまいそうなのですが。
・鬱病の診断について
 まず、嘘を吐いて薬を入手できる、あるいは医者は設けたいから薬を無闇に処方するという問題は他の病気にも当てはまるのであって、鬱病だけを特別視する理由にはなりません。
 それから、「ストレス」に関して前回私が書いたことを理解していないものと思われます。
 「ストレスが原因で発病する」というのは、殆どあらゆる病気に共通することです。癌、脳卒中、高血圧から風邪、インフルエンザまで殆ど何でもそう。ストレスは免疫力を低下させ、自律神経系に悪影響を及ぼすのです。
 無論、人間には生まれつき備わった復元力というものがあるから、度を超さなければ、時間と共に快復することができる。しかし、ストレスが度を超してしまうと、自然には元の状態に戻らなくなってしまうのです。それが病気ですよ。鬱病も例外ではありません。
 逆に言えば、黙って耐えていれば自然に元に戻る状態は病気ではないのです(感染症は少し違うが)。
 冷たい言い方ですが、もしあなたが薬を飲まずとも治ったのであれば、あなたの状態は鬱病ではなかったのでしょう。つまり、あなた自身が「偽鬱病者」だったのではないですか?
・抗鬱剤について
 まず、あなたは抗鬱剤の危険性を問題視されていますが、勿論薬というものは全て危険だと思いますよ。薬なんて飲まずに済むなら飲まないに越したことはない。
 でも、病人の立場にとって考えてみてください。飲まなければ死ぬかもしれないし、それこそ廃人同様になって他人に依拠してしか生きられなくなるかもしれない。
 要は、飲もうが飲むまいが危険なのだから、危険が小さい方を選ぶしかないでしょう。病人というのは常にそういう厳しい二者択一を迫られている訳です。そのことはおわかりですね。
 また、抗鬱剤の効果を疑問視されていますが、薬というものは全て、動物実験や臨床試験を経て、偽薬と比較して統計学的に効力が証明されたものでなければ使うことが許されません。従って、この点において私の主張とあなたの主張は対等ではありません。「薬を飲むな」という主張をするならば、既存のデータを反駁するデータを提示するほかないでしょう。それができない限り、「薬を飲むよりも、自己啓発に励む方が建設的」との主張は根拠を持ち得ません。
 なお、おわかりと思いますが、世の中には「必ず効く薬」は存在しないことをお忘れなく。間違った処方をすれば薬は毒になるし、薬が効かない体質の人もいますし、病状が重ければ薬が効いても焼け石に水です。
・「甘え」について
 「周囲の人間に迷惑をかけるような人間は、『我が侭なだけ』か、もしくは『甘えている』だけ」だと一刀両断されていますが、それは余りにもむちゃくちゃです。子供・病人・老人・障害者は他人に依存せずには生きていけませんが、これは「我が侭」で「甘えている」だけなのでしょうか。違うでしょう。そして実際、鬱病者は病人なのです。
・偽鬱病者について
 私は「偽鬱病者」には興味がないのですが、この話を余りに吹聴すると、本当の鬱病者が一番迷惑を受けるということだけは指摘しておきたいです。「援助交際」の喩え話で言うならば、「援助交際をしていない、圧倒的多数の女子中高生」が「本当の鬱病者」にあたります。あなたはこの話を「性欲の話」だと思って「別次元」だと切り捨てておられるが、私の意図を読めていません。「不当な一般化」によって迷惑を受ける人のことを言っているのです。
 なお、精神科の薬を飲んでいただけでは心神耗弱の扱いになどなりませんよ。池田の小学校の事件の犯人は抗精神病薬を飲んでいましたが、死刑になりました。
・他人に厳しい環境を押しつけることについて
 さて、ここが一番気になるのですが、あなたは「もっと厳しい状況にある人がいる」ということをもって、病人が最善の措置を受けるのを「甘え」だと呼んではいませんか?
 恵まれた環境がある人が、その環境からの恩恵によって病気を治すのがいけないことですか?むしろ、恵まれた環境にあることを祝福してあげるべきではないですか!
 そんなことを言えば、あなたのような悲惨な家庭環境の人もいるのだからと、子供が親からの愛情を受けて育てられることさえ「甘え」だということになってしまいますよ。それはおかしいでしょう。
 責められるべきは、豊かさではありません。貧困をもたらしたものを責めるべきなのです。
 あなたは「では、それが叶わぬ環境に生きる人達は、どうすれば良いのでしょうか?」と問われているが、「それが叶う環境を作るようにしよう」というのが私の答えです。そういう制度の不備は、ひとえに社会の怠慢です。それだけのこと。
 ただ無論、現実問題として「うつ病だとのたまう人間は、単に我侭の甘えたがりにしか映らない」というのは確かですし、「プライドは捨てた方がイイ」のは事実でしょうね。世の中に誤解は余りにも多いですし、それを一々正していては身が持ちませんから。特に、気力が弱っている鬱病者の立場では(だから、病から解放された私があんなことを書いたりしている)。
 ただし、他人の目にどう「映る」ということと、事実が「どうであるか」ということは別だということは注意した方が良いと思います。実際に鬱病者が「我侭の甘えたがり」だと言う人は、自分が鬱病になってみればいいんだと思いますよ。個人的には絶対にご免ですがね。もう一度鬱病になるか、刑務所に入るかと言われれば、迷わず刑務所に入る方を選びますよ、私は。

Unknown (tinkoji)
2006-01-08 11:37:15
こんにちは。
鬱病のことはよく分かりませんが、ゆがんだはしごさんの言いたいことには一本筋が通っていると力強く言いたい。至極まっとうなことを言っていると思いますよ。

Unknown (jack)
2006-01-09 01:00:47
「うつ病と鬱な気分」は、多分「風邪と熱」とか「結核と咳」くらいには違うと思います、よ……。

Leiermannさんへ (ゆがんだはしご)
2006-01-09 01:23:01
このような感情論のみのブログに
お忙しい中、長文でお返事いただき有難うございます。
・ 目的
鬱病者も、偽鬱病者も、医学的に確たる証拠(内臓疾患・神経系の病等)
を得られない者に関しては、
それを完治させるのは神の領域ですよね。
人間の思考まで、果たして医者やカウンセラーが何処まで
掌握しきれるかという話ですよね。
ですから、鬱病者も・偽鬱病者も、この世には存在しないのですよ。
我侭で甘えたがりの人間が作り出したご都合主義な病気なのです。
薬で人間の精神を操作し、更に、その人物の思考までも
ポジティヴに変えようなどと・・なんと恐ろしい勘違いだろうか!
と思いますよ(医者・カウンセラー等に対して、
鬱病者 自体が、医学的に確たる証拠の上に
世間様に「であるからして、鬱病である」と
大手を振って言えない状態ですよね、今んところ。
医者も、カウンセラーも、そして精神が病んでる本人も、
やましさが有るから、決定的な結論を出せないんですよ。
だから神の領域なんですよ、これは。
ですから、貴方の鬱病に関しての記事に対して苛苛したんです。
・ 鬱病の診断について
他の病気と、うつ病とは 同一視出来ないですよね。
鬱病の薬を飲まなければ、その人物は必ずしも死んでしまうという立証は無いですからね。
ストレスについてですが、それが原因で内臓疾患や、その他の病になる事と、
ストレスが原因で、うつ病になる、という事は、
全く意味が異なっています。
後者を擁護する場合、
ストレスが原因で、ストレスになる。みたいな妙チクリンな見解になりますよ?
俺自身が、偽鬱病者だったのではないか?という意見についてですが、
鬱病自体が、本来、存在すべきではない偽者の病気なのですから、
今現在、確たる原因も無いままに薬を飲んでいる人間は全て偽鬱病者であり、
うつ病という病気自体が、すでに疑わしい病気であると言えますよね。
・ 抗鬱剤について
うつ病な人達が、薬を止めたからといって、たちまち死に直結するという
医学的な根拠は無いですよね。
そうゆうタイプの人間は、もともと自殺願望があって、
死に限りなく近い場所に居るネガティヴな人間だったというだけの話ですよ。
薬を飲むのが、危険が小さい手段であると断定できますか?
本当に?
うつ病の薬を飲み続け、病んだ精神が回復すると信じていたのに、
最終的に自殺してしまう人だって居るのですよ。
厳しい二者択一以前の話で、
飲もうが飲むまいが、どちらにせよ、どちらが完全に正しい手段であると名言できない現在の状況下で、
一握りの、うつ病(?)克服者の体験談を元に、
「だから、鬱病の薬を飲んで、早く治すべきだ」という考えは、
必ずしも、万人に当てはまる助言では無いと思います。
抗鬱剤を動物に投与して実験したとして、
果たして、その動物の精神を、どのように判別されるのでしょうか?
動物の言葉がわかるのでしょうか?
必ず効く薬が存在しないからこそ、
尚更、鬱病の薬を、
口頭だけの診断の下に出すのは危険だと言っているのです。
・ 甘えについて
いや、その理屈そのものが、余りにもむちゃくちゃです。
他人に依存も、ほどほどにしなければ。
最近、甘えてる子供が多いと思うんですよね。
ニートが増えてんのも、うつの薬が少なからず関係してますよね。
・ 偽鬱病者について
本当の鬱病者が迷惑を蒙らない為に、
偽鬱病者を、この世から完全に排除して、
本当の鬱病者達には、
処方する薬・症状 個々に応じた病名をつければいいと言っているのです。
・ 他人に厳しい環境を押し付けることについて
恵まれた環境にあるならば、
最初から、うつ病になどなる原因が無いじゃないですか。
それこそが、甘えですよね。
俺の話が、不幸自慢みたいに聞こえてあざ笑う人間が居るならば、
それは単なる、ひがみ であり、
己が如何に苦労を知らない甘えたがりのボンボンであるかを
安易に認めたくないだけの話ですよね。
でも確かに、「社会の怠惰」という点には同意です。
俺も今の、日本政府に対しても、社会に対しても怒りを感じています。
昔の人間は、日本の未来に希望的観測が持てましたし、
リストラや、派遣社員により正社員の居場所が無くなるなどの理不尽さも無かったですから、
確かに、この先の日本を憂いて精神的に病んでしまうのは解らないでもないです。
が、それとこれとは別の話。
我々平民が、どんなに足掻こうとも、
今も昔も、平民の暮らしはそんなに大差ないのです。
苦しみが特に増したというわけでもありません。
むしろ今の社会は、物が豊かにあふれすぎていて恵まれています。
その中で、うつ病という病が生まれたのも実に不明確な話です。
> 自分が鬱病になってみればいいんだと思いますよ
鬱病自体が、医学的な検知から断言できない
実に、やましい病気である限り、
今を生きる事に必死な人達は、
そんなご都合主義な病にかかる暇もないだろうと思いますので、
その点の心配は無用だと思います。
鬱病になるか、刑務所に入るかの例え話についてですが、
刑務所に入って、鬱病になった場合は、
どうされるおつもりでしょうか。

tinkojiさん・・・・! (ゆがんだはしご)
2006-01-09 01:24:00
こんばんは。
実は、昨年からずっと貴方のブログを拝見しております。
まさか、遊びに来てくださるとは・・感激しています。
うああ、鼻血が止まらないです。。。
貴方の絶妙なセンスに・・いつも脱帽しています。
ここのところ、鬱病について考えすぎて
根暗ブログになりそうで怖いです。
早く軌道修正して、愛を叫び続けたいと思います・・
うわー、、でもホントに嬉しいです。
まさか貴方にコメントいただけるなんて。感激ぃ~!
ずっと見つめるままにコメント出来なかった人から、
コメントが付くと、まるで夢を見ているようで・・嬉しいです。
イヤッホ~ゥ!(壊れた、、、

jackさん (ゆがんだはしご)
2006-01-09 01:54:59
前述した通り、
鬱な気分=うつ病であると、俺は断言していません、が。
それと、この間の貴方のコメントで、
「頑張って死んでください、気合いで。」って部分ですが、
これは悪意なのか、それとも冗談なのか、
どちらなのでしょうか。
悪意か冗談かの判別が付き辛いのも、
文字だけで交流する仮想世界の問題点なんですけどね。

うつ病について (τ)
2006-01-09 02:03:23
根本的な誤解があるようなのですが、
うつ病は、「『心』に異常をきたす病気」ではありません。『心を司る器官』すなわち『脳』の機能に異常が生じる病気です。その点で、他の疾患(脳以外の器官の疾患)と本質的な違いはありません。
実際のところうつ病の完全な病理がわかっているわけではありませんが、セロトニンなど、ある種の神経伝達物質の分泌に慢性的な異常が生じることが原因の一端であることはわかってきています。
したがって、一度うつ病にかかってしまうと、元々の本人の性格に関係なくうつ症状が発症します(もちろん病状そのものに個人差はあります)。決して、うつ病によって希死観念を持った人が、元々希死観念を持ちやすい性格であるというわけではありません。
そしてこの、正しく働かなくなってしまった脳の機能に補正をかけてうまく働くようにするのが抗鬱薬です。例えば抗鬱薬の一系統であるSSRI(選択的セロトニン再吸収阻害薬)は、神経細胞から放出されたセロトニンが再び吸収されるのを阻害し、脳内のセロトニンの量を多くすることを目的とした薬物で、実際に臨床で使われ効果を発揮しています。
繰り返しますが、うつ病は脳の生理機構に異常が生じる病気です。その点で他の病気との本質的な違いがあるわけではありません。私が例え話として風邪を比較に出したのもそのような認識があってのことです。
コメントの中で「医学的に立証されているわけではない」ということを強調されていますが、実際に症例を調べてみてはいかがですか?

私が書いていることをきちんと読んでいますか? (Leiermann)
2006-01-09 02:37:58
 正直言って、言葉の通じない無力さを感じてきました。
 「神の領域」という言葉からは、もはや創造論者さえも連想しました。心情的に進化論を認めたくないばかりに、科学的な根拠から目を背ける。あなたの言っていることはそれと同じですよ。
 はっきり申し上げますが、あなたは他人に厳しい言葉を投げかける割には、余りにも下調べが少なすぎます。新書本を一冊詠めばわかる程度の間違いだらけです。
 以下に、精神科医の方が書かれたサイトを挙げておきますから、一度読まれてみてください。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/dep0.html
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/deplec.html
 これらの記事から、以下適宜引用します。
・鬱病という病気について
 あのですね、鬱病という病気は、ギリシャ時代の文献に既に載っているのですよ。あなたは誤解されているようですが、「鬱病が存在すること」は学会で明白に認められています。一方で、鬱病を否定する科学的根拠はどこにもない。あなたが「鬱病は存在しない」と主張するのならば、その根拠を集めた上で、論文にまとめて、学会に提出してください。こんな個人の blog で何かを言っているようなことではないのです。これが立証できれば、ノーベル賞も夢ではありませんよ。それほど確固たる自信がおありなのでしたら、やってみられてはいかがですか。
 あなたは完全に勘違いしておられますが、現代では鬱病は脳・神経系の病気と考えられています(ある程度の根拠もあります)。薬で精神の操作をする危険性を言われていますが、それは確かに無視できないものの、食生活によっても精神状態はかなり変化することをよくお考え下さい。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/deplec1.html
 実際、「仮面鬱病」と呼ばれる、精神状態に異常はなくとも、身体に変調が出るが、抗鬱剤で治療できる鬱病が存在するのです。これについてはどうお考えですか?この病気も存在しないと主張なさるつもりですか?
 また、「恵まれた環境にあるならば、最初から、うつ病になどなる原因が無いじゃないですか」というのは完全に誤りです。実際、「加齢」は「鬱病」をもたらす一つの重要な要素なんです。年をとれば脳神経系の働きが悪くなるからです。
 「鬱病」と「心の悩み」は全然次元の異なるものです。これを理解してください。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/deplec4.html
・鬱病の診断について
 まず、抗鬱剤を飲まなければ病状が悪化する証拠がないというのは誤り。抗鬱剤は臨床試験を通っていると既に述べました。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/deplec2.html
 また、「ストレスが原因で、うつ病になる」という表現が「ストレスが原因で、ストレスになる」というような妙な表現になるとのご意見ですが、これは違います。鬱病というのは脳神経系の異常なのですから、「ストレスが原因で脳・神経系に失調を来し、その結果として精神状態が悪化し、また身体に不調が出る」というのが正解です。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/deplec4.html
 抗鬱剤とは、神経系に作用してその状態を正常に戻そうとする薬なのであって、精神状態を直接変えようとする薬ではありません。
・抗鬱剤について
 まず、断薬によって病状の悪化・自殺を惹起することは「統計的に」いくらでも証明されています。そんなことを言うならば、自殺者が「ネガティブな人間だった」証拠こそありません。むしろ、鬱病者は真面目な人ほどなりやすいのです。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/dep0d.html
 次に、抗鬱剤によって回復しない事例があったからといって、抗鬱剤の無効性を主張する根拠にはなり得ません。手術で治らない癌ががあるからといって、癌手術が無効であると言えないのと同じ。
 また、抗鬱剤が万人に効く訳ではないかもしれません。しかし私は「抗鬱剤を使え」などと主張した覚えもありません。そんなことは医者の領域です。そして、医者が抗鬱剤を使うべき、と言ったとき、それ以上適切な判断があなたにできるというのでしょうか?あなたはどれほど医学をご存じなのですか?
 それから、「必ず効く薬」は、どんな病気の薬であっても存在しません。まして「風邪薬」など、これはある意味「絶対に効かない薬」です。それを口頭のみの診断で出すことの是非についてはあなたはどうお考えですか?
・甘えについて
 私の理屈が「むちゃくちゃ」だというのなら、何がどう「むちゃくちゃ」なのか具体的に指摘していただきたい。話になりません。また、「最近、甘えてる子供が多い」「ニートが増えてんのも、うつの薬が少なからず関係してます」などというのはまったく無根拠も良いところです。
・偽鬱病者について
 話になりません。「鬱病者も・偽鬱病者も、この世には存在しない」とあなたは上で述べているのに、どうして「本当の鬱病者が迷惑を蒙らない」などということが言えるのですか。鬱病が存在するのか、存在しないのか、どちらなのですか。
 それから、病名をいかに変えようとも、現在鬱病者と呼ばれる人に抗鬱剤が処方されることには変わりませんよ。それ以上有効な治療法が見つかっていないからです。そのことはおわかりですね。
・他人に厳しい環境を押し付けることについて
 この段落の記述は殆ど事実認識が誤っているので指摘するのにも骨が折れるのですが、まず私はあなたの体験を「不幸自慢」などと言っていません。しかし、あなたが自分の体験を基準にして他人を「己が如何に苦労を知らない甘えたがりのボンボンであるかを安易に認めたくないだけの話」ということ、それは「不幸自慢」でしかありませんよ。それはお忘れなく。
 次に、鬱病というのは「現代特有の病」などではありません。上に書いたように、ギリシャ時代から存在していました。
 それから、鬱病が「ご都合主義的な病」とおっしゃいますが、むしろ鬱病に罹りやすい人は「今を生きる事に必死な人達」であると言うことは再三指摘している通りです。これは医学的に承認されている学説です。そして、鬱病という病気の存在が医学的に疑われる根拠は一切ありません。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/dep0d.html
 それから、最後の段落の「刑務所に入って、鬱病になった場合」という問いは意味がわかりません。私が言いたいのは、鬱病になるということがどれほど辛いかということであって、こんなものは到底「逃げ込む先」などになり得ないということなのですよ。

追記 (Leiermann)
2006-01-09 02:41:13
 また、鬱病に関する知識は、τさんが挙げてくださっているから、それをお読みになれば良いと思います。僭越ながら、恐らくτさんは私より余程体系的で正確な知識をお持ちの人です。
 管理者さんは、τさんに「立場を明らかにせよ」などと迫っておられますが、意図がわかりません。というのは、τさんの書き込みは、立場とはかけ離れた「科学的事実の列挙」に終始しているので、これはτさんの立場いかんと関係なく正しいからです。それが科学的記述の良いところです。

Unknown (jack)
2006-01-09 03:08:35
・頑張って死んでください、について
ゆがんだはしごさんの書かれた文章を逆手にとった皮肉、のつもりでしたが、読み間違えてました。
「良くて自殺」かとおもってましたが「せいぜい自殺」だったんですね。
自殺を許容できることのように書かれてましたので、じゃああなたが率先してそうすれば?という意味での皮肉でした。
ですが、「良くて」ではなかったので「自殺がよいので有れば」という前提が誤りでした。ごめんなさい。
・「鬱な気分=うつ病であると、俺は断言していません、が。」について
ですが、うつな状態≠うつ病とも断定できません。
と仰ってるので、「風邪≠熱」「結核≠咳」くらいには断定できるはずでは?と。

τさん (ゆがんだはしご)
2006-01-10 00:08:53
ご説明いただいた部分については、
俺が鬱病の薬を飲んでいた頃に調べておりますので
大体理解しています。
貴方達が、資料をもとに科学的・医学的見地から
いくら高等な意見を述べようとも、
うつ病という病が、心の病である以上、
そして、今現在、その薬を服用しても症状がいまだ改善されぬ人達が存在する以上、
薬を飲む行為が必ずしも、
その個人にとって正しい選択であると断言はできないですよね。

Leiermannさん (ゆがんだはしご)
2006-01-10 00:23:27
ある程度の根拠ってのが疑わしいですよね。
食生活で改善する程度の苦しみならば、
最初から薬など飲まなければ良いのですよ。
薬で精神を操作する危険性を貴方も認めているじゃないですか。
それが全ての答えではありませんか?
なんだかんだとグダグダと述べられたところで、
薬を飲むことが、危険をもたらすという可能性を大いに含んでいる以上、
うつ病の薬を飲む事が必ずしも正しい行為とはいえませんよね。
それが一番、大きな問題なんですよ。
薬を飲んでる人達は、これを飲めば治ると藁にも縋る思いで飲み続けるでしょうが、万一治らなかった場合の苦しみは如何ほどのものか想像も付かないですよね。もともと鬱病などこの世に存在しなかったのにも関わらず、そんな無駄な薬を飲み続けた結末が、自殺まで追い詰められるほどの最悪な結末だった場合は、鬱病患者は薬を飲めば治ると豪語されている貴方達は、一体どのように、その自殺者の親族に、薬が効かなかった事についての説明をされるおつもりでしょうか。
ストレスが原因で結果的にストレスになってますよね。
最終的な結末は一緒じゃないですか。
だから鬱病なんて、ご都合主義の甘え病だと言っているんですよ。
誰も、必ず効く薬についてどうこう言ってませんよ。そんな事は解っていますよ。風邪薬を出すことと、うつ病の薬を出すことは、意味合いが全く異なりますよ。なぜならば、うつ病は、甘えたがりのご都合主義の、人間が勝手に作り出した病気だからですよ。
偽鬱病者と鬱病者の存在うんぬんについては、
下記のコメント内にて述べておるとおりです。
http://blog.goo.ne.jp/funamushi2/e/3a5b2643eb2aee445fade846d75c8ecb

Unknown (ゆがんだはしご)
2006-01-10 00:30:30
ここで一旦、切る。時間も無い。
-完-


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