heartbreaking.

中年の末路とその記録

昔の歌謡曲が好きです

気分が優れないときは、流行アーティストのアルバムをテキトーにレンタルして、その中の特に気に入ったノリの良い数曲だけを繰り返し一晩中ヘッドフォンで聞いていると・・だんだん気分が浮上してきます。売れてるアーティストなら、ほぼ「ハズレ」が無いし。一晩くらい、新鮮な気持ちで楽しませてくれるだろう・・

恋に悩んでるときに、マリリンマンソンとか聞いてると・・頭痛が酷くなるから、、女性の声の方が癒される。何でも構わない・・ 女の声ならば何でも構わない。宇多田ヒカル・ doubleも好き。

宇多田ヒカルの「Kremlin Dusk」は特に・・ 俺と彼女の想い出の曲だから、彼女を想うときはこの曲を聞いている。英語の意味は解らないけど、雰囲気が気に入っている。彼女の背負う苦しみを打ち明けられた夜、この曲を偶然聞いていただけなんだけど。俺は彼女の痛みを知って、明け方まで泣き続けた。その時に泣きながら綴った詩がある。貴方は覚えてくれてるかな・・・(自分で恥晒してどうすんだ俺、、orz

俺の文章の文末が、「です」の敬語だけの方が素敵だと・・貴方が褒めてくれたから、俺は丁寧な文章を心がけるようになった。俺を成長させてくれたのは、いつでも貴方だった。まだまだ子供だけど、出会った頃とは違う自分を感じている・・

皮肉なことに、それが今の冷めた俺を作り出したのかもしれない。下手に利口者になると、がむしゃらな情熱が失せて、愛の価値さえも、何かと天秤にかけるようになる。俺が天秤にかけているものが何だろうな。何でもいいや・・、俺が貴方を一番大事に思ってる気持ちさえ嘘が無ければそれでいいだろ。

昨日までは大黒摩季のベストばかり聞いてたけど、そろそろ飽きたかも俺が好きな曲は、「熱くなれ」・「夏が来る」 ・「DA・KA・RA」・「チョット」

昔の歌謡曲には、パンチ力があった。瞬発力があった。強烈なインパクトを一瞬で心に刻み込むだけのパワーが有った。だから忘れないし歴史に残る。その感動が色あせる事も無い。

亡くなった、本田美奈子の マリリ~ン♪ とか。石田明美 のチャチャチャチャ♪とか。あー、俺は男女七人見てたんで。。久保田利伸のまわれまわれメリーゴーラウンド♪とか・・・、 どれもこれも強烈だったし、インパクトあったよなぁ(ジジ臭いな俺、、

― ― ―

今のJ-POPは、カタチに囚われすぎている。心に響くまでに、時間を要する。瞬発力に欠けている。理詰めの窮屈さで、難解な打ち込みで迷宮のように複雑化した音階の中、何処かで使い古された言葉達が迷走するだけの、くだらなさだ。心に響かないし、すぐ忘れる。レンタルしたり、誰かに借りたりして、2~3 日、気分転換に聞く程度だ。

宇多田ヒカルが登場して、オートマティックが売れた時期からJ-POPに歪が生まれたような気がする。自分で作詞作曲するからかな・・ 自分を表現する為の音楽に終始している。サービス精神の欠如?今、売れてる人達は、完全自己陶酔型だなと思うし、、

特に女に関しては、服脱ぐとか色気出すのは、いつでも海外アーティストの二番煎じで笑える・・(ごく一部だが、、 いや、明らかに見てくれの違うサラブレッドのマネをしても、駄馬の日本人アーティストには・・無理だよ。「この一曲で食ってくんだ」みたいな必死さが足りないのかな(演歌歌手かよ、、 

魂が篭っているように見えても、生きるか死ぬかに近い「飢え」が無い。この日本が、金さえ出せば何でも手に入る、満たされた社会だからなのか。高度な機械に操られる音の迷路に、上滑りするだけの着飾った言葉達。違うだろ!俺は、もっと不器用で荒削りな世界がいい。ミッシェルガンエレファントとか・・俺は好きだったけどなぁ、、(憶測だらけで・・もう支離滅裂だな俺、、orz 

かといって、最近の演歌も衰退して、演歌なのにポップ風だったりして中途半端だからなあ。全ての音楽が、オリジナルを装いつつも、過去の名曲の二番煎じなだけだったりするから、新鮮味に欠けている。それを高度な機材を駆使して音だけ複雑化しても、人間の声と言葉が、それに追いつけないでアンバランスになる。

LSTYさんの最新記事についてだけど・・「暫く」「些か」←これを手書きで、漢字で書けるところが凄いです。他にも色々・・漢字がきちんと書かれてるところが凄いです。好きなブロガーの手書き文字って・・何だか萌えますね。

goo blog funamushi2 - 2006-02-21 14:34:44 コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )

コメント

こんにちは。 (白寿)
2006-02-21 17:03:25
自分を表現する為の音楽に終始している
なるほど。。。と思いました。
だからアーティスティックで完成度が高くても
最近も音楽は押し付けがましく感じてしまう
ことがあるのかもしれないなと思いました。
今井寿がデビューして間もない頃(?)、
「邪道の勝利です。大衆を相手にする以上
BTはポップ・バンドだと自覚しているから…」
と発言したことが市川哲史さんの
インタビュー記事に残っています。
私は、この言葉が何か…大好きです。
あくまで冷徹に音楽シーンを眺めていた
今井寿の聡明さがカッコイイと思います。
話がかなり反れましたが、
私のブログにブックマークさせて
いただきました。
ダメなときはダメっていうて下さい。

Unknown (LSTY)
2006-02-21 17:15:05
そのために辞書があるのですよ。
辞書を引かない人間はダメだと思っていますよ。

白寿さん、こんばんはー。 (ゆがんだはしご)
2006-02-22 02:15:14
ブログをブクマしてくれるなんて、とても嬉しいです。
俺のブログは、リンクもブクマも歓迎してますんで、
全然心配無用です(●´ー`)
白寿さん、バンドのVocalなんですよね。楽しそうでイイなあ。
俺もいつかギターが弾けるようになりたいです。。
この記事については感情論だらけでお恥ずかしい次第ですが、
最近のアーティスト達って、昔みたいにTVに出る機会が少ないし、
ネット上で気軽に曲をダウンロード出来てCDが売れないのも理由だろうけど、
それぞれの若いアーティストごとの信念もあるんだろうけど、
そのパワーが、各々の内側にだけ向かっているように感じています。
外側に向かって、爆発して、
一瞬で風景を真っ赤に染めるようなインパクトが足りないというか・・、、
もっと異端な可笑しなアーティストが飛び出してもイイんじゃないかなとか、
そうゆう存在を待ってるんですけど、
今、見たところでは皆、無難なトコに納まってるんじゃないかなという感じで・・、、
昔で言うならXみたいな。そーゆう突拍子も無い存在に、そろそろ出てきて欲しいところです。
今井さんのセリフ、
ビジュアル系の一人者として走り続けてきたアーティストとして、
とても客観的に音楽シーンを捉えていて、イイですね・・
清春さんも、客観的に捕らえてるみたいだし、
今の日本の音楽シーンが、拡散しすぎて、
CDセールスもあてにならない、
ならば、己のヤリたいように、新しい道を模索しながら
音楽を愛してゆくしかないんだ、みたいな感じで。
紅白みてても、
例えば、年配者は、近頃の若者の音楽を理解できず、
若者は、演歌を理解出来ない、
誰もが共通して、ある程度の共感を感じられえる
そんなアーティストが少なくなってると思う。
ある程度の年配者にも自然に受け入れられた
モー娘らも衰退したし。
これからの日本の音楽を憂いています・・
(酔ってるからかな・・、何か意味不明でスミマセンorz

LSTYさん、こんばんは! (ゆがんだはしご)
2006-02-22 02:15:55
LSTYさんの手書き文字の達筆ぶりには驚きました・・
(いや俺が字が下手なダケなのかも、、
何だか・・ 女性みたいな繊細な文字を書かれるんですね。
流線型で、優しいイメージでした(文字が、アートになっているし
文字のハネ方がキツくないので、傲慢な感じがしなかったです。
俺は文字のハネ方がキツイので、気が強そうだと言われるので、
やはり俺が強気の攻めなのかもしれません(あ・・、、スミマセンorz
いい加減、腐女子ネタから離脱しないと、そろそろ飽きられそうで怖い今日この頃です。
好きなブロガーの手書き文章を読むという事が
こんなに興味深く、そして魅力を感じるものだと改めて感じさせられました。
俺も機会があれば、いつか・・LSTYさんに負けじと手書き文字を晒してみたいと思います(誰も待ってない、、orz
俺はLSTYさんと正反対で、辞書は全然引かない人間です・・
漢字の話とはズレますが、
俺は、むしろ、「知る」事で、
新しい世界に踏み込む勇気を失うのではないかと・・
それを恐れています。だから、滅多に辞書は開かないです(ダメ人間です、、
この無知さを武器に、時には、想像以上の波紋を投げかけてみたいと、
そうゆうのが理想です。。
(WEB上の話です、、
若者には若者のバイブルがあるのに、
それを開きもせずに頭ごなしに征服しようとする
狡賢い大人みたいに成りたいです(俺が。
年長者の意見を聞け!って感じで、ボコボコ殴って返り血浴びて自分を着飾りたい最悪なヤツです俺は。
感情論だらけの文章を綴っていると、
辞書が、どうにも邪魔になってしまいます。。
LSTYさんが遊びに来てくれると嬉しくて鼻血が止まらねえです。
。:゚(。ノω\。)゚・。 胸きゅん。

Unknown (ゆがんだはしご)
2006-02-22 02:24:58
若者の意見を理解する事が大事なんだとか、言ってたような気がするのに。俺はもう一貫性を失ってる、、orz


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