heartbreaking.

中年の末路とその記録

素敵な夢を有り難う。

昨日、親を乗せてドライブした。車の中で俺は何度も「寂しい」のだと繰り返した。返ってくる答えは、「忘れなさい」の繰り返しだった。

狭い車の中で二人、長い沈黙だった。俺は、「結婚したい」「子供欲しい」と大きな声で叫びたい気持ちを押し殺す事で疲れて果ててしまった。自販機のあるコーナーで止まって一休みした。外に出て煙草を吸ってたら、足元に黄色や紫の小さな花が咲いていた。

この花を踏み潰す事は容易い。俺も、そんな容易さで人生を滅茶苦茶に踏み潰されてしまったんだ。もう二度と咲く事は無い。

幼少期の俺に性的虐待を加えた男は、未だ施設に入っている。当然の報いだ。俺のことだけ考えながら死ねばいい。俺も、その男の事ばかり考えて生きてきた。俺の見る風景は全て、あの男に性的虐待を加えられた悪夢を通して見る事しか適わない。常に支配されている。

帰宅して、今日はシャケを食べた。洗濯をして、早めに布団に入った。彼女と深夜から早朝までメールをするので、昨日は夜8時に眠りについた。

goo blog funamushi2 - 2006-05-09