heartbreaking.

中年の末路とその記録

ブクマuser数で記事の優劣を決めないでくれ

毎日更新は無理だけど、カレンダーに2日以上は穴を開けないようにしている。寄り付き始めた一見さんを1人・2人・・と着実に定着させて行く為にも、更新ペースを安定させる必要がある。「1人に読まれればソレでいいのだ!」と、どんだけ強がってみても、数が多いに越した事は無い。

3日も更新せず放置したら、何人かの読者はこのブログを忘却するかもしれない。最初は皆、ヲチから始まるものだと思う。3日に一度、週に一度、もしくは思い出した時に通う程度のヲチってるだけの人達を、本物の読者に変えて行かなければ成らない。好きでも嫌いでも何でもいいから、まずは興味を持ってもらう事が大切だと思う。

そして、文章を綴る自分の労力ばかり考えるのではなく、読んでくれる読者の労力というものについても、真剣に考えてみた方が良い。名も知れぬ凡人の打つ文章に会うため、わざわざ毎日通ってくれる人達に感謝の気持ちを忘れないようにしたい。

でも更新頻度を上げすぎというのも問題になる。

読者を取り残し、自分だけ勢い付いて突っ走ってみても、読まれなければ意味がない。「後で読もう」と思われてしまった時点で、その記事は見捨てられたと考えた方が良い。後で読むわけがない。斜め読みでも今、読まれてこそナンボの個人ブログの世界だ。今、読みたいと思わせる何らかの魅力が無ければ成らない。やはりキャラクターの確立が最重要課題か。

長文記事の場合は文末に一気に飛んで、締めくくりの一文だけ読んで納得してしまう、せっかちな読者も居る。つまりお前はこういいたかったんだな、という「結果」のみを掴んで、文脈を読む労力を毛嫌いする人も多そうだな。自分がやってる事は人にもやられているものだ。

隅々まで文章読んでるのは、恋をしている相手だけだ。いや恋していても、都合の悪い記事は丸ごと無視する場合もある。貴方の渾身を込めた記事が、実は最も読まれたいと願っていた想い人に綺麗にスルーされてる可能性も否めない。

ブクマuser数は、記事が優秀とか文章が上手いとかではなく、万人受けするかどうかの話だろうと思う。無難な語り口で、どれだけ多くの人の心を掴めるか。その技術が優れたブロガーには多くのブクマが付くんだろうな。

アウトロー的なブロガーもイマイチ万人ウケしない。南無さんとか格好良いんだけど、渋すぎて付いて行けない若者が多いんだろうと思う。というか、あのテの渋みを理解出来る年齢層ってのは、そもそも、はてブを利用していないのかもしれない。多分それだけの話なんだろうと思う。

マイノリティの悲哀系は、更にウケない。当事者性が強すぎて、かつ「被害者」の立場で語られる記事は倦厭される傾向が強い。人間誰しも、自分が一番不幸だと思っているし、自分が一番苦労しているのだと信じたい。だから自分より悲劇ぶってる人間の存在は認めたくはない。

user数で記事の優劣を決めようとしたり、「あいつより俺の主張が勝っている。アイツの記事よりオレの記事のuser数が多いからだ」と思うのは大きな間違いだ。それは貴方の読者のほとんどが、はてブuserだったに過ぎない。記事が優れてるとかそういった勘違いをして1人で天狗になるのは勝手にすりゃあいいが。あのブロガーとか・・正にそういった雰囲気だよな。誰とは言わないが。お前は、はてなアイドルなダケだろ。

user数をアテにするより、日々のアクセス数を安定させる事に留意する方が余程、現実的だと思う。折れない信念を持って、自分の主張を続ける事が大切だ。俺のブログはアクセスは多くないけど、激減する事も無く、穏やかな波が続いている。

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goo blog funamushi2 - 2006-09-13 14:58:50 コメント ( 2 ) | Trackback ( 2 )

コメント

Unknown (南無)
2006-09-13 23:07:57
御意。私もブクマはほとんど無いですね。読者が年食ってますもの。それとですねヤクザははてブを知らない人が多いがブログを読んでます。私へのコメントは匿名ひらがな壱字で符丁、ほぼ互いに特定され得ます。ガクガクブルブル。私のブログの訪問者はおっしゃっている通り若い方はあなたぐらいなものですね。多分40代以上の方が多いのではないかと思いますね。ヴァヴァも多いですよ。ところで「仁義なき戦い」なんか見るのかい?私は悪役で殺され役専門の矢野修司(曽根晴美)さんが好きです。
あ、私ですか非モテです。それに渋くありません。枯れ木でインポに過ぎません。ウンコと叫んでるだけでモテるekkenさんがうらやましいです。

南無さん、こんばんは。 (ゆがんだはしご)
2006-09-14 01:06:50
俺が知りうる限りで、はてブを利用している年配のブロガーはfinalventさんと南無さんくらいで、それ以外に年配の方が居たとしてもほとんど知らないです。 
ヤクザな人は年を取ってもあちこちから頼りにされるだろうから、何かと急がしそうですね。俺の知り合いにも刺青入れた人が1人居るのですが、年中どこかから呼び出し食らっては不在になる事が多いです。
俺がはてブを利用し始めたのが去年の8月からなのですが、2番目にブクマしたのがgoo時代の南無さんの記事でした。ウンコについての記事だったと思います。俺はあの頃から、文章として表現されるウンコの世界が好きになりました。(南無さんのウンコ記事は、強烈なインパクトが有りました。 
うんこ!って叫ぶだけでブクマされるのは、えっけんさんの人徳なのでしょうね。何だかとても可愛いなと思ってます(可愛いな、って年下の俺が言うのも失礼かもですが、、
ヤクザ映画は、レンタルして見ています。竹内力や相川翔が出てる今時のは渋くないので見てないです。「仁義なき戦い」も好きなのですが、 鶴田浩二や松方弘樹主演の作品が特に気に入ってます。松方弘樹の痛快かつコメディっぽい雰囲気が味わい深くて好きなので。あと中条きよし主演のマイナーな作品も、なかなか面白かったです。昔のヤクザ映画は理屈抜きで、あははと笑いながら見れるところが良いですね。
本当のところ、レスの一人称は「私」にすべきなのですが、ブログ人格が「俺」で出来上がってしまったので、、目上の方なのにオレ口調ですみません;; コメントいただけて滅茶苦茶嬉しいです。


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