文頭から文末までノンストップなので(「。」文末のマルが一個しかない長文もある)、あらためて彼の文章をじっくり読んでみると面白い。再読に耐えうるってのは、読むたびにその感じ方が七色に変化する文章のことを指すのかもしれない。俺の文章は一度読んだら終わりだけど、彼の文章は何度読んでも楽しめる仕掛けが施されているようだ。
今はこういった文章が流行りなのか。言葉を畳み掛けるように、ひとつひとつについて語り終えないうちに次の表現をぶつけ生まれる小爆発を断続的に楽しむみたいな。小爆発が止まらないまま終わりまで疾走し続ける文章。laisoさんとかsennjiさんは、noon75さんを更に進化させたような感じ。人間の脳が進化しすぎるとああいう文章になる。
俺の文章のスピードが時速30kmなら、彼らの文章は時速100km以上ありそうだ。頭が良すぎて、情報を手当たり次第インプットしすぎたせいでそれをアウトプットする際にうまく処理しきれないんだろうな。俺の文章を読みなれた人が、彼らの文章を初めて読むと「?」とそのスピード感に付いて行けないだろうな。でも彼らの文章のスピード感に慣れた人が、俺の文章を読むと、もったりしすぎて低速すぎてつまらないと思うだろうな。そんな事を考えながら、noon75さんやlaisoさんの文章を読み耽りつつ、今年を終えようとしている。
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goo blog funamushi2 - 2006-12-31 01:52:23 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
コメント
Unknown (hashigotan)
2006-12-31 02:27:47
人間の脳が進化しすぎるとああいう文章になる。
我ながら言ってることが意味不明すぎる。
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