heartbreaking.

中年の末路とその記録

いいなあ、ゲーム音楽・・・

連休だったじゃないスか・・・ 土曜日の夜から火曜日の朝まで彼氏が俺の部屋に居たのでネットもろくにできなかったっス。ネット中毒だから禁断症状が・・・ 彼が居ても気にせずネットすりゃいいのかもしれないけど、人が近くに居るとどうにも落ち着かなくて。

あと俺、ゲーム音楽中毒なんで、お気に入りの高級ヘッドフォンでゲーム音楽を聴かないとどうにも生きてる感じがしないんスよね・・・

歌のないゲーム音楽を聴いて、想像の世界にキモチをゆだねて黄昏る時間が、俺にとって一番の至福の時なんだ。

音のパーツごとに分解して(例えばメロディならメロディだけをひたすら追い続けるとか)、静かに精神を集中させると、まるで自分が、音そのものになり、音の世界の中を変幻自在に駆け巡っているような最高な気分になれる。

こうしてゲーム音楽を聴いていると、なんだか甘酸っぱいような懐かしさがこの胸の奥でいっぱいに広がって、恋愛もできず孤独だったけれど楽しかった過去の日々が津波のように押し寄せてくる。あの頃の孤独なオタク生活の中に俺にとってかけがえのないすべてが詰まっているような気がして、涙が出そうになる。結局俺は自分のことしか愛せなくて、だから恋愛できるようになった今でも、ただ自分を愛し・慰めながら孤独にゲームに没頭していたあの頃を何よりも愛している。あの頃、恋愛するやつらに憧れ・でも素直に認めたくなくてひたすら怨みながら生きていた自分の気持ちが、今の俺の盟友であり最大の理解者でもある。だからその頃の俺をどうにも放っておけなくなる。狭い部屋の中、青白い顔で淀んだ目をして引き篭もっていた自分を、やっと人を抱きしめる勇気を手に入れた今の自分がタイムマシーンに乗って抱きしめに行ってやりたくてたまらないんだ。

何が言いたいかというと、やっぱり俺は一人で居る時間が好きだなあ、愛しているんだなあ・・・ と、しみじみ思っただけなんです。