heartbreaking.

中年の末路とその記録

言葉を選べよこの野郎

私が去年、複数の男と遊んでいた過去について、連れの男性はこう言ったのだ。

「(そいつらにとって、お前を抱いたのは所詮)オナニー感覚だったんじゃないか」と冷たく言われたので、過去の出来事について心の何処かにまだ甘さの残っていた私はあまりの一言に、一瞬にして連れの男性のことが嫌いになってしまいました。オナニー感覚か・・・ 随分と棘のある物言いだな・・・ だが、確かに男はそうなのかもしれない。私は道具かい?そんなことをわざわざ親切に教えてくれて有難うよ。

私も人間だ。相手も人間で、抱き合っている時間くらいは、お互いのことを、物ではなくて人間として見ようじゃないか。だって体温があるだろう?心があるだろう?

だが言葉を選べよこの野郎・・・ と内心腹がたったので、一緒にいるのも嫌になり、クイックルワイパーで部屋中を掃除しながらウロウロして何とか感情を抑えた。

私が、ただ男と遊んでいただけと思うなよ・・・ 私はお前が学生時代から恋愛を楽しんでいた頃からずっと、人肌のぬくもりも知らずに孤独に生きてきたのだ。

さらに私は複数の男と激しいセックスをすることで、幼稚園の頃に受けた性的虐待の苦しみを打ち砕くことに成功したのだ。

結婚した私は、もういつ死んでも構わないとさえ思っている。ただ、なんとなく生きてるだけ、生きるのが嫌になったらいつでも死ねる。それくらいで生きてるほうが、生きやすい。生きるのが嫌になったら、自分の死に方についてとことんマジで考えてみるのも楽しいかもしれない。