heartbreaking.

中年の末路とその記録

自己啓発など意味を成さない・・・

今日は、自分も最悪な気分だし、連れの男性も無口なままで、わけのわからない最悪な気分のまま職場に出かけた。出勤早々に昨日のミスを指摘され、しかもそのミスった相手が「怒っている」ことを伝えられ、かなり落ち込んだ。嗚呼、わかっているんだ、私は別に難しい仕事を任されているわけではない。仮に私が今辞めたとしても、私の代わりなどいくらでもいる。

暗い気分のまま、与えられた仕事をロボットのようにこなし、少し離れた場所にいる上司にその一言を言ってしまおうか、と迷った。私はまた同じことを繰り返そうとしている。もう死んでしまおうか、とも思った。とにかく、らくになりたかった。

どうしたんだ、ブログでは自己啓発の文章であんなに自分を鼓舞していたのに、ただ連れの男性が無口になっただけでこの有り様なのか・・・

何故、急に無口になったのか、私がアイロンをかけたシャツを着なかったのか、今夜の飯はいらないとメールをくれたのか。何故、私をこんなに不安な気持ちにさせるのか。

そんな暗さのまま仕事を続けていると、上司が私の異変に気づいたのか、いつもよりほんの少しだけ明るめの口調で話しかけてきた。そんなに馴染めてはいないので、勿論仕事の話だが、何故かその上司のほんの少しの明るい話し方が、その時の私にとっての救いとなった。嗚呼、私をまだ必要としてくれているのだ。がんばらなければ・・・

そのあとは、仕事もやる気が出てきて今日一日を無事、終えることができた。言葉をかけられること、必要とされていることを実感できること、・・・それが、死にたい気分を救ってくれる。

今夜の飯はいらないらしいので、明日の夕食の食材だけを買うことにした。スーパーでは遠くのほうで、躾のできていない子供がぎゃーぎゃーとわめいている。何て我侭なんだろう、貴方が幼い頃の私だったらとっくに死んでいただろうよ。私がお前くらいの年齢のときにどんな目にあっていたか教えてやろうか?

家に帰ると一人だった。スーパーで買った甘いジュースを飲みながらブログを更新した。残業から連れの男性が帰ってくると、眉間にしわを寄せたままで、晩飯も朝食もいらないとだけ告げて自分の部屋に入って一人で寝てしまった。

もしこのままずっとお互いに言いたいことも言えずに、言葉を呑み込んだまま、一緒にご飯も食べずに過ごすとしたら・・・ それも有り得なくもない。まあ自分の趣味の時間が増えるので悪いことばかりでもないだろうが、ここは私の家ではないからなあ・・・ 何だか居心地が悪い。