heartbreaking.

中年の末路とその記録

男らしさ

風呂あがりの旦那の背中を眺めていると、意外と広くてガタイがいいなあと思った。あんまり線の細い折れそうな男の子よりは、ガッチリしたタイプのほうが何か安心する。戦ったら多分そこそこ強いんじゃないかなーとか想像してみる。やっぱり自分がピンチのときは旦那に格好よく戦って欲しいじゃないすか。

で、その脚で蹴ったら相手も吹っ飛ぶよ!と言ったら、「税金おさめてるんだから公的権力に任せればいい」とそっけなく切り捨てられてしまった。えー、戦わずに警察に言って逃げるってこと?私は誰かが襲ってきたら、手に持ってる傘の先でも何でも持って相手を突き刺してやるよ!ねえ、戦わないの?と聞いてみるけど「そんなので怪我でもしたら馬鹿みたいだ」と冷静な答えが返ってくるだけだった。えー、戦ってよー。でも旦那が怪我するのは確かにヤダー。やっぱり私が戦うしかないのかなあ?でも私が浮気したら、家にある模造刀で、浮気相手もろとも突き刺すって言うんだよ。えー、重なってる浮気相手ごと私を突き刺すの?そういうときはなんだかものすごく男らしいこと言うんだなあ・・・ でもなんかカッコイイーと思った。

あと料理してるときに、容器のフタがあかなくて「あけてください」とお願いすると、酒に酔っぱらってる状態でもホイ!っと開けてくれる。そんなとき「うわー、やっぱり男の子なんだ・・・」ってキャーッ!ってプチ感動する。なんかこう、一緒に暮らしていても、ふとしたときに「男の子なんだ・・・」って感じる瞬間に、すごい幸せを感じるんです。あと仕事で疲れて寝てる顔とか、こっそり見るのも好きで、にゃー、かわいいー!って感じで、そんなときも「あー、ひとりじゃないんだ!」ってじんわり実感できて幸せです。あー、ノロケてしまいました。