heartbreaking.

中年の末路とその記録

憂鬱の原因

仕事帰りのスーパーの中で、若い女の子が「あー、帰って食事作るのメンドクサイー!」と愚痴ってるのが聴こえた。わからんでもないけど、それをいちいち口に出して大勢の前で言うなよー、トホホ・・・ と思った。

自分の作った食事を、食べてくれる人がいるだけありがたいと思って、もっと前向きにがんばろうよ・・・ でも、そういう気分って、伝染する、妙にその言葉が心に残っていて、家に帰るまでは私も「あー」って気分ではあった。

いや、家に帰って、旦那の顔を見て「ご飯まだ?」って言われると、そんな憂鬱な気分もなくなり、楽しく台所に向かうのだけど。実際、料理するのは楽しい。

自分が何に対して憂鬱さを感じているのか、自分すらもうよくわからないほど細々したことがたくさんありすぎる。

だから油断したり、仕事でちょっと疲れているときにそれがブワーッと出てきて自分を一気に包み込んでしまうときがある。そういうときはなんだかすごく疲れるんだな・・・ 自分は幸せなほうだと思うし、こんなのは贅沢だと思うのだけど、でもいつでもちょっとしたボタンの掛け違いで、「消える」ことや「死ぬ」ことを考えたりもしてしまう。

それって、うつ病とか、精神的病で治療を受けている人たちだけじゃなくて、生きている限り人間だれでもそういうことは付きまとうんじゃないかな・・・ 自分は苦しいって訴えて、それで甘えることが許される環境にある人たちは本当に幸せ者だと思う。

心療内科にはもう行ってない。薬は必要なくなった。