heartbreaking.

中年の末路とその記録

いつになったら・・・

夫婦の間に会話は一切ないままだが、とりあえず仕事にはいつも通り行ってきた。家にずっと引き篭もっているのではなく、なんでもいいから外に出て活動してきたのがよかったのか、家に帰ると自室でテレビを見て笑ったりもしたし、まあまあ元気だ。

仲が悪いと私が思い込んでいるだけで、そもそもは、土曜日の午後に旦那と二人でドライブしている途中で、私が少々下世話なことを冗談混じりで聞いてみたのだがイケなかったらしく、それから急に旦那は黙り込んでしまったのだ。

スーパーの駐車場で二時間ほど寝て、買い物をして家に帰ると、旦那の部屋のドアは開いていて、中に旦那がいるのが見えたのだが、私はなんとなく会話し辛いなと思い、私の自室に入ってドアを閉めた。このドアを閉めてしまったのが悪かったのか、それから旦那が私の部屋のドアを開けて入ってくることは一度もなかったのだ。

私が怒っていると思っているのだろうか、それともやはり旦那のほうが私の下世話な部分にほとほと愛想がつきてきたのだろうか。私は、わざわざ不快にさせるためにそんな下世話なことを言ったわけではないのだが、上品な女を好む旦那には許せない一言だったのかもしれないし、失望する一言だったのかもしれない。

やはり、私の部屋のドアを完全に閉じてしまったのが、壁を作ってしまったのだろうか。でもいまさらドアを開けるのはなんだか怖くなってきている、自分が作り出した壁に安堵している自分がいた。そういえば土曜日の午後からメシも作ってないし、洗濯物もベランダに干しっぱなしだ。何もしないで、自室のドアを締め切ったまま出てこない嫁(私)って、旦那の立場からみてどんなですか。私のほうが誤解させてるんですかね・・・

でもメシも作らずなにもしないって、すげーラクですね。

ベッドに寝てると、また去年の暮れの出来事ばかり思い出して嫌な気分だ。確かに私が悪かったのだが、私はそれを故意にやったわけではなく、私以外の誰かがやっただけなのに何故私がそのツケを払い、未だにそのツケの払いに苦労して働かねばならないのか・・・ 本来なら借金はとっくに終わっているはずなのだ。

まああのまま突っ走ってたら確実に死んでたと思うので、あそこでああなって良かったのかもしれねえ。

あー、何だか重く考えすぎでイカン。もっとライトに考えようぜ、俺はまだ生きてるわけだし、まだチャンスもあるさ。ネガティヴな思考に囚われたらアカンよ〜