heartbreaking.

中年の末路とその記録

偽善の皮を被った商売人ほど性質が悪いものはない…

みんな、なんで動物を飼うのかな。動物は、家族の仲をとりもってくれる「クッション」的な役割を果たしているんだ。
動物がいる、それだけで、家族みんなの「共通の話題」ができる。

恐怖の動物実験
ペットショップの売れ残り(教えて!goo)

だけど、ペットショップで売れ残った動物はどうなるのかとか、動物実験が行われているとか… だから罪のない動物たちを苦しめる実験で生み出されたシャンプーやたばこをやめよう!っていう記事もネットの隅で見かける(たばこは確かにやめたほうがいいけど)。

来年は、「うさぎ」の年だけど、うさぎさんたちが今も動物実験で無言「・・・・・・。」のまま実験に使われていると思うと、なんだか、のんきに年賀状にうさぎの絵を描いてるどころじゃないですね。

でも、実験動物よくない!とか、合成洗剤よくない!とか、よくない!だけで終わっていればストンと納得できるものの、だいたいは「よくない!だから、この動物実験をおこなわないで作った商品を買ってください」「だから、この無添加の商品を使ってください」というオマケがついてくる(おそらくそれが一番言いたいことなのだろう)ので、どうにも腑に落ちない。

動物たちの苦しみを理解したそぶりをみせて、結局は商売に利用したいだけなんですか。彼らがいう「動物たちの苦しみをわかってあげてください!」の部分は果たしてどこまでが本気なんだろうか。動物すべてを救うことなんて到底できようはずがない、我々ニンゲンですら殺しあい、奪い合うのに、動物だから!かわいそうだから!ただ、それだけですべての悪を(必要悪までも)悪とみなそうとする、偽善のカタマリのような人々にこそ別の恐怖を感じる。

じゃあどうすればいいかって、どうもしなくていいし今のままでいいんじゃないかとわたしは思う。