読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

heartbreaking.

旧URL http://kuroihikari.hatenablog.com/

 

ACの新バージョンがあまり放送されていない。結局、旧かよ

TV 不快

ACの震災向けの新バージョンが文字だけになってるけど、それが放送されるのはごくタマにで、ほとんどは旧バージョンの、妊婦やら子供やらの幸せそうな映像ばかりで、結局なにも変わってないように感じた。

放送局が勝手に流してるだけだと、ACは、自分たちがとばっちりを受けている被害者だという認識かもしれないが、普段から、頭ん中がお花畑のような映像ばかり作ってるからこうなるんだということを、学習して、今後に生かせないなら、こうした映像を作るチームを解散したほうがよいと思う…

ACへ刃物もって押しかけようという人や、映像やメッセージが不快だという意見が殺到したことを、「キチガイだ」「なんにでもクレームつけたがるクレーマー体質な人間がふえた」という意見もあるが、不快に感じないのは、このACの映像が伝える種の日常に普段から違和感なく接することができる人たちで、家族愛、親子愛、子供のいる幸せ、に何の疑問もなく過ごす人だろうと思う。

だけど世の中には、そういった大切なピースが欠けたまま日常を生きる人がたくさんいることを知ってほしいし、自分が理解できないものをすべて「キチガイ」「クレーム」だと切り捨てて、ひとりで納得して終わることのないよう、その理由を少しは考えてみてほしい…

たとえば私の場合は、周囲から「子供はまだか」と言われ続けて、子供を産むことに関しての考え一切を放棄したい気分のときが多い。そんなときに、ACの「妊婦には席をゆずりましょう」の映像で、腹の大きな若く美しい女性が何百回と繰り返し、しかも油断している私の心にいきなり土足で入り込まれてくると…
精神的にかなりまいる…

私は被災地の状況を知りたい、原発の状況を知りたい、NHKで補えない情報も把握しておきたい。「ACに文句あるやつはNHKだけみてりゃいい」という意見もあるが、できるだけ多くのテレビ局から自分が得たい情報をピンポイントでいち早く取り入れたい人間にとって、お門違いな意見だ。チャンネルを次々と変えながら、今は原発!といった具合に、情報を選びたいときに、ここでもやはりACの映像が情報収集の妨げとなる。

ACは今回、大勢からクレームがきたことを、自分たちがとばっちりを受けた被害者だという間違った認識で片付けるのではなく、なぜ自分たちの作った映像がここまで非難されているのか考えて、改善していかねばならないと思う。
今回ACに苦情を送る人たちの大多数は「いまは東北が大変なことになっていて、こんな苦情を言うどころではない」と理解しているはず、それでもあえて言わねばならないほど、ACの作品は精神的に弱っている人や悩みを抱える人の心を不安定にさせる要素を含んでいる。

私は自分専用のテレビがあるので、チャンネルを変えることは可能です。ですが、自分専用のテレビがなく、何人か大勢かで一緒にテレビを見ている人で、ACの映像を避けられず、何百回・何千回と傷つけられた人もいるはず… これは、健全だった視聴者の精神を徐々に破壊する、テロ行為です。