heartbreaking.

中年の末路とその記録

ネットとリアルの境界線はどんどん薄くなる

いまはスマホで、誰でもネットに簡単にアクセスできる状態なので、昔とは違うことはわかる。

ネットとリアルの境界線はほとんどなくなり、それこそ、田舎住まいの人が「また知り合いに"偶然"あった」のようなことが、ネットで起こりうる可能性は極めて高い。
いや、むしろ、一番見られたくない人に案外見られているものだ。

ネットとリアルの境界線は厚い(=だからこんなことを書いてもリアルの人たちには気づかれない"だろう") …と錯覚してなんでもかんでもブログに書きまくれば、いつかリアルの人たちに迷惑をかけるかもしれない。そして自分自身も信用を失い、立ち直るまでに多くの時間を要する…(私がそうでした)

あの時…ネットに「一時の感情」を刻まなければ…

自分にとっては、ネットに書いたらそれでスッキリして終わりでも、その時の感情はネットに残る。自分とは切り離された場所で生き続けている、終わっていないのだ。
それを消すことが一番の解決策で、消す以外に詫びる方法はないのがネットの世界だ。だから本当に自分が悪いと反省したなら、該当記事を消すか、ブログをやめるしか選択肢はないのだ…

それを偶然目にした、言われた当人はさぞかし絶望するだろう…
ネットにリアルの出来事を書くことは、多分、自分が思っているほど軽いことじゃない。最悪、もし自分の正体が割れたとしても、責任をとれる範囲のことしか、書くべきではない。

だから会社のことは特にネットに書くべきではない。自分では責任がとれないからだ。そして案外、偉い人ほど、ネットもマメにチェックしているんだ。
投稿時間や日付を見て、「この時間に書き込めるのはアイツしかいない」と割り出される場合もある。

会社でなにか悩みがあったとしても、ネットの発言小町やら、自分のブログや、2chの掲示板に、なんでもかんでも書き散らすのはよくないと思うんだ。

ネットになんでもかんでも書きまくれる時代は終わったんだよ。