heartbreaking.

中年の末路とその記録

ブログの移動で、膨大な過去ログの扱いをどうするかについて…

いまのサービスに何か不満を感じたとき、ブログサービスを変えようかな… と思うが、そのとき考えるのは、膨大に蓄積した過去ログをどうするか?なのだ。

自ブログの膨大なログをどこか別の場所に移動させる(たとえば別の新たなブログに) のは、たとえるなら、海で生き生き泳いでいた魚を、波もたたぬ水槽の中に移したと同じような状態になる。

そのログ自体は屍だった。せいぜい自分があとでオフラインで眺めるくらいしか用途がないことに気付いた。つながれていた回路から引きちぎった状態の、ガラクタにわずかな意味を見出せるのは自分だけだった…

最初に住むブログサービスは慎重に選んだほうがいいかもしれない。いくら過去ログを一生懸命とったところで、そのログが生かされる場所はないのだから…(移動するという選択肢に希望はもたないほうがいい)

ブログの記事は、そのブログの一部であるから、生かされているだけで、そのブログを一度でも飛び出し、なにか別の入れ物におさまってしまえば、それはもう死んだも同然になる。

現に、私の、過去ログを集めた、サイトだが、これは死んでいる。(2005年からgooブログでそこそこブクマもいただいてきた過去ログ… 血の通わぬ、ネットから断絶された、まるで屍のよう)

無関係のように思えても、時系列でずらずら連なる思考は、ブログ主そのものをあらわしていて、すべては必然的に繋がっている。