heartbreaking.

中年の末路とその記録

無邪気すぎる

結婚したり子供のいる女性より、40過ぎて独身の女性のほうが、はるかに大変だ。保険料も自分で払わないと病院にも行けない。部屋で一人で倒れても誰も気づかないかもしれない… だから社会全体が、独身で一人の女性を守ってやらないといけない。
「うちの旦那が」
「うちの子が」
まわりはそんな会話ばかりで、口に出さなくても、辛いと思う。きっと家に帰っても悲しいと思う。だから一人身の女性が近くにいるときは、そういう会話を控えてくれないか。
結婚していない、あるいは子供のいない女性の前で「嫁が」「旦那が」「子供が」「孫が」な会話を持ち出すのって、どうなの?優しさが足りない。人の痛みなんてわからないんだろうな。は?いちいちそんなの気にするかよ?とか言われそうだけど、でも気にしてほしい。
無邪気な会話を耳にするたびに、残酷な世の中だと思う。しあわせを手に入れた者たちが、気の向くまま・思うままに「嫁が」「旦那が」「子供が」「孫が」と言葉の槍で、孤独な者たちの心を突きさして、そして何も気づかず・あるいは気づいてか、笑っているのだ。
(まあ私もブログではやむを得ず「旦那が」と言うので、お前、結婚できただけイイぢゃねえか!と思いながら見てる独身者も多いと思う)
私も、愚痴を言えるだけまだしあわせだよ……