heartbreaking.

中年の末路とその記録

思考のメカニズム

昔のアーティストが大好きで、いまはB’zと宇多田ヒカルばかり聴いてる。デビュー当時の曲も好きでいまだに聴く。
デビューから全盛期にかけての音楽は、複雑ではないアイデアの宝庫で、聴き手の心にダイレクトに届く。

宇多田ヒカルという女性が大好きだ。かわいくて、どんなでもいいから勿論新曲もどんなでもいい、宇多田ヒカルであるならなんでもいい。

その人のブランド力で、ブロガーでもそうだけど、そういった「この人ならなんでもいい」と思えるほど好きになられる存在になるために、どうすればよいのか。どうすればそんな魅力を身に付けることができる…

ひとつは、長く続ける必要がある。だけど、それだけなら凡人でもできる。

特に日本人は情緒的なものが好きだ。他者の心に浸透する粒子となるために、自分の情緒面を狡猾に利用し作品に投影しなければならない。

内在する感情を上手く作品に投影するための、独自に開発した「思考のメカニズム」はおそらく企業秘密で、そのメカニズムに気付くことで自分がアーティストであると自信をもち、繰り返し運動に入れる。

人には、さまざまな賢さが存在すると思う。学校や企業の中で役立つ類とは、異なる賢さが、アーティストに必要なもので、最終的に人に伝える作品を精製するための、あらゆる精密な観察結果をスクリーンに映写するように人々に見せることがアーティストに課せられた使命だ。