heartbreaking.

中年の末路とその記録

ブログについて色々思ったこと

ブログを持っていると、嗚呼これもブログに書くかな… と思いつつも、文章に書き起こすのが面倒で、色々考えていたことをうやむやに放置してしまうことが多い。たとえば布団に入り眠るまでのわずかな間、うろうろ考えを彷徨わせているうちに、伝えたい言葉のいくつかも浮かんでくる。それを見過ごし、眠りにつくかどうか…

わざわざ布団から抜け出し、ペンをとりメモを残す… 小さな努力が花開くこともあるかもしれない… 実際文章に起こしてみれば、わざわざ他者に伝えるほどでもなく捨てることが多いが、文章を打ちはじめて最初の頃はそのような情熱が必要かもしれない…

あと、文章は自分で考えて打ち続けることで多少は上手になるような気がしている… 試行錯誤しつつ、自分の文章を何度も読み返しているうちに、自分はこういう考えをする人間なのだ…!と自分が思うようになってくる。それが他者にも認められるようになると、自他共に認める個性ある文章の打てる人にいつの間にかなってしまっている。

自分の過去の文章の蓄積が作り出したブログ人格があまりにも強くなりすぎてくると、読者に「らしくない」と思われるような記事ばかり連発して反応が途絶えてしまうのを恐れて、読者が求めるであろう自分を維持しようと多少無理をするようになってくる場合もあると思う…

自分のやりたいようにやればいいと読者のニーズにはないことばかりしていると、読者はつまらなくなってしまう。多少無理をしても自分の築き上げたブログ人格を上手く保守していければ、現実に老いていても、ブログでは若く思わせ続けることも可能かもしれない。
ネットで年齢は関係なく思わせることもできるので、ブログみたいな特定の場所でずっと若い自分でい続けるのもよいかもしれない。