heartbreaking.

中年の末路とその記録

闇が、ただの闇であるうちに

私の最悪な面を知っている相手だからこそ、これ以上苦しめずに、いっそ離れたほうが幸せなんじゃないか… とも思えてきたので、夜中にフと目が覚めたとき、暗闇の中で考えることが多くなった。

明け方までまだ十分な時間があることを確認し、暗闇だけを見つめてぼんやり考える時間は、まるで… 考える時間が無限にあるかのような、不思議な余裕すら心に生み出す。この、迷いの中で考え続けるだけの時間が終わりなく続いてくれれば、きっといつかこの問題も解決できるのに… とすら思う。

それほどに、一人で闇の中で過ごす時間は、魅力的だ…

だけどそろそろ逃げるのをやめて、「夫婦の会話がない」「理由」を相手に問いたださなければ、お互いがそれぞれ居心地のよい暗闇に囚われたままでは、どんな悪魔がささやきだすかわからない…

「会話がない」状況を甘くみないほうがいい… きっとトンデモナイ真実が隠されているに違いない。少しでも早くそれを聞き出さなければ… それは夫婦関係に限らず、親子関係でも、学校のいじめでも、なんでもそうだ…