heartbreaking.

中年の末路とその記録

ネトゲで友達ができたお!(涙)

ドラクエ10を遊ぶために、wii本体を買ってきた(大人買い)

ドラクエ10はアマゾンで酷評だらけなので、それを見て買うのを決めかねてる人もいると思いますが、実際遊んでみると面白いです…

ストーリーも良質なものが多く、大人の心もしっかりつかむような内容になっている。

実は友達ができました。一人だけですが…

こんなことは… ラグナロクではありえなかった…(わなわな) ドラクエ10の世界は、「優しさ」で満ち溢れていたぁぁあ!(拳をにぎりしめ!)

でも最初、初心者マークつけてウロついてたら、いきなり強そうな人たちに声かけられて「こ、怖いっ!」とビビッたままログアウトしてしまった(弱っ!)

よくあるパターンが、声かけてきた人にスデに大勢の仲間がいて(しかも高レベルな…)、俺にはわからない仲間同士の会話があって、いきなり疎外感… みたいなのは心を切り裂かれるようにツライ。友達の友達は、友達ではない(オメー誰だよ的な)。

とりあえず、右も左もわからぬヒヨコちゃん状態のまま強い人たちに付いてレベルが上がるのは嫌なので…(そんなの面白くもなんともない) 今は声かけないでくれと思いつつレベル10までは自力でなんとかするつもりで同じモンスターばかり狩ったが、そのうちリモコン持ったまま完全に無表情になってしまっていた。

眠りの世界に片脚突っ込んだままリモコンだけカチカチ押しながら「そう… 俺の人生は、こんなふうに、なんでもない意味のないことばかりで終わってゆくんだ…」と何度も頭の中で繰り返していた。

そろそろ友達がほしい… だ、誰かぁあああ…っ!俺に声を…(と願いつつも、フィールドでは人のいないところでコソッと、町で止まるときは物陰に潜む)

「ここでもやっぱり」と心を閉ざしてしまいそうなとき…

君が現れたんだ…!

二人、最初は顔を見合わせたまま、妙な「間」を量産していたが、ベラベラとおしゃべりになるよりは、これくらの間があるほうが落ち着く… よけいな言葉まで交わさずとも済む、それがドラクエ10の良いところだ。

相手はキーボード接続していないようで、返答にかなりの時間を要す(wiiリモコンで一文字ずつ選択入力のため) 俺はキーボード接続してタイピングが速いが、怒涛のように話しかけては、俺の意見ばかり押し通すことになるので、同じペースで会話することにした。

二人で共に戦う時間、テレビの前で思わず笑顔になっていた… 「ははっ」て声に出して笑ったりしながら。

ネトゲを初めて、一番最初に出来た友達ってのは、自分にとっては特別な存在なので… だから大事にしようと心に決めた(君の心を裏切らない決意。君が望むならどこにいてもかけつけるという決意。たとえ君のほうが浮気したり、忘れてしまったとしても、この気持ちは貫いてゆく)。

君に出会うまでは、ネトゲの中ですらも孤独感に心が蝕まれ、自分の弱さ・コミュ障ぶりに、息が詰まりそうだった。友達は大勢はいらない、たった一人でもよかった。

君が何者でもかまわない。俺も何者であるかはずっと告げるつもりはないから。♪めぐりあえた奇跡が~涙の色を変えた~息が止まるくらいの~甘い口付けをしようよ~一言もいらないさ~とびきりの今を~ ララララーララーブソーング♪(……。)

ずっとドラクエ10してました(2012-09-25)