heartbreaking.

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バカッターの愚かさを笑う人々なら、それが愚かなことであると事前に気付けたのだろうか?

会社は辞めることに決めたので、明日上司に退職願を出します… 死にたいと悩んでいましたが、追い詰められている最中は、シンプルな解決策すら通り過ぎていました。
あとは引継ぎなどの責任を果たすのみです(本当はいますぐ辞めたいのですが)。

会社を辞めたい気分のときは、ネガティヴな勢いでブログに何か書いてしまいそうですが、出来るだけ我慢しましょう。

ブログで会社の人の悪口を言ったり、業務内容を語るのは危険です。

もしそれが誰かに発見され・特定された場合に、会社に与えた損害を弁償しなければならなくなるので。 

会社名や個人名を出さないので、ブログに書いてもバレるわけがない。上司や先輩のこの発言が私を傷つけた、それがどうしても気に入らないからブログにその事実を書いてスッキリしよう。

…なんて一時の感情で書いてしまいがちですが、会社での出来事を詳しく書きすぎると、リアルで全財産を失うことにもなりかねないので注意が必要です。

さらにブログの扱う内容が会社のイメージダウンに繋がるものである場合は、厳重注意です(ブログでの主義主張に意味があったかどうかや、ネットでどんな偉業を成したかとか、ブログ上では通じる自分のポリシーや美学、そんなものどうでもいい。会社に損害を与えた事実がある限り、話は通じず・一方的に要求をのむだけの状況に陥ります)

私は一度身割れしているので、このブログでは、まな板の上の鯉です。ブログが人質にとられているようなものですが、それでも、まな板の上で生き続けようとする理由は何でしょうか。

それは実社会ではちっぽけな存在である自分が、ネットでは何らかの力を得て大勢に影響を与える可能性があるからです。この可能性なくしてブログを続けることはありえません。

ブログを持って、何十人・何百人(たまに何千人) 単位で不特定多数に読まれるようになると、つい自分が大きくなったように錯覚しがちですが、ネットでいくら力を得ようとも、実社会でそんなものは通用しません。

私がそのことを身をもって知ったのは、仕事での出来事をありのままブログに書いていることが、会社の偉い人に見つかってしまったときでした(もうかなり昔の話になりますが)。

実際に与えた被害の弁償額として50万円を支払いました。個人では50万円という金額はかなり大きいですが、企業からすればドブに捨ててもかまわない程のはした金です。

雇われる側でいるとなかなか想像がつかないですが、もし自分が苦労して仲間と企業を立ち上げたのに、それを後から入ってきた、たった一人に壊されたとしたら… やはり自分が企業を立ち上げたことがないので、想像すらつかないですが。
いくら1円で起業できる時代でも、それを維持することは、また別の話で、そうした苦労話を聞いてみると、雇われるだけの人間がどうこう言える立場ではないことがわかると思います。嫌ならばネットで陰口など叩かずに、黙って辞めてくれたほうが会社にとっては有難い話でしょう。

職種が特殊なものであるのに、それについてブログで語りすぎると、企業にはいつかバレます。ネットに一度出た文章は拡散し、残り続けるからです。今は無事でも、いつか望まない人の目に留まる可能性があります。

たとえ事実を書いただけでも、その人から身を隠してネット上でコソコソと書いている文章は陰口のように思えるようです。私は事実を書いただけだ!という言い訳をするいとまもありません。

どんな人でも手軽にネットを楽しむ時代は、現実世界と仮想世界の距離を急速に縮めてしまいました。もう薄皮一枚で隔てるだけの二つの世界なのに、ネットでの発言は安全圏で、実社会で自分の身を脅かすことはない、などと安心していると、私のようにある日突然、肩を叩かれ、呼び出され「君はどういうつもりなんだ」と弁償額として50万円を支払うことになり、さらにネットの亡者の執拗な追跡に、住むところを追われ誰かの家に身をよせる生活を余儀なくされたり、弁償額を支払うために何年も苦労することになるかもしれません。

ジョジョの奇妙な冒険の第4部で、50万円という金額にビビるシーンがあったと思いますが、この金額にあなたはビビりますか?単純に50万円と聞くと、数ヶ月働けば返せると思うかもしれません。しかし、弁償という名目で支払う50万円の重みは計り知れない苦痛を伴います。弁償という名目の50万円を支払うために働いた期間は果てしない自問自答の泥沼地獄でした。

自分はなんでブログにあんなことを書いたのだろう。
書かなければこんなに苦労することはなかった。
なぜそのことに気付けなかったのだろう。

…大抵の馬鹿をやっていた昔の出来事は、笑い話に変わりますが、自分が弁償を迫られるほどの罪を犯した事実は、天と地がひっくりかえっても笑い話になることはないです。死ぬまでこの身に焼き付けられた刻印のようなもので、絶対に逃れることはできません。

ツイッターで犯罪予告をして公共機関をストップさせたり暴走する人々が後をたちません。2ちゃんねるでは「元○○(←ここに職業名が入る) だけど質問ある?」のスレも後をたちません。

けれどその発言をしている大多数の人は、もし自分の正体を突き止められたとき、企業に対して与えた損害を完全に修復するほどの弁償能力は持っていないと思います。

彼らの暴走を見ていると、弁償額を支払うことになり、きっと後悔することになるのだろうなと、どうにも人事には思えなくて心が痛いです。

暴走している彼らのことを揶揄する外野の発言に、私の心も傷ついています。

馬鹿をやっている最中は気付けないのだ、その愚かさを笑う人々なら事前に気付けたのだろうか?

どうか教えてほしい。

7月28日更新:【馬鹿発見器】バカッターまとめ - NAVERまとめ
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