heartbreaking.

中年の末路とその記録

俺が反省したくなったときに、反省している

俺は職を転々としてきたから、当然ながら多くの人に迷惑かけながら生きてきたけど、そのことを完全に忘れたわけじゃない。忘れたふりはするけれど、忘れてなんかいない…

傷つけた本人や、誰かに、反省しろ!と言われて反省するんじゃない。俺が反省したくなったときに、いつも反省している…

普段のなにげない時間に思い出すのは、会社の上司との思い出が多い…

仕事が終わったあとメシおごってくれたり、仕事の枠を超えて可愛がってくれた記憶は、いつまでも残ってる……

嗚呼、思い出すほとんどは、一緒に飲み食いしている場面ばかりだ。飲み食いしながら、知らずのうちに記憶に焼き付けてしまっている…

定食を何度もおごってくれた上司もいたなあ…… 仕事帰り、軽い感じで「いこうか!」と誘ってくれたので、付いていった。それだけなんだが、今思うとイイ上司だった。

ああこの人となら行ってもいいかな?と思わせるような出会いは、案外少ないことに、後になって気付いた。だからもっと大事にしなければならなかったのに… 気付かないまま手放してしまった。そんな人が何人かいて、今でもたまに後悔する。

……そんなことを繰り返しているうちに、一緒に気軽に飲みに行けるような友達が一人もいない寂しい人間になってしまっていた。だから俺はネトゲで気心知れたフレさんには、つい言ってしまうのだ。「近くなら一緒に飲みにいけるのにね」と。

でもそんなフレさんに限って、お酒が駄目だったりするんだよな…

何が言いたいかというとね、一緒におでんとか焼き鳥とか食べにいきませんか?という話なんだ…