heartbreaking.

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すべては曖昧な闇の中に~幼児虐待を受けてから三十年以上経過しました

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道後動物園でキリンさんと一緒に撮った私の写真です(その動物園は今は移転して、とべ動物園になってます)。この頃に中学生くらいだった従兄弟の桂三くんに監禁されて性的な暴力を受け続けてました(酷いことをされているのに、何故か、くん付けで呼ぶ癖があるのは身内だからです)。

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桂三くんの写真はこれ一枚しか持ってなくて、私が虐待を受ける以前の、小学生の頃の彼の写真です(ロリコン漫画を本棚の奥に隠し、空手を習っていた中学生の彼の写真があれば貼り付けてましたが残念です)。今、彼がどこで何をしているのかはよくわかっていませんが、瑠奈(るな)ちゃんという娘がどこかに暮らしているはずです。瑠奈ちゃんは私をネットで見たなら連絡ください(ツイッターかこのコメント欄で構いません。貴方のお父さんが私に何をしたのか聞かせてあげます)。

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その弟の章二くんも、これ一枚しか見つからないのですが、彼は今は看護師をやっていて、カウンセラーもできるようで、被害を受けた私が嘘をついているので病院で調べてあげると言ってきた酷い人です。何故、写真を見せたのかというと、本当だと伝えるためにはこうするしかないからです。

ベッドに寝転がり、眠りにつくまでの時間、思い出す。自分が幼い頃に暴力を受けていたことを。……どうして自分が酷い目にあったのかという問いが、当時は気付けなかった、様々な疑惑にまで及んでゆく。今更どうすることもできないのに、その不幸に全身でしがみつきながら、必死に目をそらし続けている。あの胸が引き裂かれるような痛みは本当だった、だけどそれを証明する術が見当たらない。

歳をとっても、過去の痛みを、時間が解決してくれることはない。自分の中に棲みついた最悪な存在との終わりの見えない戦いを毎日……数字にできないほど膨大に降り積もる圧力の中で繰り返している。

私が、三十年以上かけても、まだ苦しんでいるのだから、もし誰かを暴力で傷付けたなら、その傷付けられた人は、その後三十年以上は苦しみ続ける。そんなに苦しめ続けるのなら、殺してしまったほうが、被害者にとっては幸せなのかもしれない……

人を、暴力で傷付けるのは、衝動の赴くままではなく、歪んだ独占欲のようにも感じる……。いたぶりながら、自分の名前や存在を刻み付けて、一生自分から逃れられない闇にその人を閉じ込めてしまう……

この両胸を舐めまわされているような不快感と共に襲いくる濃い霧に、身も心も覆いつくされたままで、自分の心から逃げ続けて、それでも、頭の中からどうしても追い出せない。包み込まれてる(自分を切り刻む存在に)。……思考にまとわりついて、振り払うことができない。だから、どうでもいいようなことをして、すべてを誤魔化したくなる。

出来るだけ曖昧に……過去にそういう痛みがあったという、漠然とした一点へと集積できれば、ただその一点のみを見て、それ以外の恐ろしい風景も事実も、命が終わるまで誤魔化したままでいられるから……

私は、相手を追い詰めてゆく能力を持つ一部のサバイバーのように強くも賢くもなれない。そこまでの気力はない。

同じサバイバーであっても、それぞれ違うので、目立つ一部の人がすべての代表ではない。そんな不快感もある(サバイバーという言葉自体、嫌いだ。そんな横文字で画一化して語られていいような苦しみじゃない……)

一部の被害者が声を強めるほどに、まるで性に関する被害すべてが嘘であるかのように感じられてくる……それは、被害を受けた者は常に弱い立場(態度) でなければおかしいだろうという先入観のためである。被害を受けた者が声を荒げてオノレの権利を力強く主張しはじめたときから、何故か……それが嘘なんじゃないか?と感じられてしまうのは仕方のないことだ。その人の身体感を通さなければわかりもしない痛みを、客観的に見るだけの者がどうして理解できよう。

だから被害者は内々に問題を解決しなければならないような気がしている……自分以外の被害者の受けた苦しみの信憑性を保つためにも……韓国の慰安婦(これは虚偽であることは周知の事実であるが)、痴漢だと嘘をついたり女を売りにしながら男を騙す輩に対しても怒りを感じている。

そうした被害が冤罪になったり、嘘か本当かという議論になるだけで、本当の被害者までも疑われてしまうのだ。

自分も、相手を訴えるかどうか考えたことはあった。自分は嘘をついていない、だけど相手のほうが金を持っていて、こちらには証拠がなかったのだ……

さらに、従兄弟なので、名字が同じなのだ。身内の恥だから、このことを一切口外しないでくれと、親にも言われている。親にすらも、もうその話をしないでくれと言われている。悔しくて、悲しくて、ネットでこんなに吐き出してきても、まだ足りなくて、まだ苦しんでいる。

暴力を受けなければ、もっと、違った人生が送れていたんじゃないかと思うことは多い。

追記ですが、elveさんに、私ですら掘り下げることのできていない部分について、記事を打っていただきました。