heartbreaking.

中年の末路とその記録

ダークソウル2ネズミの王~熔鉄城ボスを倒す迄

ようやくゲーム中盤に入ってきた(前記事)昨日は、虚ろの影の森で太い亡者を弓でちまちま倒しながら地味に得た2万ソウルを、透明戦士と毒亡者に挟まれ死して回収できずに机にやつあたりした。……一体どれだけのソウルを、どうでもいい場所で失ってきたのか。でもやめられず、気力を奪われてから立ち直ろうとする過程で徐々に快感を得られるようになってきた。マゾだなあと感じる。

今は、大竜牙+4を使ってます(ヘンなカタチが心にヒットした)。クラブ二刀流が通用するのは中盤までと見切った。複数を一振りで瀕死にさせる戦い方にシフトしないと道中がきついので、大槌一本を基本武器として進んでいる。盾は使わずローリングのみ。

こちらの攻略サイトも一応見ているのですが(取り返しの付かないミスを避けるため)、ボス攻略は自力で、有野課長みたいに何度も繰り返しやって覚える感じです。あーっ、なんでーっ?とか顔では笑いながら、徐々に心は折れてゆく。独り言もゲーム実況並みに増えたけど、有益なことは何一つ言ってない。

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ネズミの王(ネズミじゃなくて腐りかけた犬ですよね) ……の私なりの倒し方。王が動き出すまでに、雑魚ネズミ3体をロングボウ+10で片付ける(最後の1体は間に合わない)。あとは、王になるべく密着して胴体の下付近をうろうろしながら脚を殴り続けるだけ(とり逃した雑魚ネズミ1体は武器ブン回し中にひっかけて、ついでに倒している……)。エスト瓶・毒の苔玉の消費のみでリベンジ5回目くらいで勝利。討した時のSL 160(毒噛みの指輪装備)

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ネズミの王を倒した後で、ちっさくなったネズミの王との会話が声と姿のギャップのせいで笑いのツボにはまった。強かった頃にそのセリフ言わないと説得力まるでない。でもなんだか好きになったので、また会いにきまちゅからねー。

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鉄の古王は、熔鉄デーモンより強くなかった……?自分ここで詰むのかと思った。打撃武器だけ持って(盾なし)、ひたすらローリングしつつ腕を殴る……の繰り返しでなんとか倒した。隅っこにいると光線で溶岩へ落ちるので(あと、丸い穴にも近づかない←ふっ飛ばされて器用にそこに落下死した。絶望……)、足場のあるとこ全体から見て真ん中付近にとどまり続けるほうが安全。だから右隅から弓で削るのは諦めた。

熔鉄デーモンは第3形態まで変化するらしいので、白霊を呼んだところ、囮が優秀すぎて、あっという間に倒してしまったので割愛(今んとこ、白霊呼んだのは、忘れられた罪人と熔鉄デーモンだけで、あとはソロで倒した)。熔鉄城は風景が綺麗なのでテンション上がって雑魚をほぼ殲滅した。このゲームで唯一惜しいのは、音楽ですねえ……ここに素晴らしいフィールド曲が加われば言うことないのに、音楽は大事です。

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鉄の古王討した時の装備。これだけの攻撃力があれば、重鉄兵は一撃で倒せます。頭に被ってるのは、影の仮面+9(参照)です。

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ようやく生命力を上げ始めた(一番後回しにしていた)。古王戦で装備してないがロングボウ+10が道中欠かせないので、技量もそこそこ上げている。いまのところステータス振り直しは一度もしていないです。私は貴重なアイテムを最後まで使えない、ゲームでは貧乏性なもので……

あとは、これまでを振り返ってみますが、ムービーの入れどころがヘンだと思った。たとえば、ハシゴをかけるおっさんだけムービー入るのかナゾですね……(それなら他の魅力的なNPCにもムービー付けて欲しい)。ちなみに、NPC個々の言動の面白味に気付いたのは、小さくなったネズミの王と会話した後ですが。この殺伐世界の中に息づく命が発する言葉一つ一つがヘンに笑えるんですよ。

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一番楽しくないステージは、虚ろの影の森でした。透明戦士だらけの霧のエリアでアイテム回収中に画面酔いするし、そこを抜けても呪いだらけで、私のリアルな生命力がマジでヤバくなりかけてたんですが(画面酔いしたのは、ここだけです)。

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逆に一番のめり込んだステージはクズ底。攻略サイトのマップを見ても構造がわかりづらいので、実際に飛び込んでくしかなかったのですが、雑魚が弱いためレベル上げの概念を捨てて、シンプルな選択を繰り返して進んでくのがストレス感じなくて良かった。最後のほうは、爆発亡者に驚きながら笑死した(こいつ、毎度、体はったギャグかましてくる……)。人間と地上から廃棄されたクズが螺旋を描いて闇の中に浮かび上がるセンスに恐れ入りました。

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刑吏のチャリオットは、事前に脳内に描いていた状況とはかなり違っていたのもあり、仕掛けを把握できるまでは慌てすぎて骸骨に囲まれて20回近く死んだ。演出が素晴らしいために気分が高ぶっていたので再戦は苦痛ではなかった。ずっと眺めていたい美しいボスだった……(まさに、神ゲーだと思った)

ところで、私がダークソウル3ではなく2を選んだのは、2か月ほど前にsteamのセールで60%OFFの1,768円に値下がりしていたからです(現在2は5,200円で、試しに買う値段とは思えないので、欲しい人は次のセールを待つのもよいかも)。
私が今遊んでいるのは刷新されたハイスペック版でグラフィックスも繊細になり(刷新前を見てないのでその違いは不明だが……) 最初からDLC三部作も付いてるので、発売当初にプレイした人が遊べなかった完全版をいきなり手に入れてしまったわけで、出会うには最高のタイミングでした。勿論、安ければ3を選んでいましたがプレステ4が買えないほど金ないので選択肢はないも同然だった。

ちなみにゲーム制作会社が21年前にプレステ発売したキングスフィールド2も当時少し遊んだけど、画面酔いしなければハマると感じていたので、その頃から私もフロム脳が出来上がっていて、いつか完成形を遊ぶ運命で、それが今だったのかもしれない。

舞台設定や、話の根幹に繋がる情報は一部しか語られないため、「裏がある」「奴の意図はなんだろう」「こう考えれば妥当かもしれない」といったことをで物語を補完してゆく思考パターンをファンに植え付け、そういった二人三脚のストーリーテリングの末に独特の"発見"を見出したユーザーは「フロム脳」と呼ばれるようになった。
フロム・ソフトウェアとは (フロムソフトウェアとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

今後も基本は白霊呼ばないで極限までソロでボスを倒して行こうと思いますが流石に体調悪くなるほど無理はしたくないです。予定は本編クリアしたあとでDLCも遊んで、その後は同ゲーム制作会社の他のゲームもやってみたい。以下は、参考までにアクション苦手な私がほぼ詰まることなく進んだルートです。

朽ちた巨人の森(呪縛者は後回し)→ハイデ大火塔→隠れ港→(戻って呪縛者を倒す)→青聖堂→忘却の牢→月の鐘楼→罪人の塔→狩猟の森→溜りの谷→不死刑場→土の塔→熔鉄城(デーモンと古王は後回し)→虚ろの影の森→ファロスの扉道→(戻ってデーモンと古王を倒す)→クズ底→黒渓谷(今ココ)。

続き(2016-09-04)