heartbreaking.

中年の末路とその記録

山東昭子「子供を4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰」発言は言葉の暴力であり差別です

給料から控除されるぶんの何かしらの恩恵を国から受けてる気がまったくしない。

ただ給料からがっぽり引かれているだけのような気がするのは何故かというと、子育てをしていない、独り身の自分が国からなんらかの恩恵を受けられるような明るいニュースを見たことがない。政治家さんたちよ、独り身で、たった一馬力で生きてる人間に対してわずかでもいい……なにかを支援しようと思わないのか……

国は子育て世代のサポートばかりに目を向けて、独り身の人間にはなにもしてくれない。

孤独な人間に用意されているのは、究極の二択か。年金受給年齢まで自分が生きられるかどうかもわからぬのに(多分それより早くに疲れ果てて死ぬ可能性大……)給料の一部を捧げ続けるか、あるいは努力するのを諦め生活保護か障がい者のふりをすることでようやく自分も国から無視されていない存在だと認識できる。

独り身の底辺労働者を、政治家たちはまるで相手にしていない。最初から存在すらしなかったように眼中にない。そんな人間がどれだけ努力したって、まったく関係のない何処かのあたたかな家庭の方角へ流れてく税金に、搾取されるだけだ。

私立高校実質無償化問題で盛り上がってるけど、夫婦は二馬力で稼げる。独り身は一馬力で温かな家庭もなく子供の成長を見守ってゆく楽しみもない。したくてもできない苦労もある。別につらいことから逃れてるわけじゃない。

無償化の財源を、私が政治家ならこうする。不正をする人達の存在をなくしてゆく。扶養範囲内でズルをする主婦(主夫)にも年収の壁をなくして税金をきちんと納めさせる。本人達も壁がないほうが、後ろめたさがなくなり思いきり働ける。生活保護受給者を高齢者限定にする。不正に年金受給する若者は国が捕まえて強制労働させる。それが嫌なら安楽死でこれ以上人様の税金を搾取する前にこの世から消えてもらう。

国は、大ウソつきは助けても、正直者は助けてくれない。

人に暴力をふるわず、真面目に生きている人間を法律は時に苦しめ、逆に犯罪者や精神病のふりをする悪者ばかりを守ろうとする。国はいつでも末端にいる最弱者に対してはほぼなにもしてくれない。

これ以上引いてどうなる……と思うほどの税金が微々たる給料から引かれる一方で、高齢化した頃にはもっと年金受給年齢をあげて自分はほぼもらえなくなっているはずだ。

あと、気になったのはこれ。

自民党の山東昭子・元参院副議長が21日の党役員連絡会で、「子供を4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰することを検討してはどうか」と発言した。
自民の山東氏「4人以上産んだ女性、厚労省で表彰を」:朝日新聞デジタル

4人産んだ女性が立派だという意味ですか。連れ子で何度も再婚して、その度に子供を本能のままに増やしてきた女性とかもいるでしょう……体は恵まれているが精神が未熟な女性も多くいると思うのですが、その人達も立派なのですか。旦那の扶養範囲内で一度もまともに働きに出ないで給料袋だけ管理する嫁が立派なのですか。

表彰ってそういう意味ですよね。

以下は、山東昭子さん以外は読み飛ばしていただいて結構ですが、山東昭子さんは私のように幼児期に性的な虐待を受けた後遺症で長年苦しんで生きてきた女をどう思っていますか。子供のいない私は、女などではない、人間ですらないといいたいのか。私はそう解釈しましたね。

いっそのこと、はっきり言ってくれませんかね。子供を産めないお前など、生きてる価値はない、と。

殺したいのなら殺せばいい。その暴力的な言葉でこの心をズタズタに引き裂く山東昭子が今私の目の前にいるのならば、この40年間の苦しみすべてをお前の体と心に焼き付けてやる。

この世は差別であふれていますね。

言葉の暴力をするくらいなら、いっそ殺してください。

話がまた変わるが、私立高校をいまさら実質無償化ってどうなんすかね……

私立高校と聞くと、高校受験に落ちた親不孝な子供が入る印象があるのですが……そうならないために子供達は親に迷惑かけまいと受験勉強して県立高校に入ったのではないですか。受験に落ちても私立が無償化なら親は困らないということで、むしろ一般的な学力の低下に繋がるような気もしないでもない。いままでの親たちが出来ていたことを、これからの親たちはしなくていい、というのはどういった了見なのか。ラクな方向へ、ラクな方向へと、突き進むならこの国は駄目になりますよ。何かの映画であった台詞だけど、苦しみの中で精神が鍛えられるのです。

ですが、私立高校=馬鹿というわけではありません。わざわざお金を払って入りたい中高一貫の私立高校もありますので。こうしたお金のかかる私立学校を受験させてきた今までの親たちの苦労についても一体何だったんすかねという話になる。