heartbreaking.

中年の末路とその記録

休日は、おっさんの大冒険とゲームセンターCXで疲れを癒す


【Oblivion】おっさんの大冒険1(ゆっくり実況)

休日の定番と言えば、ゲームセンターCXの過去の放送を何度も繰り返し暗記出来るほど観たり、あとは……おっさんの大冒険を観たりする。

おっさんの大冒険は、オブリビオンの世界を、リストラされた見た目の冴えない一般人のおっさんが、武器を持たず素手で敵を倒し冒険するというもので、昔知り合いにこれを教えてもらってからは、何にも考えずに休日過ごしたい時はとりあえずこれを流していると、なんだか不思議な元気が出てくる。

正直、言葉だけでおっさんの大冒険の何たるかを語ることは難しい。ずっと半裸だったり、ストーキングしたり、突然山に篭ったり…素手格闘に固執したり、体力回復を怠ったり、スニーキングをする気がまるでなかったり…おっさんの一挙一動だけを見ても、他のオブリビオンプレイ動画とは趣を異にするのがわかるだろう。
おっさんの大冒険とは (オッサンノダイボウケンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

休日は、ほんと何にも考えたくない。人生に疲れたよ……という人にはちょうどいい温度がずっと保たれていて、自分もおっさんと一緒に冒険に毎回出ているような自由度を得ると、また休日を終えて、普段通りの日々を頑張ろうかなと思えるようになれるから、これと似たような動画あれば是非教えてほしいです。

【Oblivion】おっさんの大冒険2(ゆっくり実況)
【Oblivion】おっさんの大冒険3(ゆっくり実況)
【Oblivion】おっさんの大冒険4(ゆっくり実況
【Oblivion】おっさんの大冒険5(ゆっくり実況)
【Oblivion】おっさんの大冒険6(ゆっくり実況)
【Oblivion】おっさんの大冒険7(ゆっくり実況)
【Oblivion】おっさんの大冒険8(ゆっくり実況)

ゲームセンターCXは、ぶっちゃけ合間に入る小コーナーはあんまし興味なくて、本編だけ繰り返し観ている。

ゲーム実況て自分のテンションの加減が難しいと思うんですよ。あんまりギャーギャー言いすぎると視聴者が疲れるだけだったりストレス溜まるかもしれないので、通常は淡々としている中でのゲーム内の細かい観察眼が問われる。

結構神経使うと思うし、一般的な常識も知っていなければ即座に無知であることが視聴者にバレてしまうので、そういう点では有野さんは無知すぎるということもないし博識というわけでもない中くらいの位置に存在するんじゃないですかね。

まず、普段の生活の中で、ゲームが好きな男性に出逢うということが、そんなにないです……

皆、仕事で忙しいんですよ。またはゲームするより服や靴を選ぶことのほうが好きという人、あえてゲームっていうところに辿り着く男性はほとんど、あんまり見かけないですね。

そういう意味においてはゲーム好きな男性って希少なんですよ。

天地を喰らう、の回が意外と面白くて何度も観ているのですが、背景に流れるゲーム音楽が個性的というか、仕事中も頭の中で流れるほどで。三国志の世界では、横山光輝のコミックは全巻読んでいて、光栄のパソゲーでもちょっとはまったことあるんですが、いつかまた最初からプレイしてみたいなあと。時を忘れて没頭してしまうんですよね、そういうのって大事だと思うんで。最近何かに没頭しましたか。今、なにか足りないと思うのはその時間がないからだと思います。あと、SUPER R-TYPEとか横スクロール系がわりとサクサク進むんで退屈せずに観れますね。何故か、夢ペンギン物語は録画しているのを消せなくて、彼女の心を取り戻すために減量しながら進んでゆく横スクロールアクションなのですが、主人公のペンギンが道中アイテムを食べすぎて太ってしまうと彼女に見切りをつけられてしまうんで、その時の有野さんの指摘がだいたい面白くて飽きない。初代ドラクエの回も前後編録画したまま時々、出社前とかに観ているのですが、当時ってレベル20でラスボス倒せてたんですね。あとメタルスライム一匹倒した経験値が115ポイントしかない。最後のりゅうおうにベギラマで奇跡の勝利ってとこが最初見た時妙に感動して目が熱くなっていたのですが、この番組を観て涙が流れたのはこの回だけですが、時間がかかりますがロールプレイングももっと取り入れていったらいいんじゃないですかね。有野さん自体は別に好きでも嫌いでもないんですが、これを有野さんより上手いADがずっとプレイしたとしても番組はおそらくここまで面白くはならない。有野さん自身はこの番組中に結婚して子供がいて巨乳の奥さんもいてあえてゲームをする必要はないだろうに、ゲームを仕事に出来ている。

だが考えてみてほしい。世の中でゲームをする人がだいたいどういう層なのかを。

ここで有野さんに必要なことは、まあ今の状態でありのままで、たとえば冒頭で自分の背景(家庭がある)ことを感じさせてゆくのも、そんなに番組的に痛手にはならないだろうが、ゲーム以外の部分でどの話題に触れるのかをよく考えた上で言葉を発するようにしてゆけば、家庭を持たずゲームしかないがたまにこの番組を観ている単身者にとっても、どの部分も早送りする必要のなく安心して何度も観れる番組になると思う。

長々となりましたが、今日はドミノピザを頼もうとして、カード払いで後で分割にしてとりあえず今の欲求を満たそうと思い、ログインして注文確定ボタンを押す手前で悩んで結局ピザは食べず仕舞いです。それで欲求を満たせない自分の現状に思い悩むより、仮想世界であてもなく彷徨い歩きながらただ静かに人生についてを波のたたない穏やかな位置に配列して、ずっとその中に居ることで心も体も自分の最適な位置に戻ってゆく。そんな時、辿り着いたのが、おっさんの大冒険です。