heartbreaking.

中年の末路とその記録

食費を削ってでもセブンスターを吸いたいか!?

セブンスターをやめて、ヴェポライザーに変えてからですが……趣味がないんですよ。時間をもてあまして一人で途方に暮れている。

いままで、仕事や、なんでもない日常を乗り切れていたのは、常にセブンスターを吸っていたからなんですよね。

休日特に無気力で、たとえばゲームをしようとするじゃないですか、でもそれを始めるまでに悩む時間が長い長い……で、結局しないという。

悩んでる間にどんどん時間が過ぎていって、なにもできないで終わるっていうパターンが増えてきた。出来ているのは決まったゴミ出しくらいかな、ゴミが出せなくなったらいよいよ病気の始まりだと思っています。

こんなに億劫なのはヴェポライザーで最近、舌と上唇を火傷したので、ピリピリ痛くて、ヴェポライザーを吸うのも嫌になってきたからで。

最初から単純に、セブンスターの本数を減らせば良かったんじゃないかって軽く後悔してます。

ヴェポライザーに慣れてきた状態で、再びセブンスターに戻っても以前ほどは美味く感じられなくて違和感があるし、かといって煙草自体をやめるという選択肢は自分にはなくて、仮にやめるとしたら、確実に精神科か心療内科行きのコースですね……この無気力感、半端ないです。

GIGAZINEで以前こんな記事が出ていましたよね。ニコチンが統合失調症の原因となる脳活動障害を正常化することが明らかに - GIGAZINE

もしかすると私は自分に足りない機能を補おうと煙草を吸うようになったのか……何故か、どういう関係かはわからないが、禁煙していた期間に比べて、喫煙中は幻覚も見ないし心霊現象(金縛りとか)も大分減っている気がしている。非現実に生きようとする自分を、限りなく現実に近付けて戻してくれるアイテムが、煙草なんだとしたら、そのおかげで今は普通に働けているし何事も比較的長続きしている。

さらにニコチンがアルツハイマー病予防に効果があるような記事もネットで多く見られます。

煙草を吸わなくては自分は駄目になるんじゃないかという、危機感が頭の隅から消えることがない。

たとえば、もう中年なので近い将来若年性アルツハイマー病に最悪なってしまうとしたら、むしろ煙草を吸いながらそれを少しでも予防していたほうがまだいい。

もはや、煙草を吸っていなかった頃と、吸っている今との、自分の思考力・判断力の違いすら都合の良いように改ざんすることで、喫煙を肯定しようとしている。

自分を洗脳しているとでもいうかな……定期的に紙巻たばこに点火する行為は、自分の鈍りつつある脳に意識的に働きかける行為であり、さらにニコチンを摂取している(=アルツハイマーを遠ざける)という安心感が仕事の処理スピードを加速させるし、ある程度の見切り発車なども可能となっている。

……うつ病じゃないかって思うよね、ほんと。煙草やめようとすると。

ヴェポライザーに変えるのって、ほぼ煙草やめることと同義じゃないですか。確かにニコチンは摂取できるけど、徐々にいままでの自分を失っていくというか……

自分らしさっていうのは、=けして無理しないってことなんだなっていうのは気付きました。

金は残したいですけれど、そのためには働かなくてはならなくて、休憩時間に一服する切り替え時間が必要で、その貴重な時間にヴェポライザーでは満足できていませんし、手間もかかるので(ヒートシンクの金網部分に詰まるシャグをクリーニングブラシで取り払うなど)、なんだかここまでして蒸気を吸いたいなんて……自分が可愛そうだなとは思い始めていました。

ヴェポライザーは確かに美味いですよ。でも火傷するともう嫌になっちゃいますね。

なんだか迷走しています。人生も、趣味も。訪れる空白に、いつも死にたいっていう悪魔の誘いを断ち切れていたのは、とりあえず火を点けてセブンスターを吸い続けてきたからなんですよね。

自分にはまず煙草を吸うことがなにはさておいても前提条件であり、これがあるから趣味も楽しめる。

どうしようかな……

セブンスターを1日1箱消費なら、月15,500円。でもそれでは今までと何も変わらない。

ここは食費を削るしか……

食費を削ってまでセブンスターを吸いたいか!?

はい、吸いたいです。