heartbreaking.

中年の末路とその記録

ストーカー被害にあっています。

今、ストーカー被害にあっています。胸は小さく尻もだいぶ垂れてきたおばさんが狙われてます……

最近隣に引っ越してきたおっさんが、毎日、私の出勤時刻にピッタリ合わせたようにランニング姿で必ず目の前に来るのです。ドアを開けるとそこにいるのです(いや、ホントです)。

どういう状況かというと、私は賃貸マンションの高層階に住んでいるのですが、夜勤で働いてるので毎日決まった時刻(午後)にドアを開けてエレベーターへ向かおうとします、するとエレベーター付近にある階段の陰からのっそりとその隣に住んでるおっさんが現れるのです。

最初は偶然かと思ってました。このおっさんが異常だと気付くまでは、エレベーターで居合わせた時に会話をしていたのですが、本人が、僕は走るのが趣味なので……と言っていました。

隣のおっさんはランニングが趣味のようでいつも昼間に外をランニングシャツと短パン姿で、肌が浅黒く日焼けするほどに走っているようなのだが、集合ポストを見るといつもそのおっさんの号室の開閉部分辺りが汗か何かで濡れていてとても気味が悪いです。

会社へ出勤する時刻が偶然似たようなタイミングになることはあると思うのですが……それでも毎日会うなんてことはあまりないです。ゴミ出しの時も、隣の玄関からごそごそゴミ袋の音が聞こえてきたら少しタイミングをズラしてドアを出ますし、賃貸マンション内でエレベーターですら居合わせないでいられたらホッとするほどプライベートで他人とは関わりたくはないのに、隣のおっさんは毎日毎日毎日私がドアを開けて何処かに出かけようとするとかなりの高確率で「ここにいるよ」とその「存在」を私に対して故意にかどうかは知りませんが主張してくるのです……情報を勝手にこの脳にインプットされてく不快感が蓄積している。気味の悪い存在に自分が支配されかけているようで……振り払いたいのに、まとわりついてくる、何故?という怒りと、この先どうなるのかという恐怖が渦を巻きその中心で小さな殺意が芽生え始めた。精神異常者に自分は殺されてしまうのかそして精神が異常なのでその罪は一般人より軽くなるそんな最悪な想像に、心が弱りかけている時喰われそうでまるで過去の嫌な記憶を消そうと足掻いてる時のように悪夢が悪夢を連れてくる、嗚呼可哀そうに〇〇ちゃんはこういう人生歩んできて最後に精神異常者に玩具にされて殺されてしまったんだね……って、こんな……こんな人生の悲惨な終わりを想像させたお前を赦すことは、たとえお前が知的障がい者であってももうできない。

こんなので、自分が無職だったら完全に病んでいたところだ。働いていると気が紛れるが、独りになると考えたくもないのに隣のおっさんのことを考えなくてはならなくなる、この奇妙な偶然を放置したままでいいのか。隣のおっさんは働いている気配が感じられない……

それに、顔を合わす度、私の顔に穴が開くほど強力な視線で凝視してくるのも怖すぎる。何秒も黙って見ている。「なにかを」疑っているような目の時もあり得体の知れぬ不快感がこれまで何度もあった。あるいは小さな子供が見知らぬ大人に遭遇しとてもビックリしているような、そんな目をされる時もある。

だんだんイライラしてきました。

隣のおっさんの顔をこれ以上繰り返し見たくないので(なんでいつも私が出勤する時刻にそこに居るのだ)、いつもより10分程、部屋を出る時刻を早めてみることにした。

ドアを開けてエレベーターに乗り込むまでの間におっさんの顔を見なくて済んだのでホッとしていた……4、3、2、1、

エレベーターのドアが開いて、さあ今日はウザイ隣のおっさんの汗だくランニング姿を見ずに済みそうだと良い一日になりそうだとエントランスを見るとナナナナナナントそこに隣のおっさんが入り口をふさぐような格好でしゃがんでいてしかもこっちを見ているのでもう終わりだ……と思った。

おっさんの脇をすり抜けて自分の車に乗り込もうとする前にもう一度、さっき隣のおっさんがしゃがんでいた位置を見てみると、向こうもこっちを見ていた。それも今回は何でかしらんが物凄い眼光で車のボディに穴を開けるほど何秒も見ていてしかも動きはずっと止まっているままだったのでゾッとした。

異常な眼光で何秒も凝視してくる隣のおっさんに対し私はいまだかつてない恐怖を感じている、警察に言おうか悩んでもいるが具体的な被害は受けていない。

これは被害とは言えないかもしれないが、こんなこともあった。

私がドアノブをガチャガチャ回して閉まったかどうかの確認(いや、閉まっているんだろうが女の一人暮らしなので念には念をと思い)をしていたところ、なんか視線を感じるような気がしたのだ。見るとそこには隣のおっさんがいて、ドアノブをガチャガチャ回す私の姿をジーッと(いつから?)見続けていたらしい。

そしていきなり私に向かってこう言い放つ。

「強迫性障害ですか?」

……いや、他人に言うことかソレは、ドアノブをガチャガチャしているのを目撃しただけで人を「強迫性障害」呼ばわりはないだろ、いきなり失礼だろと思ったが怒る暇もなく急いでいたのでもうシカトして行くことにした。

ただただ気味が悪い。心がヘンに病んでしまいそうだ。とりあえずお付き合いしている男性には相談はしているのだが、彼も、この隣のおっさんが昼間から自転車でそこら辺をフラフラ走っている姿を何度か目撃しているらしい。ある日は、道行く女性の姿をやはり凝視していたということで、でもおかしいな、この間、共用通路をこの隣のおっさんの娘(幼女)がバタバタ走り回っていて「おとうさん」と言っていたのだが、性犯罪者でもその予備軍でも子供は作ることはできるからまあ注意するに越したことはないだろうな……女性の一人暮らしはくれぐれも気を付けてください、会話してもまとわりついてくる、無視しても怨まれる可能性もなきにしもあらず……幼女でも、おばさんでも狙われます。

続き(2019-09-09)