heartbreaking.

中年の末路とその記録

ロマンシング・サガ3オリジナルサウンドヴァージョン

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『ロマンシング・サガ3オリジナルサウンドヴァージョン』
―RomancingSa・Ga3-Original Sound Version―
95.11.25
PSCN-5033~5
伊藤賢治

以下、『ロマサガ3』 で好きな曲順。

『四魔貴族バトル1 (Disc3-7)』
の方が 『2』 より気に入っている。この曲が終焉を迎えるまでまでの3分余り、ドラマティックかつ幻想的な世界が生まれる。そしてプレイヤーは画面から視覚出来る以上の、大きな感動に包まれる。幻影達が織り成す最高のショーを彩るメロディーが、あの厳しかった戦いを鮮やかに心に呼び戻すのだ…。当時は強烈な印象だった…余りの衝撃に戦うことも忘れボーゼンと揺れる画面を見つめるしかないほどに…。そして、未だその感動は色あせず、飽きることなく聞き続けている自分が居る…まだ物語は終わらない。

『四魔貴族バトル2 (Disc3-14)』
四魔貴族が激しく魂を燃やし続けるかに最高かつパーフェクトな格好良さ。音が途絶える瞬間も絶妙。エレキとドラムが激しいっ ! 前奏で1分奏でながらも聞き手を飽きさせないこのスピード感に鳥肌が立つ !

『ラストバトル (Disc3-16)』
毎回、ロマサガ最終戦は演出がドラマティックで感動するが、この 「ロマサガ3」 はエレキの渋さが際立っている。ゲーム音楽のワクを超えて、ロックバンドな一曲。

『バトル1 (Disc1-12)』
3周しても、ラスト辿り着くまで絶対飽きない。

『バトル2 (Disc2-16)』
一瞬のスキを見せないクールでナイスな調べに、ボスの格好良さも倍増。始めのBossが空から飛来した後この曲を聞くと妙に嬉しい。プレイし直す度、その場面で何度でも感動する。

『ポドールイ (Disc1-14)』
ホロリと泣ける優しすぎるメロディーが心を包み込んで、そっと温めてくれる。舞い降りる雪のようにポチポチと心に浸透…。…泣ける…。

『ラストダンジョン (Disc3-13)』
一貫して頑固なまでに重々しい雰囲気が非常に気に入るところ。同じ調子が続くので単調そうだが、全然飽きない。

『海底宮 (Disc3-5)』
最終戦を控えて思いを馳せる…そんな時間に、自然に心の中に収まっていた…。

『レオニード城 (Disc2-24)』
伯爵が杯を傾けながら黄昏る様を表すかに怪しく延びるメロディが、暗いバックの雰囲気によく似合う…。

『船旅 (Disc1-23)』
波が穏やかな青空の下、つかの間の航海を楽しんでいる。そんな時間があってもいいだろうと言わんばかりの穏やかぶりなのが良い。

『聖王廟 (Disc2-2)』
ゲーム中もあまり訪れることなく聞く機会も少なかったが、SFCにしては遠近感ある画面の演出で、特別な場所だった…。その神秘性も曲によく現れている。

『砂漠 (Disc2-13)』
笛の音色が途絶える瞬間に出来たほんの少しの静寂に、吹く砂漠の風の音が孤独感を漂わせる……。

お気付きかもしれないが、自分は 「情緒」 の起伏を上手く表現し、かつ「暗め」 な曲が好きである。もしくは、とことんまで 「殺伐とした」 世界を好む。

現在カタリナに 「イトケン(カタリナは…女だよ?)」 と名づけて、レオニード城地下に篭りっきりである。この名前だとナゼかヤル気が出るらしい。もちろん、序盤に皇帝の偽者とウッフーンなシーンは無かったことにする。

四魔貴族バトルの中で、戦うイトケンは一味違うっ !

goo blog funamushi2 - 2005-01-18 00:00:00 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )