heartbreaking.

中年の末路とその記録

俺は醜い…

有りの儘の美しさを、何故壊してしまったのだろうかと何度も自分を責めながら生きてきた。

大きくても小さくてもいい… 有りの儘の姿で生き続ける事が、どれだけ素晴らしい事か。

誰かの愛を得たいならば、未来の想い人を傷付けたくないならば、「ただ綺麗になりたいというだけの軽はずみな動機のみで」整形手術をしては成らない。どんなに努力しても、不純物の混じった作り物の美しさは、愛に見破られて無残に砕け散るだけだ。

大きくても小さくてもいい… 黒ずんでいても汚くても臭くても毛深くても何でもいい。お前がお前の有りの儘の姿であれば、それで構わない… 

何故、傷を付けたんだ。あのままの姿でも、愛は得られたはずだ…、

俺は自分の裸体を鏡に映す度に後悔している。だから整形手術をするのはちょっと待て、と言いたい。

…自分の性器なのに、触れたくはない。指先で触れないままに、機械を強引に奥までねじ込む。愛撫はいらない。痛みだけがあればいい。涎を垂らしながら白目を剥いてる自分がどうしようもなく愛しい。俺は俺を愛している。俺は醜いが、醜いが故にいつでも孤独で… だからいつでも愛する自分の醜い体を好き放題に犯して快楽を貪りながら生きていられる…

goo blog funamushi2 - 2006-11-07 03:06:03 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )