heartbreaking.

中年の末路とその記録

よほどの事がない限りは、ブログの閉鎖は止めたほうがいい

自殺したり、ブログを閉鎖することが復讐になるわけがない。貴方を嫌っている人間は、貴方の消滅を「ざまぁみろ」「いい気味だ…」と喜んでますよきっと、だから私は消えるつもりはない。

職場を退職したい!って時もそうでしょう。もうこの職場で認識されている私の人格にはうんざりした絶望した、だから新天地で今とはまったく違う私の人格を認識されながら生きてみたい!と。そして嫌味な上司や同僚に囲まれてノイローゼ状態で頭を抱えながら、”新しい職場の中で輝いている自分”を妄想して、そこへ行くんだ!って思い込みが強くなってしまう。で、その想いが爆発した時に「一身上の都合で、退職」してしまうんですね。

でも環境をかえるほどに条件は悪化する一方で… かつての輝きに戻りたいと思う日がいつか来ます。私も後悔ばかりです。

逃げたい!と思う時を乗り切れるかどうかで勝敗が決まります。やはり我慢してその場に踏みとどまり続けた方が何かとお得です。特に人間関係に泥を塗ってやめる事だけは避けたい… のだが私は会社に泥を塗ってやめるパターンが多かった、結果が今の借金生活です。人間関係は大事です。鬼門が増えるのは良くない、それは会社もブログも同じ。

環境を変えればすべてが好転するのではなく、自分自身が変わらなければいくら環境を変えても何も変わりはしないのですから…… それに気付くのに10年近くもかかりました。

私は職場を転々としましたが、結局一番初めに勤めた会社が一番条件が良かったんです。それに気付いたのはスデに何箇所も会社を移り変わって最悪な条件下で働き始めたころでした。

だからよほどの事がない限りは、ブログの閉鎖は止めたほうがいい。とりあえず流しておけ。文章が打てない気分ならブログデザインを弄ってみるとかして、文章を展示したくなるような外観にすればいい。

ドン底まで落ちたらもうこれ以上のドン底はない、だから違う環境へ!と思うかもしれない。でもドン底はどこまでも際限なく続いています。ここが最下層でこれ以上の底はない!と思うほど最悪な状況のように感じても、もっとドン底もあるんです。だから今までかけた時間と労力を無駄にせず、なるべくリサイクルするなりの工夫をして自分の心を切り替えて、自分の心内で生まれ変わる努力をするにとどめておかなければ……

その時の気分だけで安易に環境を変えればかならず損をします。

でもittuanさんは閉鎖してしまったので、あーあ勿体無い… って感じ。ブログバトルロワイヤルの審査結果も、栗先生のびろびろクリトリスの記事も、いじめに関する名エントリーも… 何もかも消えちまって勿体無い話だ。(Google様のキャッシュがいつまで残るのか知らないが)

あー、でもスゴイよね。閉鎖しただけでブクマが付くなんて珍しい事だよ?普通は閉鎖しても誰も反応してくれなかったり、フーン程度でしょ。こうゆう場面に出くわす度に思うんだけど、私が消えたらどれだけの人が反応してくれるんだろう?どれだけの人がお別れの言及記事打ってくれるんだろう?って。

私もしょっちゅうだけど、”自分の打つ堅実な記事こそが世の中に認められるべきだ”みたいな思考に陥ってしまうと、自分を過大評価しすぎるあまり自分の中で劣化してゆく能力に気付き難くなるんだよね。後期の彼は、渾身の力を振るった記事に限って無反応であり、それに耐えられなくなったのではないかと私は推測する。(君ってヤツは最後まで失礼なヤツだな!って怒られそうだけど)

私はittuanさんの記事をほとんどローカル保存してあるので、その気になればそれらをスクリーンショットしてこのブログで全記事を紹介する事も出来るんだけど。彼のブログには良い記事が多かっただけに勿体無いです。いっつあんについて解らない事があったら私に聞いてくれ。
おそらく、はてな界隈でのパワーゲームみたいなのにウンザリしたんだろうな。ブクマとは無縁の心安らげる場所を求めて旅立たれたのかもしれない、それで貴方が幸せになれるならそれが一番なのだけど…… 

貴方のおかげで私は肉体的な悩みを軽減する事が出来たので、貴方が私の恩人であることに変わりはありません。
また何処かで会ったらよろしく。

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goo blog funamushi2 - 2007-02-18 16:21:09 コメント ( 16 ) | Trackback ( 0 )

コメント

Unknown (hashigotan)
2007-02-18 17:15:26
はてブの機能に「魚拓」機能を追加すればいいんじゃないかな。ブクマした時点で魚拓を撮ってくれる追加機能みたいなのがあればいいのに。
http://megalodon.jp/

こっちが本文かも… (hashigotan)
2007-02-18 18:08:48
最近はあまりクネクネしすぎないように気をつけてるので、これは出すまいと思ったけどせっかく打ったので俺の本音も出しとこうかな。
はしごたんの一番の信者は、いっつあんだったのかもしれない。えっけんさんもそれに気付いていたんだきっと。だから、はしごたん、いっつあんをもっと大事にしなくちゃ駄目だよって思っていたのかもしれない。
「コミュニケーションをとるためにブログをやっている人というのがいて、そういう人とは全く馴染めない。ぼくには文章を公開する以上に求めるものはない。」
と言っていたので、純粋に文章を公開できるだけのスペースを求めて旅立たれたのかもしれない。
彼には短期間の間にかなりの数の言及をいただきましたが、どの記事も的を射ていました。何で俺の事がこんなに解るんだ?と不思議なくらいでした。
失ってしまってから、だんだん後悔しています。彼は相当頭は切れるし、洞察力もズバ抜けていたと思います。上手いこと飼い慣らしてでも、俺への言及記事を定期的に打ってもらうべきだった。うぅ… 考えれば考えるほど、彼ほど俺のすべての面を統括して把握した上で的確な言及記事を打ってくれた人は珍しいくらいだったから、その楽しみがなくなるのは辛いものがある。
ほら、言及記事ってので、自分を立ててくれる記事って珍しいじゃないですか。ほとんど自分語りにリンク付けただけだったりとか、そうゆうのが多いでしょ。俺も誰かの記事に言及するにしても、まず自分ありき・で相手を立てることはほとんど稀ですから。だって相手を立てながら言及する場合は、相手を知らなければならないから面倒だし。でも彼はちゃんと相手を知ってから、言及していましたから。
やっぱ俺に関わったのが良くなかったんじゃないかなあ、と。彼のブログの過去ログは、彼のリアルの知人が読んだらすぐ素性が割れるような内容のものが多かったので… 彼はもともとはミクシィ寄りの人間だったんじゃないかなあ、と思う。
あと、はてなマジョリティに絶望していたようなので、いっつあんの文章を偏見なく一作品として評価してくれる人を求めて旅立ったのかもしれないなあ。
すっぱりブログを削除してしまえるという事は、「ブログを終わらせる」事が常に念頭にあったのだろうな。ブログのデータは保管してあって、いつ消しても痛くも痒くもない状態で心が不安定なままブログを続けていたんじゃないか、と。
ブログを消した事を後悔しないのかなあ。
貴方が存在し続けることによって、俺にもメリットは大きかったと思うんです。yukiさんにも、いっつあんとはしごたんって感じでセットで可愛がってもらったじゃないですか。だからもう漫才できないのも寂しい。
リアルで一度は会ってみたい男性の一人でした。

Unknown (hashigotan)
2007-02-18 19:47:10
あー、ほんとに後悔の波が押し寄せてきた。
もっといっつあんを大事にすればよかった……

http://d.hatena.ne.jp/ch1248/ (花見川)
2007-02-18 22:45:25
ここで始めてid:ittuan氏が閉鎖したことを知りました……。
定期的に彼のブログは見てましたが、相当”できる人”だな、とは思っていたので一度くらいは議論したいな、と考えていたんですが、もう閉鎖とは……残念です。

うわ!! (花見川)
2007-02-18 22:47:12
タイトルとURLの所間違えてるよ!!
酔っ払ってるとはいえ、格好悪い……orz

花見川さん、こんばんは。 (hashigotan)
2007-02-19 00:15:03
ittuanさんがブログを畳んだ事については、何の予告もなくいきなりだったので驚きましたね。
俺も彼は”できる”人だなと思っていました。彼は誰かを攻撃している時の方がエンターテイナーで面白かったので、せっかくブログ人格が認知されているのに何でここでその名を捨てる必要があったのか、と悔やまれます。花見川さんや、その他多くのブロガーさんと議論する彼も見たかったです。
でもittuanさんは、実はかなり以前からブログを辞めたそうな雰囲気は醸し出していたので、でもあまりにもイキナリすぎて「えっ?」って感じでむしろ拍子抜けというか涙も流れないほどでした。だからやっぱり何らかのサインは出して欲しかったですね。
彼の新着エントリーから記事タイトルでGoogleキャッシュを調べると、ほとんどの記事が読めるので彼が気になるようでしたらこの方法で記事を今のうちに読んでおいた方が良いかと思いました。ブログが消滅した今となってはプレミア価値が付くだろうと思うので(プレミア?
ネット上の友達がこうして消滅してしまうと、その他の気になる人たちの記事も保管しておこうかなって気になります。
酔っ払ってる花見川さんかぁ・・・ 俺は今、風呂あがりで欲求不満です;; 
男に餓えているので、イイ男が会いに来てくれるのを楽しみに、俺はブログを続けてゆくことにします。
あ、俺が女かどうかってのはご想像にお任せします。
(長っ、、

Unknown (ユタカ)
2007-02-19 00:23:36
初めからブログが全てではなかっただけだと思います。
無差別ですから。無差別というのはある種の暴力と同じになる。文字による感情のやりとりも。感情にまかせて文字を綴ったとしても、吐き出しにさえなってないこともブログ界には多いですよね?自己の感情整理にさえなってないことが多いという意味ですけれど。

ユタカさん、こんばんは。 (hashigotan)
2007-02-19 00:43:31
ittuanさんは、常々はてなマジョリティのあり方を疑問視していたようで、
例えば何かの旬な話題に皆が一気にワッと飛びつくじゃないですか、そうゆうのって大抵はよく考えもせずに脊髄反射的なのが多いんですよね。
でもittuanさんはスグに回答を出すことを嫌っていて、自分の中で何度も納得いくまで反芻してから意見を述べるのを良しとしていたので… なのでもともとはてなの大多数に迎合せざるを得ないような空気には馴染めないタイプの人間だったんだろうなと思います。
それが、ユタカさんの仰る「吐き出しにさえなってないことが多い」に対する答えになるかと思います。だからそれは確かにあり得ますね。

Unknown (匿名)
2007-02-19 23:56:38
ずいぶんと嬉しそうじゃないかw

匿名さんへ (hashigotan)
2007-02-20 02:04:23
多分、驚きすぎてハイになってるんだと思う。日常に変化がないので退屈してたんですけど、久々に驚いたので…
後でじわじわと寂しさがくると思う。でもそれでも日常は動いてゆくし、また新しい出会いもあると思うから消えてしまったらそれまでなんですよね。
メールしようかなーとも思ったんだけど。

ほんとだよ (マ儿コ)
2007-02-20 03:44:32
なんにも考えずに、該当コメの情報だけ晒して、ちょっと用事してただけなんだよw。過去に遡ってあれが誰のだとかって全然調べてなかったしまだ調べてないけど、戻ってきたら祭りになってんだもんびっくりすると同時にああ、そうだったのかごめんねって感じでしたねw。あいかわらず心なくて素敵すぎだねはしごたんはやることがw。ほんのちょっとしたクリック何回かと、何文字か入力するだけっていうところがはしごたんの格好いいところだとまじで思うからこれからも遊んでね♪
俺はしごたんとこの純粋系の若い読者かと思ったんだよね最初あの名無しが。誰とかって言うんじゃなくて、そういう読者が結構いるでしょここ。ダイレクトに来ちゃダメって伝えたかっただけなんですけどね、晒したのは。なんかはしごたんと性格似てきてない俺?w。

マ儿コさん、こんばんは(おはよう? (hashigotan)
2007-02-20 04:36:32
以前、akiさんが俺の記事からlstyさんのコメント欄にお邪魔したこともあったので、どうなんだろ…
マ儿コさんのコメント読んでギクッとしたけど、確かに俺はあまり他者のブログで長文コメントはしないので、お手軽なことばかりやってるかもしれない。最近は、ぽちっとブクマするだけですから、
昔はこうじゃなくて勇気を出して長文コメントとかもしていたんですけど、、
俺はマ儿コさんほど頭が良くないので、文章を読むだけで精一杯で、それを噛み砕いて長文コメントを入れるという段階まで思考が付いてゆけない状態です。だから速攻で対応できるマ儿コさんの頭の回転の速さにはいつも驚いています。
俺は巡回先の流れを追うだけで精一杯な日々かも。
でも長文コメントを入れないからといって文章を読めていないというわけではなくて、画面の前で虫みたいに止まったままマ儿コさんの同じ記事を何度も往復して読んで考えても、かけるべき言葉がまったく浮かばないことがほとんどです。今もそうだったんですけど。
俺はlstyさんが好き好きなので、、…でも好きな人が叩かれている姿を見るのも快感です。。あっ、言ってしまった。

Unknown (hashigotan)
2007-02-20 04:56:52
あー、恥ずかしい。

うれしいよ、ありがとう (マ儿コ)
2007-02-20 09:51:55
(/ω\)ハズカシーィ

マ儿コさん、こんばんは。 (hashigotan)
2007-02-20 21:08:17
続きですが、
わざわざ自分の教養のなさを露呈することはないだろう、、ということで最近は読んでブクマするだけの場合が多いです。情けない話ですが、、
こんな俺ですが、素朴な文章がウケてるのでしょうか… 
lstyさんは、そっけない態度もありますが、一旦懐に入れた人に対してはとても優しい人でもあるので… 俺なんかは尊敬こそすれど、lstyさんにどうこう文句付けようとは思わないです。
それでも2年前くらいはかなり反感持った時期もありました、マ儿コさんはlstyさんを知ったばかりなので、そういった感情を抱くのかもしれないという点についてはそれは仕方ないんだろうなと感じます。
って、こんなとこに書いても誰も読んでないだろうけど。

Unknown (hashigotan)
2007-02-20 21:29:10
俺からみると大抵の論争は双方がじゃれあってるようにしか見えなくて微笑ましいのだけど、マ儿コさんの場合は、マ儿コさんの攻撃食らってる相手がどう思ってるのかってのが見えにくいというか… 微妙ですね、、 だから怖いと思ったんです。
いや、読んでないと思うけど返事は不要です。


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