例の有名人(以下、Sと呼ぶ)についてだが、メール寄越せというから送っておいた。俺がSからもらった長文メールをここで公開することも出来るのだが、それをするとプライバシーの侵害で訴えられるのでそれはしない。ウェブのメールも、封筒に入った手紙と同じ扱いとなる。
ウェブのメールは、著作権とプライバシーの二つの側面からその権利が守られている。
著作権の側面から
一個人の「感情」が織り込まれたメールの文章には著作権がともなう。なお、気候の挨拶や、時事(ニュース)の報道をありのまま綴ったメールを公開することには、特に問題はなさそうだ。「不快だ!」…などのクレームには、個人の感情が織り込まれているので著作権が認められる。
プライバシーの側面から
個人的なメール内容を、発信者の承諾なしに、受信者が公開することはプライバシー権の侵害になる。発信者に名誉毀損で訴えられる危険性もある。受け取ったメール内容を勝手に「要約」して公開することも、発信者の人格権を侵害することになる。
参照:電子メール公開の違法性
今回の騒動については、俺もツイッターにへばりつきすぎて少し頭が可笑しかったようだ。ツイッターがあると「わざわざアウトプットするまでもない思考」まで全世界にダダ漏れになっちまうんだよな… そんなの脳内に留めておけよって事まで漏れちまう。殺すぞとか、殺したいとか、そりゃ人間生きてりゃ星の数ほど頭をよぎることはあるだろ。別に俺が特別おかしな人間てわけじゃない。
俺の知りえぬ「裏側」で何が起きたのかは知らないが、ツイッター運営者から削除処分を受けたのが4日ほど前だったかな。
今回の件でSが会社で居辛くなるんじゃないか… とようやくそこまで考えが及ぶようになった。Sが会社でどういう人間なのかは知らないが。仮にSが会社の同僚に「ああ、はしごたんと揉めたときに性格の悪さを暴露してしまった女性か」と思われてしまったら、それはSにとって大いにマイナスイメージになる。
投稿後に思うところがあり…、文章の半分近くを削除した。俺の本音は単独スレにID:qAXm9W2q0で打ち込んでおいたので読みたければ読めばいい。
Hatena Bookmark - https://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/hashigotan/20080518/p1