「すみませーん!」
何者かがドアを叩きながら叫んでいる。何だろう…
あわてて服を着てドアを開けた。「何でしょうか?」「おたくのごみがごみ置き場に残っていました。ごみの中にある封筒におたくの住所があったのでこちらに来ました」「えっ…?(勝手にごみの中身を見たのか?)」「中に汚れたプラスチックが入ってましたが、プラスチックは洗って捨ててください」
俺は専業主婦のように暇じゃないんだ、食ってく為には働かなければならない。帰ったら寝るだけの毎日でプラスチックなんて洗ってられるか。俺は内心お怒りだったが、ごみ分別が常識化した今では反論の余地がない。誰がこんな面倒臭い世の中にしたんだ…
というわけで、臭い生ごみを家まで引き摺ってお持ち帰りするはめになりました。猫に食い破られたごみ袋からは大量のアリが湧き出てキモかったす… えいプチッ!えいプチッ!
なんのため毎日毎日、バカみたいにごみ分別しているのか… 分別せずそのまま埋めればいいじゃないか。日本は国土が狭いから埋め続けるわけにもいかないのか…
これも地球環境を守るため、しいては地球温暖化を食い止めるための、政治的活動の影響の一旦に過ぎません。
今、日本中の大企業で「環境運動(主にごみ分別、省エネ呼びかけ、地球温暖化についての知識を植えつける教育)」が活発化しているようです。業務そっちのけで社員を駆り出して環境運動にチカラを入れてみたり… 気持ち悪い偽善で、社外的な体裁を取り繕い、国に罰則されないため止む得なく社員教育しているだけです。チーム・マイナス6%も胡散臭い。
それを証明する、興味深い番組を発見しました。
「The Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺)」
詳しいことは番組を見てもらえば分かる通りですが、重要なことは、
地球の温度が上下するのは、太陽の運動の変化がダイレクトな原因であり、私たち人類が排出する二酸化炭素が直接の原因ではないという一点に尽きます。20世紀の「温暖化の原因は二酸化炭素だ」という説が今、有力になっています。
戦後に人類の生産活動が活発化し、確かに二酸化炭素は急増した。しかし大気中に放出される二酸化炭素のうち人間によるものは一桁台の小さな割合だそうです。
「二酸化炭素」は、地球の大気全体の中のごくわずか(0.054パーセント)を占める比較的マイナーな気体であり、温室効果ガスに分類されます。
「二酸化炭素=温室効果ガス」であるため、「=二酸化炭素が増える→地球温暖化」と考えやすいのかもしれない。チーム・マイナス6%も、税金使ってクールビズで官僚の衣装を替えたり、暖房切れ・エアコン切れ・それが常識だ、などと子供に教育しているがこれも意味ないです。
マイナーな気体である二酸化炭素は、火山活動や人間以外の動植物が排出する割合のほうがはるかに大きいため、人類が二酸化炭素を増やしている最たる原因だという説も強引すぎるようです。
すべての工場、車、飛行機など人為的なものより多くの二酸化炭素を、火山は毎年排出しているようです。つまり人間が二酸化炭素に気を使おうと使うまいと、火山活動の規模から考えればそんな配慮は微々たるものであり、我々の危惧をはるかに超越した規模で火山は地球を汚染し続けていることになる。二酸化炭素ばかりに注目しすぎると、じゃあ火山の活動を止めるのか?って、話になる。
さらに人間以外の動植物は毎年150ギガトンの二酸化炭素を放出しているのに、人間は工場の煙突から出る煙も含めて6.5ギガトンしか排出していないらしい。じゃあ人間以外の動物全部殺して二酸化炭素放出を防ぐのか?って話になる。
一体何が原因で、どう対策打てばいいの?ってなると、二酸化炭素を悪ととらえて敵視すると、我々が気にしている温暖化対策って何?ってつじつまが合わなくなる。
いくら産業発展しようと、我々人類だけのチカラで地球規模な気温変動を起こすことはできないようです。
...
太陽の強大なエネルギーに引き寄せられて地球などの惑星が存在する太陽系。その太陽系のはるか遠くで、遠い昔に起きた「超新星爆発」が作り出した宇宙線が素粒子となって地球上に飛来する。その宇宙線と、海から上昇した水蒸気がぶつかるとそれが水滴となり雲が形成される。この雲の量が我々人類が生活する地上の気温に密接に関係しているため、地球温暖化について考えるにあたってまず注目すべきは二酸化炭素ではなく、太陽や、太陽系の果てで起こる超新星爆発や、空を漂う雲です。途方もない話で、人類が太刀打ちできる次元の話ではない。
太陽の運動が活発で太陽風が強いと、超新星爆発によって飛来した宇宙線が海に届くのを太陽風が阻むため、海からいくら水蒸気が上昇しても、雲は形成されない。雲の量が少なくなると我々人類は地上で太陽の熱をもろに浴びる結果となり、あたかも地球全体が温暖化したように錯覚しがちだ。
もしエックス線が目に見えたら、親しみのある黄色い玉は暴れ虎のように見えるでしょう。太陽はとても凶暴な野獣です。大爆発を起こし、ガスを吹き出し、無限の太陽風が永遠に地球を駆け抜けます。ある意味では、私達は太陽の大気の中にいるのです。(太陽の)磁場の強さは20世紀の2倍以上あります。
つまり21世紀の現在を生きる我々人類は、過去の2倍以上の太陽のエネルギーを受けていることになる。何だかおかしいと感じるのはその為であって、それは人類が原因ではなく太陽がすべての原因なんだ。
我々人類が、ごみ分別をしようがしまいが、私たちの命は、生き死には、太陽の「気まぐれ」にかかっています。太陽の気分次第です。
氷の大地が熔けようが熔けまいが、人類が排出する二酸化炭素が直接の原因ではありません。宇宙の果てで遠い昔に起きた超新星爆発と、太陽の運動の影響をダイレクトに受けているだけで、人類が原因ではないようです。
...
過去にも今と同じように気候変動はあったのに、なぜ我々は今、地球温暖化をここまで深く問い詰める必要があるのでしょうか?それは心のどこかにうしろめたい気持ちがあるからではないでしょうか。でもうしろめたい現実こそが、今を生きる私達人類の本質であり、これを素直に認めて生きていけばいいだけの話ではないでしょうか。地球のためと言いながら、権力者や金持ちたちは結局は金もうけの為に、尤もらしい理屈をつけて我々小市民の貴重な時間や、さらには発展途上国の人々の未来の自由・そして夢を傲慢に奪い、それでも自分達は地球温暖化を食い止める手助けをしているのだと、宗教じみたキチガイのように声高に主張するのでしょうか…
大規模な核戦争でもしない限りは、普通にこの調子で暮らしてゆけば人類が排出する二酸化炭素も、工場の煙突から出る二酸化炭素も、地球全体の規模から見れば微々たるCO2の排出量に過ぎません。さらに地球温暖化は二酸化炭素が直接の原因ではないというのですから… これはもうアメリカなど先進国が、アフリカのような発展途上国の自力での成長を阻害し永遠に植民地化しようと考えているとしか思えません。
先日、日本で放送された地球温暖化へのカウントダウンを大げさに主張する番組での、古舘伊知郎の主張を覚えていますか?
俺は、古舘伊知郎が以下のように言っていたのを確かに覚えています。「人類の生命の源であるアフリカの大地を、我々地球上に生きる人類全体の"食料庫"として活用すべく、我々先進国は今すぐにでもアフリカの大地に乗り込んで投資するべきです。そうすればアフリカの人々も、先進国もうるおう、一石二鳥ではないですか。我々の子供達の未来のためにそうするべきなのです!」
古舘伊知郎は、"べき" を何度もしつこく使っていたなあ… でもアフリカでアフリカンドリームを夢見ながら過酷な今を必死に生きる現地の人たちからすれば、そんな事言う前に、畑に植える種一つでも分けてくれよ、その種で自分達でいつか立派な工場も建てたいからさ… って思うだろう。
先に進んでる先進国のやつらが発展途上国の人たちに「自分達先進国と同じ過ちを(そもそも過ちとは何か?) 繰り返させないために」と大義名分かざしながら、発展途上国の人たちが同じ未来をたどると決め付けようとするのは何故か。アフリカや発展途上国の国土や未来を奪う理屈が欲しかっただけなんじゃないか。
では我々小市民はなすがまま、地球温暖化対策の大義名分の下に政府の言う意見を受け入れなければならないのか?
コンビニの深夜営業も自粛らしいが、コンビニが深夜営業しようがしまいが、地球の温暖化が温室効果ガスが直接の原因ではなく、太陽の気まぐれと宇宙の歴史がダイレクトな要因である以上は、まったく意味が無いということになる。明かりが消えると夜道が物騒になるからコンビニは深夜も営業していてくれ。政治家は、余計なことばかり力を入れやがる…
アメリカの元副大統領ゴアは南極の氷にドリルで穴開けて、何十万年という地球の気候の歴史をさかのぼる調査を支援し、「人為的地球温暖化説」をプレゼンテーションする映画を作っているらしい。とりあえずゴアを応援すればいいのか?
氷床コア調査で、厚い氷の深部に流れ込んだ激流が、氷の大地全体の地すべりを起こしている映像は不気味だったけど、古舘伊知郎の番組はただ恐怖を煽るだけで、じゃあどうするの?って科学的に原因を突き止めたりは一切なかった。
ゴアとは別件で、ある専門家が、地球で気温の上昇が起きた後で、800年ものタイムラグを経てようやく二酸化炭素が増加することを突き止めた。
二酸化炭素が800年間かけてようやく気温の変化に追いつき、
800年前の気温の変化を受け止めて・反応を示す…
これは、海が大量の二酸化炭素を大気から吸収し、貯蔵し、大気へ再放出しているため。海がとても大きく深いため、その活動に数百年を要する。この800年間ものタイムラグは"気温変化の記憶"と呼ばれる。海は過去一万年分の記憶を持っているそうだ。
二酸化炭素が気温を変化させるのではなく、二酸化炭素は、気温変化の産物に過ぎない。その二酸化炭素に我々は過剰に意味を見出そうとし、地球温暖化防止を今日も呼びかけているのだ。 だから「人為的気候変化説」と批判する人が存在する。
古館一郎の地球温暖化番組に話は戻りますが、
まさにこれも「空想的で終末論じみた、ニュース報道が日々増加しています」のいい例ですね。あのー… 古館一郎はなんでそんな悲壮な顔してるんすか。「私はこの先20年・30年後に地球が存在するかどうかを悩む子供たちがくれた、この番組の感想文を読んで涙が出そうになりました。自分の子供の未来を、さらにはその子供の子供… 孫の未来を守るために我々は考えなければならないのではないでしょうか」って…
はぁ?てめえが中出ししてできちゃったガキの未来なんて俺が知るかよ。古舘伊知郎は自分の個人的な感覚がすべての視聴者に受け入れられるんだ的な甘さが漂ってるのが気分悪い。そんな甘ちゃんだから久米宏の足元にも及ばないんだよ。古舘伊知郎の「子供たちの未来を」的な勘違いな締めくくり方したその番組にはかなり胸糞が悪かった…
しかも孫の未来まで、俺のような孤独な独身者に考えさせようとするなんてどんだけ図々しいんだ…ッ!?ふざけるのも大概にしろよ。俺はあの番組のラストに激怒していたんだ。
なにかにつけては、地球温暖化と「子供たちの未来」を関連付けて人の同情をあおろうとする。でも世の中には子供の居ない人だって大勢居るわけだし、別に地球が滅ぼうがどうなろうがそれも自然の摂理でしょ… 程度に考えて日々の暮らしで精一杯な人も居るわけで…
地球温暖化を怖れているのは人類だけであって、地球からすればむしろ人類はそろそろいい加減滅んだほうがいい。
人類は無駄な足掻きは醜いからこれ以上やめて、太陽と海のなすがまま変動する気温に適応すべく800年の時間をかけて、そろそろ進化すべきではないか。気温が上がるなら上がるなりの姿に、人類もそろそろ自力で進化すべきではないか… そのほうが遥かに潔く、そして美しいと俺は思うのだ…!
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