heartbreaking.

中年の末路とその記録

尻の穴を舐めてくれと言われて「いやその前に風呂に入ってくれ」とは言いにくいだろう

ケツの穴を舐めると、男が言うセリフはだいたい同じなのか…

「何かへんな感じ…」「何かむずむずする」「でもそれすごくいい」

気持ちいいかと質問しても、どうにも煮えたぎらない回答しか返ってこない。煮えたぎらないくせに、やめないでくれというオーラがバリバリで、舐め終わった後は「お前よく尻の穴なんか舐めたよな」とまるで俺のことを勇者のように褒め称えてくれるのだ… 奥さんも流石に尻の穴までは舐めなかったのかどうかは知らないが、相手の心に自分の存在を植えつけるためには、他の誰にも侵食されていない未開の地に新しい感覚を強引に植えつけるしかない。嫌だといわれても、やめないで突き進んで完全に制覇するくらいでなければ誰の心にも自分を残すことは出来ないだろう… 良い意味でも悪い意味でも。

お尻の谷間を両手でがし!っと掴んで割れ目を丸見え状態にすると、ティッシュのカスの貼り付いた尻の穴が露になる。梅干し食べて口をすぼめた老人の口みたいで、見た目には特に抵抗感はないのだが、流石に風呂に入らず一日の終わった後の尻の穴となると俺も一瞬、躊躇する。

だが一目ぼれした好いた相手が「舐めてくれ」と言うのだから、「いやその前に風呂入ってくれませんか」とは口が裂けても言えないだろう。まさに愛を試される瞬間だった。

一体どこまでの臭さが一般的に許容される範疇なのか。自分で許容範囲を決めて納得するしかない(そんなの真面目に考える俺が可笑しいのかもしれないが)。

多分うんこはしたのだろうな… だからティッシュのカスが付いてるわけで。えーいままよ、俺はあんたに確かに惚れているんだ(だ、だよな?)、ケツの穴のバイキン舐めたくらいで俺が死んだりはしないだろう。でも顔をべったり尻の穴にいきなりくっつけるのは流石に躊躇われたので、まず舌を思いきり突き出して、舌先で尻の穴周辺をツンツンしてみた。お、意外と臭くない、一瞬喉に突き刺さるような強烈な味はしたような気がするけど(う、うんこ?俺うんこ食ったの?ガクブル)、特に問題はなさそうだ。尻の穴周辺の軟弱な皮膚の感触を舌の腹で楽しんだ後、調子に乗って舌先を硬くして尻の穴の中にちょっとねじこんだりもした。思いきりねじこむと流石に取り返しがつかないことになるかもしれないので、いくら惚れた相手とはいえ風呂も入らずそこまでは出来ない。男×男のオタクの世界じゃないんだからな。「あっ… ああ…」「気持ちいい?うふふ」「あ、ああー… ああっ」あー、普段は男らしい人が力が抜けたようにヘロヘロになってる姿が妙に燃える。俺はSか…?

最後は背後から、ぬるぬるになったちんこをしごきながら、尻の穴の入り口に舌をねじこんだまま俺もはぁはぁ言ってた。馴染んでくると尻の穴だという事実はさほど大きな問題のようには感じられなくなる… ただ相手が衰弱していく様を楽しみ、自分の征服欲を満たしたいがために、相手が動きを遮るまで続けるだけだ。

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