heartbreaking.

中年の末路とその記録

頭おかしい

婦人科、俺も苦手。最初に治療に来たときは、カーテンの向こう側で先生が「ほらこんなに血が出てるでしょう」と言いながら、ピンセットで摘まんだ綿に付着した血を見せてきたから、流石に気分が悪くなって吐いてしまった。子供を産むわけでもない用事で、来たくはない。

二日前に唐突に「今日でカンジダの治療は終了です」と言われたので、お尻のイボも目立たなくなったことだし、風俗の仕事に戻ってもいいんだけど、なんとなく気分が乗らなくて・・・ 結局働きもせずに部屋でだらだら過ごしている。

昨日も今日も、ほとんど部屋に籠もっていたせいか、頭がどうかしていた。人を疑いすぎている・・・ 頭おかしすぎる。

どうでもいいやつばかりから連絡の入る携帯が、だんだん鬱陶しくなってきたので時々電源を切ってみるが、虚しいだけだった。

一人でぼーっと寝るのも退屈すぎるので、時々、携帯の電源を入れてみる。電話とメールが入っているようだが、見るのが怖くて、またすぐに電源を切った。俺は何を、どうしたいんだろうなあ・・・ なんだか空っぽだ。

二人で居る状態に慣れてしまうと、一人がこんなに居心地悪くなるなんて・・・ なにもする気が起きない。

ドンドンドン・・・

誰かがドアを叩いている。こんな夜中に誰だろう・・・

ドアを開けると、すごく複雑な表情をした彼が立っていた。「僕じゃないよ」「・・・何で疑うの?」と言いながら、部屋の中に入ってきた。

コンビニで買って来たお茶をテーブルの上に置くと、「ねえ・・・」と言いながらこの両腕を掴んできた。ものすごい力で手首を握られて完全に動きを封じられてしまった。やっぱり男の子だなあ・・・ と、こんな場面だけど感心してしまう。

「まさか疑われるとは思わなかった。ブログを見て、なんで俺?って思ったよ・・・」

・・・。彼に裏切られたことにして、一人になりたかったんだ。

布団の上で抱き合っていると、「入れていい?」と聞かれたので「うん、入れて」と答えると、彼は電気を消して暗闇の中で服を脱ぎ捨てると、正面からぐぐ・・・と奥まで入れてくれました。久々だから異常に感じてしまい、脚をからめて声をあげていると、お互いに余裕なくて最後は「出して」とせがんでしまい、朝までに三回中出しで、それでも足りなくて朝起きてからも我慢できなくて後ろから入れてもらった。

う、続きを打つつもりが、彼が今夜も来るので・・・ あと、Xさんを疑うのは間違いだった。5000円以上する低反発枕をタダでくれたり、アパートをメシも食わずに一緒に探してくれた人を疑うなんて、俺サイテーだな・・・