heartbreaking.

中年の末路とその記録

ネット中毒

借金があるから結婚できないとか、結婚はしたいけどそれは借金を返しきってからの話だとか、何だかんだと理屈をつけては「結婚」という選択肢から逃げていた。自由を失うことが怖かっただけなのかもしれない。ネット中毒だった・・・ パソコンの前にはりついてないとどうにも落ち着かない人間だった。結婚すると一日パソコンにはりつくこともできないし、それは耐えられないことだと思っていた。

ブログがあることも、彼に誘われる「同棲」や「結婚」という選択肢を断わる理由の一つだった。近くに人が居ると、気になってどうにもブログを楽しめないのだ。だからブログを一度、完全に消したことも正解だった。自分のすべてに近かったブログが、なくなってしまったのでようやく現実的な考えに至るようになった。

鏡で自分の目元をうつすと、しみが以前より増えていた。ふらふらしていると、あっという間に歳をとる。エイズとかにならず、ヘルペスくらいで済んでいてよかった。あのまま(知る人ぞ知るとおり)突き進んでいたらおそらく、とりかえしのつかないことになるところだった。

去年誰かに「ヘルペス」をうつされたために、それが頻繁に発症する。「うつしてやれ!」とわざとうつされたわけではないだろうけど、あんまりふざけた行動をとっていると、そのうちそういう輩も現れていたかもしれない。

ヘルペスは唇の両端と、女性器のいたるところに現れる。この間は、クリトリスの表面にヘルペスが出来ていた。放っておいても数日で治るけれど、月に何度もなるので少し困っている。

症状は次第に軽くなっているようだ。痛みはさほど気にならない。むしろ今は、ヘルペスと仲良く付き合っている。おー、また出てきたのか?早くひっこめよ、・・・みたいな。

やだ、ひっこまない!・・・と、いつまでもぐじぐじ滞在されたときは旦那とセックスできなくなるので、「馬鹿なことばかりするからだ」「自業自得だ」と旦那に怒られる。去年の出来事を怒られるたびに、怒られる快感をほんの少し覚えてきた。あー、また怒られてる!みたいな・・・(ケツを叩かれながらだと尚よい)。