heartbreaking.

中年の末路とその記録

自分へ

朝からイライラしている。コントで「なんだかイライラする!」って笑顔で新体操してる人のように。

ああ贅沢だ。人間って、欲しいものを手に入れても・手に入れても、不平不満が絶えることがない。

手術をして、目が醒めて・・・ 生きていることに心から感謝したときのあの気持ちを忘れずに生きていれば、自分の人生をこれ以上間違うことはないだろう。当時の想いにタイムスリップするように、自分の意識を集中してよく思い出してみよう。痛みと恐怖を乗り越え、生きてること・ただそれだけに心の底から感謝した、謙虚な気持ちをいつまでも忘れずにいたい。

いや、自分は生きるか死ぬかの手術ではなかったのですが・・・ でも手術は怖い。どんな手術でも怖いです。

怖いんですよ(私も、手術しかないですねと先生に言われた直後に、海に落ちて死のうかと思いました)

イライラして誰かを「殺したい!」と思ったときにも、今一度思い出したい。手術が終わった後にベッドの上で「ありがとうございました」と思った気持ちを。自分の命が大事なように、他人の命も大事なことには変わりはない。それがどんなに憎い・ゆるせない人間であったとしても、たとえその人に自分がこっぴどく傷つけられていたとしても、それでも命が大事なことに変わりはない。

だからどんなに憎くて殺したくても、そいつらを生かしてやろうではないか・・・ どうだ俺様は太っ腹だろう。俺をあんなに傷つけた、ろくでもねえてめえらも生かしてやろうって言ってんだ、仏のような慈悲の心だろう。・・・そんな感じでフフンと生きてればいいんじゃないでしょうか。生きてること自体が、自分を苦しめた人間たちに対する最大の復讐だと思って、まあとにかく長生きすることですね。