heartbreaking.

中年の末路とその記録

直角か並行で、ナナメはない

ネトゲにも飽きたので、家ん中をちょっとずつ綺麗にするのが趣味になりました。部屋に入る前に入り口のドア付近に止まって、美しく変わりつつある部屋をしばらく眺めていた。
といってもお金はかけられないので、だいたいは今あるもので、あまったカゴやダンボールにものを収納しまくり、シンプルにしている。
旦那の部屋はさすがに勝手に掃除したり、ものを移動させるのはどうかと思うので放置してある。まあごみ箱の中身くらいは捨ててもいいんだろうけど、後で捨てちゃマズイものを捨てたとかで閉じたごみ袋を再確認とか嫌なので放置。
台所に生ごみを置いているので、去年はウジ虫が沸いて、夏の終わりに大掃除した。飲み終わったまま洗わずに酒の缶をごみ袋に入れていたらそこにウジ虫が大発生してアワアワした。ウジ虫たちは電子レンジの下やら、台所のいたるところに散らばりうごめいていた。見えるところはフキンで拭いていたが、電子レンジの下までは拭いていなかった。食品の粉がたまっており、そこに虫が沸いていたようだ。以来、時々電子レンジの下をのぞいて確認している。
靴を並べてある玄関を拭き掃除していると、小さい虫が動いていたので、よく考えると、外にでかけて虫を靴底につけたまま入ってくる場合もあるので、玄関の掃除もおろそかにはできない。
玄関の靴が無造作に脱ぎ捨てられていたらかならず出かけるときに履きやすいように方向を変えておくようにしている(昔、夜の仕事をしていたときに上司が「お客様の靴は必ず直すように」と教えてくれたが、教えられるまでもなく私は昔からそれだけは実行していた。これが夫に対するヨメとしての気持ちの顕れだと思っている)。
だんだん神経質になってきた。すべてが直角か並行になっていないと気が済まないのだ。ナナメになっていると直したくなる、いや直さないと落ち着かない。
おととい冷蔵庫の中も整理した。狭い冷蔵庫なのに、旦那の酒がナゼか野菜室に半端なく詰め込まれるので、野菜を入れる場所がない(冷蔵庫の大きな奥様がうらやましい)。野菜が奥のほうへいくと古くなって腐りかけても気づきにくいので、野菜類はすべて大きめのカゴに入れて、使うときはそのカゴを手前に引き出して、古くなってないかどうか常に確認している。
ほかにも色々あるけど、とにかく最近は家ん中を綺麗にするのが楽しくなってきた。
でもトイレ掃除だけはなんとなく面倒臭くてサボりがち… 旦那がトイレに本を置いていたのでなんとなく手にとってみたら、その本に小さな虫がうごめいていた。もしかしてトイレットペーパーにもいるのかな?それがお尻に…?…まあ本(特に古本)には虫はつきものだし、これは気にしないでおこう。
なんか中途半端だけど終わり。