heartbreaking.

中年の末路とその記録

太陽に焼き殺される心

仕事はあまりうまくいっていないので(俺的に)、弱気な心のままに毎日嫌々出勤している。何が嫌かって、自分に嫌気がさした、それだけ。通勤時間は太陽に焼き殺されたい気分で、いっそ事故にでもあって障害等級がつけば働かずに済むんじゃないかとか、とんでもないこと考えだしたりして…(ちなみにうちの母は骨が粉砕されるほどの事故にあっても金になるほどの等級はつかなかったので、こんな軽い気持ちで考えることじゃないのはわかってる) とにかく働きたくない… やりたくないことを、俺らしいカラーをまったく出せないままに、俺なんか無能だと自分で自分を殴りながら、頭を下げながら続けていることが苦痛だし地獄… いっそ、二度と働けなくなるくらい、誰かが強く殴るか蹴るかしてくれればいいのにと思う… もう立ち上がりたくなんかない、一生はいつくばったままでいいから、ゲームのコントローラー握って、世間に馬鹿にされながらでもいいからテキトーに生きていたい。

この間「死にたい」という記事を出したのは、根底には仕事での悩みがあったからで。仕事の悩みに比べれば、夫婦関係の悩みなど小さすぎて、どうでもいいレベル。だからいよいよ本格的に仕事のことで行き詰まりを感じたときには、家の者の存在を「なかった」ことにして無視し続け・一人で「私はうつ病なんだ」を繰り返し、引き篭もっていた。洗濯物は、洗濯機からあふれだし、とうとう風呂あがりに体をふくタオルが一枚もなくなってしまった。それでも俺は洗濯機のボタンを押すことすら嫌だったのだ。仕事のことで悩んでいる俺にそんなことさせるなと思いつつ、服なんか何度でも着ればええんやが!と内心ブチ切れ気味にもなった。

台所はゴミ置き場と化し、ヤケクソになってどんどん物を置くだけになる。精神的に疲れているときに、無理をして台所を片付けたり、風呂場やトイレを掃除するくらいなら死んだほうがマシだ。

俺は仕事を辞めてどこか遠くに逃亡する計画を立てていたのに、うっかり仕事を辞めるタイミングを見逃してしまったので、ますますうつ病だ。

今日も仕事だが風呂にも入る気がしないし、髪の毛もぼさぼさで、服は洗わずに同じなのをもう一ヶ月以上着て出勤しているが、どうでもいい。俺自身ですらこんなになっているのに、家の者のことなどさらにどうでもいい。何か用事があってもこっちにふってこずに自分でやってほしい。家族にたのまれた大事な用事を、時間がいっぱいあるにも関わらず自分の趣味に逃避しすぎて(これも仕事が嫌だからなんだが…) 結局、時間内にできなかったとき、頭を両手で激しくかきむしりながら心底「もう終わりだー!」と思う俺は弱すぎるのか… こんなとき本当に、仕事も家庭も放り出してどこか遠くへ一人で消えてしまいたいと思うんだが…

とにかく俺は働きたくない。ただただそれだけなんだ。