heartbreaking.

中年の末路とその記録

パートやアルバイト店長や責任者は、野良犬がエサを与えられているようなものだ…

丸亀製麺のように、パートやアルバイトを責任者にして重要なことを任せる企業が増えている… 

俺も、他の従業員と一円も違わぬ時給で働いているだけなのに、責任者に選ばれたことがある…(さすがに馬鹿らしくなり、今は辞めている)

最初は疑問と不安だらけだった。だけど、責任者という重い肩書きを与えられた瞬間から、今まで誰にも認められなかった自分が、そこで初めて認められたような錯覚をおぼえてしまうのだ…

経営者視点に立って考える場合、肩書きを与えることでやる気を出してくれそうな・従順な面を持ち合わせた人物を上手く説き伏せ、パートやアルバイトの身分で責任者をやらせることが、人件費も安く済むしベストなんだろう…

…というわけで、責任者であった期間については、万一、事件・事故が起きた場合、俺は警察に真っ先に呼び出されていただろう… そういう覚悟は持っていた。常に…

同僚は、俺が「名ばかり」ではなく本当の責任者であると思い込んでいるので、つまらない用事でも、時間をかまわず俺の携帯に電話を入れてくることもあったが、はっきりいって迷惑だった。

俺が寝ている時間もお構いなしにガンガン携帯が鳴っていたので、俺のストレスは頂点に達し、責任者を辞めることにした…

丸亀製麺のように、パートやバイトが責任者になっている支店は多いのだろうが、それが警察の許可を得て許されている現状、俺が言えることは何もない。あんたが何の保障もないのに責任者という言葉の響きだけに心囚われ、そこに居続けたいならそうすればいいのだし…

でも俺の中のイメージでは、野放しにされているのに、エサだけを与えられている野良犬のようなもんだと思う。面倒事が起こったときや、必要なくなったときには、保健所に連れられて処分される犬と一緒の扱いだと思っておいたほうがいい…

 パートやバイトに時給だけで重い責任を与える行為は
 50/50 フィフティー・フィフティーではない
 保障をしてくれないのならこちらも責任などとる必要はないのだ
 無茶ぶりをしてくる企業に対しては断固として断わるべきだ