heartbreaking.

中年の末路とその記録

別居状態のまま動けない、完全な孤独状態に陥ることを恐れている

自分の基本的な考え方は一切変えるつもりがないのに、その考え方の一部が嫌になって離れてしまった夫や妻を完全に手放すのは決めかねる…、優柔不断な選択が別居です。

別居生活を開始した直後からしばらくは、自由になった、さあこれから何しよう?いや、なんでもできる気がする、干渉する者がいなくなったのだから、こっそり浮気し放題?なんてウキウキでしたが、実際別居生活に入ると、相手によって支えられていた面も多かったことに気付いてくる(男なら食事などの生活面・女なら金銭面や仕事の確保だと思う…)、当たり前だったことが無くなる、その不便性を自分でどうにか立て直してゆくために結構忙しくなり、浮気なんてする余裕もなくて、忙しいあまり急激に老けたりするので余計に出会いもなくて…… 
そんな中で、偶然出会えた男性に、ちょっと遊ばないかと声をかけてみたこともありますが、あえなく撃沈… 断られた直後に自分の部屋に戻って鏡を見て納得した(笑)すごい勢いで老けている… 
おそるべし別居生活… 不規則な生活が原因か(自由すぎて)?

別居期間は相手の行動に自分の決断を依存しすぎて音信不通気味…
ほとんど連絡もとらないから、相手がなにしてるかまったくワカンナイです…
最近ある芸能人の夫が別居中に若い女の子を妊娠させたニュースがありましたが、まるで人事ではないです。
笑えないニュースだけど興味があった… 男と女である限り、どこでどう間違いが起こるかわからない。別居は賭け事のようでもあった… お互いが罠をしかけてるようなもので、相手が寂しさに負けて間違いを起こすことも一応想定はしている。でも馬鹿なことを考えていると自分のほうが何か間違い起こしそうでもあるけれど… 童貞か処女かもわからない面倒くさそうな中年(失礼すぎる…)なら警戒されるかもですが、そうでないならよく周りを見れば一人くらいは相手してくれる人がいると思う…

よりを戻せるわずかな希望を完全にあきらめる確かな理由が欲しくて、それを相手に作ってほしい(つまり浮気などをして諦めさせてほしい)、などと自分勝手に願うマイナス思考な期間かもしれない。

外向けの自分は友達には「別居中なんですよ」などと笑いのネタみたいに話してしまうから周囲の人は「あれ?この人別居中なのに明るい」と勘違いするかもだけど、内向きはだんだん暗くなっていって病的なほどかもしれないです。子供がいないことが別居の原因でもあるので、周囲の人に「まだ子供がいないからよかったじゃない」などと言われると複雑です…

別居した時点である程度、心は離れているので、それをつなぎとめるのは誠意ある対応をすることだと思います… あ、もちろん会うときは必ずセックスはする前提というか覚悟(?)でなければ意味が無いです(だからヘルペスが酷いときは無理に会う必要性を感じません…)
夫は月に何度か(最近は月1・2回)、私の安い賃貸アパートにふらふら遊びにくる。普通に会話をしていたり、くっついて仲良くしていたりすると、何で別居しているのかな、一緒に暮らしていれば暖かいご飯も作ってあげられるのに… と実は後悔(というか懺悔)することもある… 何で自分は我慢できなかったのか、と家を出て一人になると考えるようになったが、それは同居していた頃の不自由さを忘れかけているせいかもしれない、だから安易によりを戻すのは間違いだとも思う。

私の駄目な面をほぼすべて知っている男のほうがいいのか、悪いのか…
いまさら新しい出会いを求めたところで、私の駄目な面も含めてすべて受け止めてくれるような都合のいい男がいるわけがない、はしごたんだってわかれば皆逃げ出すさ…(いや夫は私がかつて悪いブロガーだったという漠然とした情報しか多分知らないのだけど…) でも風俗だったことや、借金人生なことも知っているので、無理をしなくていいのがラクだ。私が唯一、自然体でいられるのは、夫といる時間だけです… 色んな駄目な面を見せてきたせいで、心が打ち解けあっている模様…(汗) どう考えてもこれ以上の関係を今後新しい誰かと築きあげるなんて無理です… 

このまま別居状態が続いて、もう少し歳をとったときに考え方が変わっていても、もう二人の若さは取り戻せなくて、離れた年月を棒にふることになるので… もし、今離れて暮らす人が自分にとっての人生の伴侶だったなら、私は本当に馬鹿な生活を今送っているのだなあと思います……