heartbreaking.

中年の末路とその記録

男性の年収格差が、女性が恋愛する機会を現実の中で奪ってゆく

リクエストなのですが、どうやったら彼氏ができますか!?
出会いがなかなかなくて辛いです。
弱酸性さんからのコメント(前記事のコメント欄)

具体的な案としては、Yahoo!パートナー に登録し、人通りの多い場所で、色んな異性と会うのが、比較的安全な方法だと思う。

Yahoo!パートナーで、私は結婚まで至ったのですが、夫の年収を聞いた時に充分だと感じていましたが、それでも人並みの生活をするには至りませんでした。今は一人です。

貴方の努力だけではどうにもならないことがある。

それは男性の年収です。

男性の年収に格差が広がる中で、曖昧にされているのは、一人の女を思いきり愛してみたいという感情。

男が女を誘うには、金が必要だ。恋愛したいと思っていても、そこに突っ込める金がない。

お互いに、声をかける勇気すら持てないのなら、恋はいつまで待っても始まらない。

大切なのは、女性である貴方が何処まで、男性に対して妥協できるか。

男性の年収に拘らないことで、可能性を広げることは出来る。以下は、Yahoo!パートナー で表示される年収です。どの男性を選びますか?

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―この部分削除―

努力が報われる職種と、そうでない職種の違いもありますから、怠け者でさえなければ誰でもいいと思います。

その仕事量に見合う給料を受け取れていない人もいると思いますし……

二人で遊ぶための金を出せる状態になければ、女など誘えない。恋愛したい感情がゼロではないのに、心の中を泳ぐ「好きだ!」を殺し続けて……ついには仙人のように興味ないふりするしか格好付かなくなる。

周りに何気なくいる人の心の中まではわからない。貴方が知らないところで勝手に恋が始まっていることもある。だから貴方の恋愛する可能性は少なくとも、年収や年齢に拘らないのであれば、今、余っている男達の中に残されているだろう。

男性の年収格差については、以下の総務省の統計で去年の様子がわかる。

非正規の職員・従業員
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出典:「労働力調査(詳細集計)平成28年(2016年)平均(速報) 」(平成29年2月17日 総務省統計局) (PDFファイル

非正規雇用の男性の中で、年収200万以下は全体の58%を占める。

正規雇用の男性の中に年収200万以下は6.1%しかいない。

たとえば年収200万以下の男性と出会ってしまった時、貴方は相手の心だけを純粋に見つめ、恋愛しようと思うだろうか。

格差の広がる年収が、男性の恋愛する気力を奪い、だから女性である貴方が一人でい続ける状況が作り出されている。底辺を救えない世の中が築いていった外的要因が、一人で生きるしか選べない男女の現状を、作り上げていった。

派遣社員であったり、底辺労働を繰り返している男性であれば、声をかけたい女性が目の前にいても、現実に押しつぶされて、心の声を引っ込めるしかないのかもしれない。

女の裸体ならネットにいくらでも溢れてる。一人で慰める日々が、現実の女を誘うための行動力を吸い取っている。

金銭的余裕がないと、女で金を使いたくないだろう。娯楽なら他に溢れてる。

人の心は複雑化してゆく一方で、その中で格差が広がり続けている。そうすると心は過労のストレスと、報われない劣等感に蝕まれてゆく。もし付き合い始めた男性が精神病に侵されていたなら、貴方は幸せにはなれないかもしれない。

現実の中で圧し潰され、一人の時間が長すぎると、何処かでヤケになり、人を愛する心を喪失してしまうこともあるだろう……派遣でいつ首を切られるかわからない、そんな状況の男が、女を愛せると思うか。

貴方を何気なく見つめる誰かの、心の中にある恋愛の針が振り切れるのを待ちすぎている。誰かのぬくもりを求める、寂しい心が魚のように自由に泳いでいるのに、それに気付かないふりで、待ち続けていても何も始まらない。保守的だった自分や、これまでの既成概念を壊して、異世界へ飛び込むくらいの覚悟で臨めば、誰かは見つかる。