heartbreaking.

中年の末路とその記録

言葉にならない、それが死にたいって気持ち。

誰かに俺について聞かれるたびにいちいち子供がいないことを答えるのももう面倒なんだが、そうしたつまらん社交辞令と、子供たちの未来うんたらかんたらの綺麗事の中は醜く澱んでいて、腐敗臭が漂っている。その澱みを見ているだけで一瞬凶悪犯罪者へと変わってしまいそうな嫌な感情を抱いてしまうのだが、想像力に乏しい人に遭遇する度に言葉にならないこと、それが死にたいって気持ち。

心の底まで明るくなんてなれないが、まあとりあえず笑って暮らせているのは煙草のおかげかな……

これが俺の薬代わり。

出来る限り不安定な精神から最悪な未来(金のない老後の孤独死)を遠ざけるために、一秒でも早く煙草に火を付けて、上手くやり過ごせば明日も俺の眠っている間に日は昇り、新しいニュースをいつも通りに珈琲飲みながら見つめて、誰かの命が消える度、自分の命に僅かに感謝することもたまにある。

どうでもいいまま生きている。特に休日、仕事に行くこともなくわけのわからなくなることも多いので煙草を最低2箱は空けてしまうな……最近会った会社の男は子供がいるからそれが生きる意味になるのだ的なことを言っていてそれが微妙に耳に貼りついてしまった。美しい蝶になれない、不完全な繭のままでいつかこの世から消えてしまうのが今日でも何十年先でも、自分が一番輝きたいと思う場所で飛べないのならずっと死んでることと同じだよ。

配慮に欠けた人の心ない言葉の集合体に押しつぶされ破壊される苦しみだったり、過去の大きな隕石によりすべてを一瞬で平面に変える虚しさだったり。

記憶の中からスッポリと綺麗に抜け落ちたままの闇に痛みを感じ、なんで生きているのかなと思うことも多い。

誰も本質的には救えない。だから本当は誰にも相談したくない。

だから死にたい時に死ぬんだよ。

言い訳を繰り返すのは頭の中だけでいい。

言葉にする必要などない。

いつも黙っている人が一番苦しんできた人なんだ。

このまま辿り着く先はわかっている。

誰の笑顔も残酷にこの身を焼き尽くし皮膚をどろどろに溶かしてゆく、そんな未来の孤独に気付かされる度、心を眠らせるが、幸せとはどういうものだったか、まるで前世の自分にそれがあったかのような温かさが飛来して、どうして想い出せなくなってしまったのかと、今の自分を非現実的に感じる。

長い長い夢の果てに、いつか目覚めて、これが悪夢だったと笑える日訪れるのか。どこかのパラレルワールドに笑っている俺がいるのか。そこへ行きたい。

俺は障害等級も付いていなくて一応健常者ってことにはなっているが、死ねたらどれだけらくになるかと悩むことは多い。

時々思い出すな……

俺は、国から年金を不正受給していて毎日ゲームして遊んで暮らしてるだけの人に軽く意見しただけで、その人に「お前の所為で私は死ぬのだ、お前の望み通り私は死ぬのだ、人殺し!と訴えた上で死のうと思いました。」とか言われたことを。

子供の相手していても仕方ないので、あれから全然その人のことは見ていない。

見ることでこちらの精神状態の悪化するようなブログは避けていくほうが良いだろう。いや、実際この人以上の多くから避けられてるのは俺のほうか……

まあ、こうした次元の低い人にどうこう言う気はもうないのだが、人様に迷惑をかけないで生きていたいと思うから、俺は不正なことを働かずに生きてゆくし、それが出来ないのならば死を選ぶ。如何にして国から金を不正に引き出すかなんて悪知恵を働かせる余裕なんてないだろ、死にたい時には。