heartbreaking.

中年の末路とその記録

ブログが不調になったときにやるべきことについて考えてみました。

おはようございます。こんな記事を見かけました。

こんにちは、ブログが不調の、かんどーです!
ブログが不調になったときにやるべき10のこと - 接客業はつらいよ! 人生はチキンレース! あけすけビッチかんどー日記!

私のブログは不調だと思っていませんが、たとえばブログが不調だと感じたなら、何をやるべきか……について考えてみたいと思います。

なにをさておいても、人をマウンティングする意図を持つ記事をなるべく控えるよう自重することだと思っています。

傷付けられた気持ちは二度と同じ位置には戻ってくることはありません。誰だって傷付けられたくありません。

たとえば金のない人に、金のある人が持論を述べたところでそれすらもマウンティングに過ぎません。難しいところです。

私はこのブログで大勢を傷付けてきました。だから読者数はちょっと増えたかと思えば、減りを繰り返しています。

文章は時として直接殴る蹴るよりもっと酷いことをします。私は読んでいただける機会を失ったと感じ続けています。自分の至らない面に気付く都度、ネガティヴな感情を控えることもありますが、また同じこと繰り返したら信用失いますがね。

では「最近ブログやる気がしねーなー」と感じる時、どうしたらいいのかいくつか提案します。

まず、ブログの外観を含め総合的に見直す作業をすることで、溜まり続けた用事がすべて片付いたような気持ちの良さを感じることができる。自分が今まで何を発言してきたのかを明確に管理することは、どんなアクセス数でも揺らがない安定したブログ運営を支える。数値を出さねば自分のブログの価値を感じられなくなっている人は、過去に発してきた意味のある発言を自分で把握出来なくなりつつある。だから最もわかりやすい数値に依存傾向となり、それが最新記事を急いで出さねば価値がなくなるような焦りを作り出している。どういった価値を読者に感じていただけているのか。意味のある文章は過去にあり、それを越え続けてゆくことは雑記ブログでは難しいんじゃないか。過去も良いが今も良い、そう思うブログを作るために時にはちょっと頑張って整備をして、意味がないなんて思わないようにしたいです。

雑感を一つの記事内に混在させると、カテゴリーがそれで正しいのかと悩むこともある。本当にそれが雑文としか思えないのならそれ専用のカテゴリーを作ってそこに置く(カテゴリーを付けず放置していると把握出来ない無駄文が増え続けてそれも不安感になる)。雑感でなく意味を感じさせる文章はそれなりの重要カテゴリーとして設置することで、自分の調子のいい時の文章とそうではない時の文章というのを見分けることが出来る。

次に、関連する話題を扱う過去記事を、システムに依存するのではなく、手動で確実に期待を裏切らないストライクゾーンに繋げてゆけば、その内容に興味を持った検索来訪者は結構な確率で続きの記事を読んでくれることがわかった。<a href="">で続きの記事に誘導すれば、訪れた人は無駄な労力をかけることなく期待の記事の続編が読める。

また、ヘッダー部分に据えるタイトル画像を変えるだけでも気分を一新できる。何を伝えたらいいかわからない時は、文章を打つことを少し休めて、文章以外で出来ることを考え、快適な環境を整え次に出す記事への意欲を高めることが出来る。

もしかしたら自己紹介文で誤解を与えているかもしれないので、再考する必要があるかもしれない。検索来訪者がブログ主に興味を抱いた時にとる行動は、自己紹介文を見ることかもしれないので、今後も読むことを迷わせるような問題を感じさせる部分は極力省いておきたいところです。

無駄な文章を取り除くことも必要でした。自分でもそこそこ認める文章の集合体にしておけば、新規の方にどこからのぞかれてもなんとか耐えられそうではあります……記事中に一行でもなにか意味のあることを言っていればその記事は誰かにとっては意味があるのかもしれませんからそれを削除するのかは充分考える必要がありますが、しかしほとんどの人はブログ主の退屈すぎるぼやきに付き合っていられるほど暇ではないでしょう。

これはどうでもいいかもしれませんが、行間が開きすぎていると非常に読みづらいです。価値のある文章を打てる人、人気者なら、行間がどうあれ需要があるでしょうが、自信がない場合、文章の力不足を補うための努力は必要だと思いますし、私がそうした努力を惜しまなくこのブログに注いできました。

行間を詰めることで、間延びして塊ごとに散在している感情をギュッとひとところに集めることが出来る。紙媒体の小説には行間はなく改行しているだけで話が続いているので一気に読むことが出来る。改行は必要だけれどそれをなるべく<BR>を省いて将来のネットのルールがどうなるかも考えながら(これについてはヨスさんのこの記事をどうぞ)、時にはページのソースを開き無駄なタグ付けをしていないか確認することも、長期的にブログ活動をしたいのなら大事かと……

<p> </p> ←このソースとして美しくない行間を入れているブロガーは意外と多いがそれを批判するつもりはなく、ただ意外と皆気にしていないんだと思う。読むことは出来ますから。しかし私自身の記事は、まず文章自体の意味があるかないかよりも、常にソースの美に、特に行間に拘っている。

雑記ブログに締め切りはありませんので、無駄な文章を量産して薄味のブログを作るよりかは、時間的な余裕のある日に、今後残しておきたいと思える記事を出し続けたい。今回紹介させていただいた貫洞さんのように、読者のかなり多い方がブログの不調を伝えるのは共感するのが難しいですが、シミラーウェブを参考にするならこの方は不調というわけでもなくセッション数が先月なら1日平均1,800近くある。私はアナリティクスの先月のセッションは1日平均1,106です。私の場合は過去記事が膨大であるため検索来訪者によりこの数値となっています。アクセス数の目安も含めて感じ方は人それぞれですが、結局のところ、この人は私を傷付ける危険な言葉を発しないという安心感を与えるブログが一番良いような気がしないでもない。