heartbreaking.

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子供が居る幸せを、子が産めない女の前で傲慢に振りかざすな。自粛しろ。

スーパーのレジの近くには、チョコレートやガムが沢山並んでいる。それを、こっそり買い物カゴに入れた子供に「駄目でしょ!戻しなさい!それは必要ないでしょ!」と叱る母親も、本気で叱っているわけではなく、何処か楽しそうだ。そんな母子を、少し離れた場所から、二人目の赤子を抱っこして笑顔で眺める旦那の姿。かなり背が高いな。このご主人は、ちょっと俺の好みかも。嗚呼、うらやましい。

当たり前の幸せってのは、当たり前の肉体さえ有れば、簡単に叶うものなのに。当たり前って何だろう・・。

俺は、身内の男に、内臓を抉られた時から人生が真っ暗になって、人間以外のイキモノになったのかもしれないな。痛みなんか感じない。だからネット上でも、人を平気で罵倒する。

かけがえのない、ただ一人と一度でもセックスが出来たならば。どんな苦難も、二人で乗り越えて行けるだろう。そして、そんな二人に子供が一人でも産まれたならば。その子供が男でも女でも、「種の存続」をまっとう出来るという充足感によって、どんな苦難も耐えて行けるだろう。

一夜でも愛し合い、一人でも子を授かった「家族」の光景を目にして、素直に祝福出来る人間が、この孤独な少子化の日本社会に・・果たしてどれだけ居るのだろうか。

お前は寂しくないのか。寂しくないふりをして、派遣社員で仕事に精を出してみるか。でも仕事に没頭したつもりでも、身近な者が結婚して子を授かったら、どんな気分だ。どんどん乗り遅れて、この皮膚は衰えてゆく。金さえ有ればいいんだ。趣味さえ楽しめればいいんだって、自分の孤独と折り合いを付けようとしても、目に入れたくない風景ばかりが視界を遮る。笑顔の夫婦が目障りだ。

子供を運良く授かった夫婦は、その「子供が居る幸せ」を傲慢に振りかざすな。もっと自粛しろ。そして、目立つな。その幸せを、我々の前でふりかざさないでくれ。死にたくなければ、黙っていろ。いつ俺の懐から飛び出した刃先が、お前ら夫婦もろとも子供を切り裂くか解らない状態だ。いつでも行ける。うるさい子供は殴ってでも黙らせろ。

リアルで俺が親しくしている女も、子供を産めない体だ。これは、生命の誕生と種の存続という「人間の根幹」をも揺るがす程の大問題なのだ。そういった問題を抱える女の深い悲しみは筆舌に尽くし難い。

そういった深い悲しみを背負った女に、我々が何を成すべきかという話なのだが。それは、その女の前では極力、「子供の話は控える」事に徹するべきだ。周囲の者が、「子供」の事に関しては口を閉ざす。これだけの僅かな思いやりで、救われるものだ。

これを甘えと取る人もいるかもしれないが、しかし「女が子を産むものだ」という世間一般の「当たり前」の概念に追い詰められ、苦しみ・傷ついた女の気持ちを考えてみろ。だから俺も極力、その女の前では「子供の話」は控えるよう日ごろから気をつけている。

どうにも成らない事に対して、深く追求するのは間違いだ。また、絶望のドン底に居る人に対して、それとは無関係な誰かの「苦労話」「不幸話」を引き合いに出して「頑張れ」と叱咤するのも、優しさが足りない。

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goo blog funamushi2 - 2006-06-16 23:04:05 コメント ( 19 ) | Trackback ( 0 )

コメント

こんばんは。 (スイレン)
2006-06-16 23:40:27
前々から少し拝見していたのですが、コメントは初めてです。
yukiさんのブログの記事から来ました。
はしごさんのコメントを読むとすごく不安になりました。
多分、yukiさんの記事にコメントをしている人たちははしごさんの怒りを煽ってその反応を楽しんでいるに過ぎないと思うのです・・・。
私はyukiさんの記事は好きだけど、好きでない記事もあります。
はしごさんの記事やコメントを読んで納得することもあれば納得できないこともあります。
yukiさんやその周りでコメントしている人たちは「考え方の違う人」とスルーできないでしょうか・・・?
でも、それが不可能だから、怒っているんですよね・・・。
はしごさんのネガティブな文章は(私にとって)すごく精神的ダメージを受けるので、
もうここには来ないと思いますが、
少しでも気持ちが楽になれる日がきたらいいですね・・・。

こんばんは。 (瑠璃)
2006-06-17 00:05:15
私もあちらのコメント欄読みました。で、先程はしごさんにメールを送らせていただきました(ちゃんと届いてると良いけど…)
上でスイレンさんも仰ってるように、考えの違う人なんだと割り切って、スルーして欲しいです。

スイレンさん、こんばんは。 (ゆがんだはしご)
2006-06-17 00:48:51
レスしても、「もう来ない」との事ですので、これを読んでるかどうか解りませんが・・一応お返事しておきます。
俺も、yukiさんの良い面も知っていますし、好きな記事も有ります。(実は、俺のブログにも数回足を運んでいただいて、コメントいただいた事もあります。
yukiさんの意見に賛同する方々は、おそらく既婚者であり、子供が居るのでしょう。愛のあるセックスに溺れる楽しみを知るからこそ、彼女の綴る感情的かつドラマティックな文章に素直に感動出来るのだと思います。
最後に、俺の事をお気遣いいただき、有難うございます。いつも暗い文章ばかりでは有りませんので、良ければまた覗いてみてください。

瑠璃さん、こんばんは。 (ゆがんだはしご)
2006-06-17 00:49:32
昨日はyukiさんのブログで長居してしまいました。(俺が一人で騒いでるだけで、馬鹿丸出しですが・・、、
こんな事をしても、俺の人生の何のプラスにも成らなくて、むしろマイナスだというのに、我ながら愚かな行為だなと苦笑いせざるを得ません。
これは、もう住む世界の違いですから、本来ならば互いに一切関わらない事が最善の策かもしれません。これからは、yukiさんのブログで怒りを感じる記事が有ったとしても、なるべくスルー出来るように心がけようと思います。(自信は有りませんが。
メール有難うございます。今から確認してお返事書きます。

Unknown (ののか)
2006-06-17 01:09:42
相変わらず、かっとばしてる(笑)
「女が子を産むものだ」という世間一般の「当たり前」の概念に追い詰められている女の気持ちを考えろと言うのであれば、「母親は子どもを愛するものだ」という世間一般の概念に追い詰められている人の気持ちも考えなくてはいけないかなと思った。
それでは。

ののかさん、こんばんは。 (ゆがんだはしご)
2006-06-17 02:51:10
その辺の心理は、俺には推測の域を超えません。が、「母親は子供を愛するものだ」という世間一般の概念よりも、「女は子を産むものだ」という概念の方が、よほど罪深いものだと思いませんか?
前者については、努力することによって如何様にも善処することが出来ます。が、後者については、どうにもならない事ですので、これは比較出来るレベルではないと思うのです。
俺は、「子供を愛したいけれど愛せない」などという甘えた考えは許しがたく思います。そのような我侭な女性が居るならば、その子供を今すぐ殺すなりすれば良いではないかと思うんですよ。その方が、子供に恵まれない世の女性方からすれば、余程、精神衛生上、救われると思いませんか?俺はそう思うんですよ。

ののかさんへ (ゆがんだはしご)
2006-06-17 03:01:52
感情的になりすぎてしまいました。
ののかさんに対して怒りをぶつけているわけでは有りませんので、適当にスルーして下さい。すみません。

Unknown (ののか)
2006-06-17 15:49:26
私がそういう「我侭な女性」になる可能性はあると思うな。
何がそれだけ女性を追い詰めるんだろうと思うし、そのとき夫などの近くにいる「男性」はその「追い詰められていること」に気付いているのかどうなのか。
自分のこどもを愛せないと自覚したとき、そういう気持ちを持つこと自体が許されないという認識は、さらに当人が追い詰められことになるんじゃないかということを思った。
こういうことを子どもを持たない私は、はしごたんの記事を読まなければ思わなかったわけで、いろいろ考えさせてもらいました。
それでは~。

補足 (ののか)
2006-06-17 16:04:02
子どもがいない人が、子どもがいる人に対して抱いてしまう感情も否定されてはならないと思うけれど。
いろんなことを思う人がいるということかな。

ののかさん、こんばんは。 (ゆがんだはしご)
2006-06-17 23:47:41
俺も、この記事については感情的に成ってしまいましたが。確かに、逃れられない状況が有るのだろうと思います。
「> 何がそれだけ女性を追い詰めるんだろう」については、
姑との確執・夫の理解の無さなどに追い詰められ、育児放棄する女性も居る事でしょう。
結婚したから・子供が居るからといって、必ず皆が幸せとは限らないですし。ですが中には、ただ遊びたいだけで、自由になりたいだけで、育児放棄してしまう我侭な女性も居るんじゃないかと思います。
「> 男性はその追い詰められていることに気付いているのか」については、
共働きの夫婦も増えましたから、女性の弱さに気付かず、対等な立場として扱ってしまう、世の男性方の ご都合主義なところも、女性を追い詰めているのかもしれませんね。専業主婦については、姑との確執が原因でしょうか。
ですが、如何なる理由があろうとも、子供を産み落とした限りは、血を吐くほど仕事に追われようとも、責任持って義務教育期間は面倒を見るようにしていただきたいものです。
それが出来ないのならば、後先考えず快楽を求めるだけの愚かな行為に走るのは慎むべきだと考えます。
世の中には、子供が欲しくても得られない人が多いというのに・・。有り難くも、この世に産まれ落ちた我が子すら可愛がれない・愛せない、などという、どこまでも自分の事しか考えていない人が増えてしまったのも問題だと思っています。

Unknown (SK)
2006-06-18 09:53:35
はしごさん
はしごさんには越えられないことでの苦しみがあるのでしょう。それはそういった経験のない私には想像がつかない。
しかし、越えたら越えたところでの苦しみがある。これは逆にはしごさんには想像できない。いや、想像くらいは出来るかもしれないがリアルには分からない。
子供を持てるという環境のみを感謝し、生んだからには血を吐いてでも育てろというはしごさんの言葉は間違っているとは思えない。しかし、子供を育てるということのリアルな苦しみがわからないままそれを声高に言っても伝わらない。
たとえばはしごさんは専業主婦について侮蔑的な書きぶりをするが、いったい専業主婦のどこが悪いのか? 私は男だがさっぱりわからない。私の妻も、育児が大変な時期は専業主婦だった。私より余程辛い仕事していたと思う。
はしごさんが自分の過去や内面を深く掘り下げた記事は人の心を打つ。はしごさんのエネルギーが他者への怒りへのみ消費されるのはもったいないくないですか。

SKさん、はじめまして。 (ゆがんだはしご)
2006-06-19 02:11:14
「子供を育てるということのリアルな苦しみがわからないままそれを声高に言っても伝わらない」
についてですが、
だからといって、客観的視点からでは何も語れないのだと言われてしまえば、もし今日・明日に近所の家で、子供を虐待するような母親が居たとしても、見過ごしてしまう可能性が有りますよね。
当事者でない者も、「我が子を愛せない母親達」に早期に気付く目を持つ必要があると思うんですよ。我が子を愛せない母は、虐待に走りますよね。だから、当事者以外は口出すな!という考えでは、見てみぬふりが美徳のような冷酷な世の中になって、虐待事件が後を絶たなくなるのではないかと危惧されます。
自分が、当事者ではないから何も語れないと口を閉ざすのではなく、思った通り言えばイイと思うんですよ。俺も、虐待についてアレコレ言う度に、通りすがりに「キモ」とかいろいろ言われてきますので、声高に言っても伝わりにくい事は承知の上で、あえて発言しています。それと専業主婦は、楽な仕事だと思います。辛いならば、辛いと思うほどガラガラと ようけ子供産むな!って話になりますよね(藁。
俺の記事を褒めて(?)いただいて有難うございます。くだらん感情論しか垂れ流せない無知で稚拙な文章だらけですが、自分の心に嘘だけは付かないようにブログ更新しています。

Unknown (ゆ)
2006-06-21 09:36:03
頭でっかちの理論詰めする人は人付き合いが苦手そう・・・
不妊治療の末やっと授かった子供、幸せで何が悪い?
不妊に悩む人が近くにいるかわからないのに人目を気にしておとなしくしろだと?外で子供と楽しそうにして何が悪い
不妊に悩んだ時期は中よさそうな家族を「いいな。うらやましいな」とは思えど逆恨みまですることはなかった
逆恨みするならばその人の人間性だろう
エゴグラムをやってみたまえ

Unknown (ゆがんだはしご)
2006-06-21 14:07:36
このブログで何もかも打ち明けるわけにはいかないから、そうゆう意見もあるのだろうが・・
俺の真実を知ったら、お前など、一言もしゃべれなくなるだろうよ・・

Unknown (ゆがんだはしご)
2006-06-21 14:13:34
不妊症に悩む者・治療する者と、
完全にその可能性を絶たれたものの苦しみを同列に語るな。
「たまえ」だと?いきなり偉そうに人を見下してんじゃねえよ。二度と来るな。

Unknown (ゆ)
2006-06-21 17:50:11
あんたは極論ばかりだ

Unknown (ゆがんだはしご)
2006-06-21 18:17:48
あんたこそ誰だよ。ゆっきーの信者か?
でも確かに、俺は思ったまま述べてるだけなので、極論になりやすいです。
子ども好きの人に嫌われてるという自覚は有ります。

初めまして (ユタカ)
2006-06-22 10:07:25
前からはしごさんの文章を読んでいました。そして、もうご存知かもしれませんが他のブログにあなたの文章の感想を書きました。僕はあなたの文章に強い息吹を感じます。
読んでいるうちに思ったのですが、相手の立場を考える、自粛するという考えは相手がまだ悩みの真っ最中であり、そしてまたできないことへの憧れとそれができないことへの憎しみで満たされている場合(無理なことを切望するのに似ている)においては必要なことだとも思えました。しかし、同じ悩みでもそれを受け入れ(簡単にはできませんが)、それを自分の物として愛しいとさえ思えるようになった相手には逆に自粛したり、立場での物の見方を推測することは、逆に失礼なことになるかもしれないと思えました。そこでは対等でいることこそが一番の尊重となるともとも思えます。
子供と親の関係の文章も、親の傲慢さを指摘する子供の傲慢さが見えてきます。親もまた子供の時期があったはず。多分はしごさんにはご理解いただけると思うのですが、エゴは永遠に美しくエゴから開く尊いものが沢山あるじゃないかと僕は思うのです。

ユタカさん、初めまして (ゆがんだはしご)
2006-06-23 15:46:15
いい加減なお返事はしたくないので、外で巡回はしてるのですが、レスが遅くなりました。
ユタカさんの名前は、巡回先のブログのあちこちで良く見かけるので知っていました。俺についての感想は・・えーと、どちらのブログだったのか教えていただけると助かるというか、是非読みたいのですが・・、、それはどのブログだったでしょうか?(汗。
ユタカさんが、えっけんさんのブログで はむはむさん関連の揉め事について言及してるコメントは興味持っていたのですが・・。あと弁償さんのところでも見かけました。何故かユタカさんのHNは印象に残ってました。
ユタカさんがおっしゃる意図を考えてみたのですが、
確かに俺のような特殊な事情を持ったブロガーに対しては、関わろうとする相手のブロガーも、普通以上に気を遣っているんだろうなあ、と感じています。
「無理な事を切望する」については、その通りですね。現状で、性的な行為が出来ないPTSDに悩む俺に、過度に希望語りをされることは、苦痛以外の何物でもありません。その辺りを理解してくれる人ならば、俺の生き様に対して言及する際にも、希望語りなどは自粛してくれるものだと思います。そして、こちらも、嗚呼解ってくれているな・・と相手に心を許すようになるのです。
弁償のyukiさんなどは、また別の思いやりの心を持つ人だと、つい最近気が付きました。ユタカさんが述べる「対等でいることこそが一番の尊重」は、正にyukiさんの思いやりの心に通じる部分があると思います。
エゴについてですが、ネット上は心と心の繋がりだけが全てですから、だからこそエゴを出して、ありのままの自分で有り続ける事が大事なのだと思います。万人に好かれようなどと、無難な路線を選んでエゴを殺しても、本当の付き合いは出来ません。だから俺は、本当に心通い合う友を求めて、このブログ上で有りのままの姿を曝け出しています。


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